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アクト・オブ・キリング

(殺人という行為)
The Act of Killing
2012年【デンマーク・ノルウェー・英】 上映時間:121分
ドキュメンタリー
[アクトオブキリング]
新規登録(2014-04-16)【ヒナタカ】さん
タイトル情報更新(2014-08-17)【+】さん
公開開始日(2014-04-12)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョシュア・オッペンハイマー〔監督〕
製作ジョシュア・オッペンハイマー〔監督〕(共同製作)
製作総指揮ヴェルナー・ヘルツォーク
配給トランスフォーマー
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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1.《ネタバレ》 インドネシアのコイサンマンと言った風情のギャングの親分アンワルと、インドネシアの安岡力也みたいな風貌の側近ヘルマン、この二人のコンビが放つ禍々しさは強烈。彼らは民兵団の一員として、スカルノ大統領失脚の一因となったクーデター未遂事件の後に共産党員やその華僑を一説では100万人以上殺害した事件に参加して殺しまくったわけです。彼らは別に狂信的な国粋主義者というわけじゃなく単なるヤクザかチンピラの類で利益のため愉しんで殺戮を繰り広げたわけですが、その民兵組織が未だに一大勢力として政界に影響力を持っているということにインドネシアという国の闇の深さが窺えます。 この映画に限らずドキュメンタリー映画に付きまとうのは、「どこまでが素でどこが演技か?」という拭い難い疑問です。私が疑問に思ったのは当初はまるで子供のときの悪戯を回想するかのように自身が犯した殺人について笑みを浮かべて語っていたアンワルが、後半になって妙に哲学的ともとれる自省を口にするようになってくるところです。どう見てもこの人は粗野の極致でそんな教養的な思考ができるとは思えないんですけどね。したがって私はここらあたりとラストのゲロ吐きは台本にしたがった演技だと解します。 しょうじき言って私がこの虐殺よりも衝撃だったのは、庶民を含めた現代のインドネシア社会の実情でした。中央の大臣も地方知事も完全にごろつきの集団である民兵組織とズブズブの関係。側近ヘルマンがさらなる利権を獲得すべく選挙に立候補したこと自体がもう冗談かと思いましたが、選挙運動すると住民たちは悪びれもせずにカネを要求してくる。もっと驚かされたのはアンワルたちが公共放送にTV出演して当時の虐殺をまるで武勇伝みたいに自慢げに語るところ、それを女性キャスターが笑いながら聞いている。もっともこの虐殺事件はインドネシアでもタブーとされているそうだし、いくらなんでもTVで取り上げられるというのはあり得ない気もしますので、これはフェイクだったのかもしれません。そうなるとどこまでが“実”でどこからが“虚”なのか悩まされてしまいます。 『ゆきゆきて神軍』ほどではないにしろ、かなり後味の悪い映画であることは確かです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-27 22:34:09)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.31点
017.69% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
417.69% line
517.69% line
6215.38% line
7430.77% line
8323.08% line
917.69% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 1.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2013年 86回
ドキュメンタリー長編賞ジョシュア・オッペンハイマー〔監督〕候補(ノミネート) 

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