みんなのシネマレビュー

イキガミ

2008年【日】 上映時間:133分
ドラマサスペンスSF漫画の映画化
[イキガミ]
新規登録(2008-09-24)【西川家】さん
タイトル情報更新(2024-03-30)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-09-27)


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監督瀧本智行
キャスト松田翔太(男優)藤本賢吾
劇団ひとり(男優)島田
塚本高史(男優)森尾秀和
山田孝之(男優)飯塚さとし
成海璃子(女優)飯塚さくら
金井勇太(男優)田辺翼
佐野和真(男優)滝沢直樹
井川遥(女優)近藤医師
笹野高史(男優)石井課長
ヒロシ(男優)滝沢信利
塩見三省(男優)滝沢信利
柄本明(男優)参事官
風吹ジュン(女優)滝沢和子
山田明郷(男優)
諏訪太朗(男優)
徳井優(男優)神波
北見敏之(男優)
山崎裕太(男優)達彦
緒方明(男優)
でんでん(男優)
りりィ(女優)田辺美奈子
角替和枝(女優)
江口のりこ(女優)
飯田基祐(男優)
松尾諭(男優)
鈴之助(男優)
深澤嵐(男優)
阿部亮平[1980年生](男優)交番の警官
脚本瀧本智行
八津弘幸
音楽石川光(音楽プロデューサー)
作詞石川光「MEANING」
編曲小林武史「みちしるべ」
撮影柴主高秀
上野彰吾(Bキャメラ撮影)
製作亀井修
島谷能成(共同製作)
市川南〔製作〕(映画「イキガミ」製作委員会)
山内章弘(映画「イキガミ」製作委員会)
東宝
小学館
TBS
毎日放送
WOWOW
プロデューサー濱名一哉(エグゼクティヴプロデューサー)
配給東宝
美術矢内京子
編集高橋信之〔編集〕
照明蒔苗友一郎(照明応援)
あらすじ
小学校にあがった子供たちは全員、ある注射を打たれる。そしてその注射の1000本に1本には、特殊なナノカプセルが仕込まれている。国家繁栄維持法という法律にもとづいて行われている行事なのだが・・。

コウモリ】さん(2012-01-09)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(4点検索)】

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1


8.《ネタバレ》 原作はヒューマニズムの押し売りと暑苦しい絵柄に辟易して、1巻途中でギブアップ。映画は原作よりは観易かったです。後半、盲目の妹をいたわるデキの悪いお兄ちゃんを熱演する山田孝之に感心。話はベタベタだけど、見入ってましたね。でも、それも局地的なショートストーリーとしての見応えであって、総体的に考えると納得できない映画でした。話は前後するけど、18歳から24歳までの間に1000人に1人が死ぬというイキガミのルールが根本的に変だろう。まず、1000人に1人が無作為に死ぬことは、不慮の交通事故などと同義に受容されると思う。それによって、命の意義を尊重する精神が芽生えるとは思えない。さらに、社会的なシステムで殺される不条理は、病気や交通事故の比では無いはずで、それによって起こる混乱の方が絶対に重篤。もし自分にイキガミが届いたら八つ当たりで核兵器のスイッチを押しちゃうね。この制度の弱点を人道的視点から匂わせていたけれど、それ以前にこんな制度で社会の生産性が上がる訳が無い。本来はストーリーが成立しない破綻した設定と考える。原作者は何か勘違いをしていないだろうか。少数の犠牲を許すのであれば、命のリミットを24時間ではなく3年後に設定するとか、24歳から30歳の間に何らかの成果をあげないと殺されるとか、効果がありそうなシステムは作ることは可能だけど、今作はお話を劇的にするためだけの24時間で、世界観と切り離された場所で孤立した感動を押しつけられているような印象です。自分はこの映画からは限りある命の意義を感じません。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-10-15 22:42:22)(良:1票)

7.《ネタバレ》 期待して観に行ったのですが、設定とそれに伴う演出が緩くて、きっちりとした世界観が構築されないまま紋切り型の感動話がダラダラと続くので、辟易として鑑賞しました。 体制を批判したり、ナノカプセルの接種を拒んだだけで拉致され、思想を矯正されてしまうという恐ろしい世の中にあって、繁華街の真ん中で、路上ライブでのんきに青春を謳歌できてしまうという不思議。 小学校入学時から、宝くじに当たるより遥かに高い確率でイキガミが来るのが分かっているのにもかかわらず、人々の心に確実に根差しているはずの恐怖や怒り、来るかもしれない「その時」に対するそれぞれの覚悟の描写がないというのは足りないし、独自の制度の下はぐくまれてきた親子や家族の関係など、この設定ならではの描くべきことが沢山あるはずなのに、最早選ばれてしまった青年と家族の「可哀相なドラマ」にストーリーがシフトしてしまうので、設定を念頭に置いて丁寧に編みこまれた作品というよりは、ただ感動話を設定の器にはめ込んで、手っ取り早くプレスして作った「缶詰」のような作品なんだなと思いました。 あの強硬な体制における配達人のエモーショナルな立場も、何かちぐはぐでなじめないし、選挙制度のある世の中で、あの狂った法律がまかり通っている理由も説得力に欠けていました。 ・・・結局のところ単なる安いメロドラマとしか思えませんでした。 Berettaさん [映画館(邦画)] 4点(2008-10-03 14:00:59)(良:1票)

6.《ネタバレ》 国家繁栄維持法によりイキガミが届いた者はこの世から消えなければならない。
特殊な設定で感動的なストーリーのはずなのに、なぜだかインパクトがない。
赤紙をもらって特攻で散っていった若者のドラマの中には心揺さぶられて涙を禁じえない作品もあるが、この映画には心を揺さぶられることもなくあまり感情移入ができなかった。 飛鳥さん [インターネット(邦画)] 4点(2019-07-03 21:31:01)

5.話の内容は悪くないと思う。お涙頂戴ものは嫌いではなく
普通なら号泣物なのでしょうけど・・・。自分の頭が固いのでしょうか。
そもそも、この物語の土台となる国家繁栄維持法と言う設定がありえないので。
どうしてもストーリーに集中出来なかった。
国家の繁栄の為と言う前提とイキガミは赤紙とかけているのだろうと思いますが
戦争ならば、命をかけて国を守ると言う前提に敵や脅威があり
やりたくなくともやらなければ、自分の大切な人を守れないという前提がありますが
この物語の国家繁栄維持法には、そういった必要性を担保する前提が無いので
どうしても全てが無意味に感じてしまう。そう思わせた時点で
その上にどんなに良いストーリーを載せようが、どこか陳腐に思えてしまいます。 デミトリさん [DVD(邦画)] 4点(2016-12-02 09:55:18)

4.《ネタバレ》  劇場で見た時には、おいおい泣きました。そりゃあ、泣きますよ。余命を宣告されて、精一杯に生きようとする若者や、妹に角膜を提供する兄の物語など、見せられたら。しかし、よくよく考えてみると、不治の病によって余命あと何ヶ月、とかいうよくある感じの物語とそんなには差はないような気がして、ずっと気になっていた。
 この映画は、この異常な法律とその考え方について、ごく控えめに将来において法律をなくすと、語るだけで、そのほとんどの時間を使って、余命宣告された人たちの感涙物語を一所懸命に語る。その物語に涙して「感動した。泣いた。命の素晴らしさを見た。」という私のような観客は、実は物語中の女議員候補者の言う、国繁法支持者の視点と同じである。観客を巻き込んだこういう構造を、観客自身に突き付けているとしたら、そこにこそ映画のメッセージがあるとしたら、これは実に毒のあるすごい映画だと思う。が、多分違うんだろうなあ。
Tolbieさん [地上波(邦画)] 4点(2012-01-02 14:05:42)

3.演技・演出ともちょっと残念な感じ。エピソードをもっと絞った方がいいのかも。 nojiさん [地上波(邦画)] 4点(2011-02-22 20:16:50)

2.原作未読。私には受け入れ難いストーリーでした。原作を知らないからなのか、物語の前提に全く理解が得られない。よって突然、死を宣告される人々のテレビドラマ風エピソードのオムニバスに成り下がっている。金が無いのかもしれないが、各セットがしょぼすぎる、設定に無理があるのだからリアリティのあるものを見せないと・・・あんなに暗いデスクじゃ仕事できません、廊下のシーンも事務系の職場なのに人多すぎ。突っ込みどころが多いけど、まあ退屈はしないし、がんばってはいると思う。次の作品に期待します。 カーヴさん [DVD(邦画)] 4点(2009-07-21 11:04:25)

1.《ネタバレ》 最初のエピソードは普通にいい話でしたが全体的に時間が長く感じました。 osamuraiさん [映画館(邦画)] 4点(2008-10-13 18:03:34)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 5.76点
000.00% line
112.44% line
200.00% line
312.44% line
4819.51% line
5819.51% line
6921.95% line
7819.51% line
8512.20% line
900.00% line
1012.44% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

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