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少年(1969)

1969年【日】 上映時間:97分
ドラマ犯罪もの実話ものロードムービー
[ショウネン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-07-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(1969-07-26)


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監督大島渚
助監督小笠原清
キャスト渡辺文雄(男優)
小山明子(女優)
脚本田村孟
音楽林光
撮影仙元誠三
吉岡康弘
製作中島正幸
ATG
配給ATG
美術戸田重昌
編集浦岡敬一
録音西崎英雄
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3.強い者が弱い者を虐待・搾取し、虐待・搾取された者は自分より弱い者を虐待・搾取し…。延々と繰り返されるこの関係性が《権力》の構図だとするなら、その最底辺に「少年」がいる。

親に「当り屋」を強要され、逃げ出して故郷の祖母のところへ行こうにもお金がなくなり、見知らぬ町でひとりぼっちで泣く少年。自分が稼いだお金なのに、父親から「好きなものを食え」と言われても一番安いメニューをおずおずと選ぶ少年。いじめられている子に声をかけようとしたら、その子に、大切にしていたジャイアンツの野球帽を泥水に叩き付けられた少年。幼い弟に、「いつかアンドロメダ星人がやって来て、ぼくたちを地球から連れていってくれるんだ」と何度も何度も語りつづける少年。…

大島監督がこの作品に託した「国家」と「権力」という観念的なテーマ以上に、あまりにも理不尽な“受難”を受け続ける少年の心の痛みが、見る者の心にも突き刺さる。それは「いじめ」や親の虐待といった、今日なお切実な問題をぼくたちの前に突きつけてくるだろう。が、何よりもこの少年のつらさや悲しみの深さが(↓の方も書かれている通り、少年を演じる子役のあの眼差し…)、ストレートにぼくたちの心を撃つことで、単なる「問題提起」だけではない切実さを与えるのだ。

ぼくは見るたび、この映画の中の少年に涙する。しかし、それは決して同情や憐憫からじゃない。この映画を見ている間、ぼくは「少年」そのものになっている。そう、あの少年は「ぼく自身」だ。だから少年が泣く時、ぼくも泣く。少年がこの世界に押しつぶされそうになるのをひとりで耐えている時、彼の代わりにぼくが涙を流す。…『少年』は、ぼく自身の「物語」となるのだ。
それは、たぶん、間違いなく、あなたにとっても。 やましんの巻さん 10点(2004-07-21 20:27:23)(良:1票)

2.↓のレビューを見て映画を見た。そしてレビューを書こうと思ったら↓の人の名前がイカスのに気が付いたので、それを引き立てるので終わろうと思う。一生懸命文章考えてたのに「まあいいや」ってなってしまったんだからしょうがない。 セクシーさん 10点(2003-10-30 03:59:14)(良:1票) (笑:1票)

1.四国からなんと日本最北端の地・宗谷岬までオールロケが圧巻。当時ATG1000万円予算システムで製作されたが、メインキャストの家族四人とスタッフは手弁当で参加した。大島のイデオロギッシュな慟哭と映像が形而上学的な昇華を見せた奇跡的な作品。少年・阿部哲夫の存在感、林光の音楽、そしてシネマスコープに描ききられた鮮烈なカラーが悲しくも凛としたこの傑作を支えている。間違いなく大島渚の最高作。 マス角栄さん 10点(2003-05-07 10:04:40)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 8.00点
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518.33% line
6216.67% line
700.00% line
8541.67% line
918.33% line
10325.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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