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日本の黒い夏 冤罪

(日本の黒い夏 [冤enzai罪])
2000年【日】 上映時間:119分
ドラマ犯罪もの実話もの戯曲(舞台劇)の映画化
[ニッポンノクロイナツエンザイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2001-03-24)


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監督熊井啓
キャスト中井貴一(男優)笹野誠
寺尾聰(男優)神部俊夫
二木てるみ(女優)神部の妻
遠野凪子(女優)島尾エミ
細川直美(女優)花沢圭子(ハナケイ)
加藤隆之(男優)野田太郎(ノロ)
北村有起哉(男優)浅川浩司(コージ)
石橋蓮司(男優)吉田警部
梅野泰靖(男優)鈴木捜査一課長
北村和夫(男優)永田威雄
岩崎加根子(女優)古屋教授
平田満(男優)小田営業部長
藤村俊二(男優)藤島教授
根岸季衣(女優)大出女医
反田孝幸(男優)神部の長男
山崎美貴(女優)
白鳥哲(男優)
脚本熊井啓
音楽松村禎三
山本純ノ介(音楽補)
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
撮影沖村志宏(色彩計測)
製作日活
製作総指揮中村雅哉
配給日活
美術木村威夫
安宅紀史(美術補)
編集井上治
録音小川武(録音補)
照明矢部一男
その他吉川威史(キャスティング)
TBS(協力 TBS報道局)
朝日新聞社(協力)
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【クチコミ・感想(5点検索)】

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11.《ネタバレ》 松本サリン事件。第一通報者が疑われ、まるで犯人と決めつけるように過熱する報道の裏で一体何があったのか。 歴史に残る重大な事件を扱う社会派の作品として第三者の目を通すにしても、もっと徹底的に硬派な作品であってもよかったと思いますが、 その第三者の目をこの事件の背景を取材する高校生に置いたことで、想像していたよりもマイルドな作品となっていました。 それでも警察の捜査のあり方、それを伝える報道機関のあり方に対する問題提起としては十分であると思うし、 終盤に挿入される、事件当夜の再現も十分すぎるほどの凄味がありました。 警察の捜査の方向性や過熱する報道に一般市民や社会全体が流されていく。冤罪への流れが加速していく様も丁寧に描かれているのですが、 事件を振り返る地元テレビ局の面々と高校生との絡みと、事件当時の再現ドラマとの間に微妙な温度差が出来てしまっているのが残念なところです。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-11 19:28:31)

10.《ネタバレ》 なぜ高校生たちがテレビ局を取材するという形をとったか、わかる気がする。この事件は警察はもちろん、テレビ、新聞、雑誌、ラジオ等あらゆる媒体が起こした冤罪事件なので、糾弾すべきプロのジャーナリストを設定することができなかったのだろう。唯一声を大にして批判できるのは、次の時代を担う未成年者だ。しかし、俳優陣はそのため子供たち相手に噛み砕いた口調でセリフを投じなければならず、大人対子供という見苦しい葛藤になるなど、どうしても迫力がそがれ、倫理か道徳の授業素材のような作品になってしまったのでは。だからこそ、高校生を配慮する必要のなかったラストの事件の再現シーンは、監督の本領発揮で、鳥肌が立つほど恐ろしかった。ただ、真犯人が公表された瞬間、冤罪に関わったジャーナリストたちの血の気の引いた表情を生々しくアップで写して欲しかった。自分たちの使命やら信念やら、全てが覆されたに等しい瞬間。自分の声や姿が、公共放送にのって個人を犯人に仕立て上げてきた。それはビデオ録画されれば一般家庭ですら記録として簡単に残ってしまう。現場の人間にとっては相当な恐怖だったろうと思うのに、この作品ではその痛手が弱かったように感じる。「赤信号、皆で渡れば怖くない」ではすまされない。マスコミや簡単に煽られる世間一般ともに、強く恥じ入らなければならなかった事件なのだから。 tonyさん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-28 19:26:50)(良:1票)

9.地下鉄サリン事件当時、新宿に勤めてたので、これは怖かったなあ。内容は淡々と進んでいく感じで、ちょっと高校生が堂々とし過ぎかな。でも警察やマスコミの姿勢をよく表している。 nojiさん [地上波(邦画)] 5点(2009-08-03 08:51:12)

8.悪くはないが、何かたんないなぁ。 ジダンさん [DVD(吹替)] 5点(2008-04-15 18:56:58)

7.事実経過の概要はある程度多くの人が知っている対象であるわけですから、きっと綿密な取材と検証を経た濃密な再現と解釈が提示されるのだろうと期待していたら、いきなり冒頭の高校生の語りでずっこけました。この作品を見る人の視点がこの高校生であることは誰でも分かる当然の前提であって、何でそんなことをわざわざ作中に盛り込まないといけないのかなあ・・・。現に、寺尾聰や石橋蓮司がどれだけ頑張っても、現在の取材シーンがずかずか入り込んでくることによって、作品の緊張感は容赦なくぶったぎられますし、当時の生の状況など伝わりようがありません。まあ、好意的に考えると、全部を再現にしてしまうと、映画表現としてのデフォルメは避けようがないとの判断で、あえて「確実に事実と確定できる部分」に絞ったのかもしれませんが。もっとも、こういったことを映像記録として残すことは重要ですし、志や目的意識の高さは評価すべきと思いますので、この点数。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-01-04 17:48:04)(良:1票)

6.1回しか見ていないのに印象深くて頭に残っている映画。この映画を見るまで事件の当時はまだまだ子供でこの事を知らなかったので勉強になったし冤罪の恐ろしさを感じることができた。警察の決めつけ捜査も恐ろしいが、メディアの身勝手な報道のほうも恐ろしいと思った。テレビの力は強くて大抵の人はニュースでやっていることは絶対本当だと思っているし、怪しい情報でも信じやすいと思う。とにかく冤罪は恐ろしいと思う。本当に何もやっていなくても人生がめちゃくちゃになってしまうし、周りからは疑いの目で見られそうだ。警察やメディアは自らの持つ力の大きさに自覚を持ち職務にあたってほしいと思う。この映画の持つ意義は大きいと思う。でも自分はこういう映画は得意ではないし後味が良くないので5点をつけた。 スワローマンさん [映画館(邦画)] 5点(2006-05-11 22:56:21)

5.使命感に燃えるジャーナリストか、権力へ怒りの声を上げる市民としては一流かもしれませんが、熊井啓という人は昔っから脚本家や映画監督としては二流だと思う。オリンピックでさえも「参加するだけじゃ意義が無い」と考えられてる時勢に、映画なんか作っただけじゃ当然の如く意義など見出せる筈もない。流石に昔の作品とは違って、再現部分の臨場感は思った以上の出来でしたけど、全てをスポイルしてしまうのが芝居部分。台詞や演出が酷すぎるから、芝居だってこうならざるを得ない。また、教育ビデオのBGMみたいな音楽も安すぎる。DNA鑑定の時代にお粗末な捜査しか出来ない所轄警察同様、本作の製作サイドも負けず劣らず時代遅れだと思う。そういうことで、告発を続ける心意気に+1点して、5点献上。 sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-03 00:06:50)

4.ドキュメンタリーとして作った方が色々な意味で良かったと思う。 PADさん 5点(2004-10-08 17:33:36)

3.このテーマはドキュメンタリーで撮るべきだと思いました。もったいない…。 hayakawadotcomさん [ビデオ(字幕)] 5点(2004-02-10 01:40:12)

2.悪くはないがドキュメンタリーではなく敢えて映画にする程の意義は感じられなかった。 pied-piperさん 5点(2003-10-27 18:26:36)

1.文部科学省推薦って感じしてますねえ。ただ当時の河野氏に対するマスコミの犯人扱いのような報道、参考人なのにやりすぎではと思いました。こうした事実をしっかり伝える義務はあるので点はあまめに。 亜流派 十五郎さん 5点(2003-05-12 22:36:20)

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【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 6.29点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
337.89% line
437.89% line
51128.95% line
6513.16% line
737.89% line
8821.05% line
925.26% line
1037.89% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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