みんなのシネマレビュー

怪竜大決戦

1966年【日】 上映時間:85分
時代劇特撮もの
[カイリュウダイケッセン]
新規登録(2004-06-07)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2013-01-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(1966-12-21)


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監督山内鉄也
キャスト松方弘樹(男優)自雷也
金子信雄(男優)蟇道人
林真一郎(男優)尾形左馬亮
天津敏(男優)結城大乗
楠本健二(男優)地平
小田部通麿(男優)法内
原泉(女優)蜘蛛婆
国一太郎(男優)
原健策(男優)善兵衛
河村満和(男優)武者
千葉敏郎(男優)百々兵衛
池田謙治(男優)
岡田千代(女優)
岩尾正隆(男優)鬼堂
宍戸大全(男優)一貫斎
木谷邦臣(男優)道念
福本清三(男優)忍者
大友柳太朗(男優)大蛇丸
音楽津島利章
撮影わし尾元也
赤塚滋
企画岡田茂〔東映〕
配給東映
編集神田忠男
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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1.《ネタバレ》 忍者物の時代劇という位置付けなのかも知れないが、自分としては幼少時に見た怪獣図鑑に載っていたので特撮怪獣映画の扱いとなる。着ぐるみについてはそれなりだが城のミニチュアにはなかなか力が入っており、建築物の倒壊時にはそれ自体が重量をもった木造建築が倒れる感じがうまく出ていた。また個別の場面としては、何といっても塀の上からカエルが黙って覗いていたのがいい出来である。
それから映画の前半で、関門の通過に当たって主人公の正体を隠すため、同行者が難癖つけて打擲してみせる場面はまことに古典的な趣向で時代劇らしいが、この話はすでに「義経記」に載っているので、下手をするとここの門番にもネタがばれてしまう恐れがあったわけである。

ところで唖然としたのはラストの締め方である。自雷也というキャラクターが一国の主として納まるはずがないのはその通りだろうが、それにしても統治の責任を放棄して愛人とともに去るというのは何といういい加減な筋書きであろうか。主人公を助けて死んだ親爺は、彼が近江国を正しく治めることに賭けたのではなかったのか。支配者がいなくなれば民衆はみな幸せ、という発想はあまりに安直で腰が抜けるような思いだった。
一方で登場人物としてはヒロイン役が非常に愛らしい(当時17歳くらい?)のだが、この女優のその後のイメージからすると素直に賞賛するのも憚られる。代わりに村娘を応援するかと思ったら早々に悪人に拉致されてしまい、早く助けないと手籠めにされてしまうのではと心配だったが結局ずっと放ったらかしのままだった。終盤で再登場はするものの、最後はまた放ったらかしになったのも変である。一時はダブルヒロインの重要人物にも見えていたにもかかわらず、この人はストーリー的にどういう位置付けだったのか結局よくわからない。
いずれにせよ最後に釈然としない印象を残す映画だったが、全体としてはまあ付き合い切れないというほどのものではないので、それなりの点数にはしておかなければならないという気はする。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2014-01-06 23:46:19)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.80点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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