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アンナ・カレニナ(1935)

Anna Karenina
(グレタ・ガルボの アンナ・カレーニナ)
1935年【米】 上映時間:95分
ドラマモノクロ映画リメイクロマンス小説の映画化
[アンナカレニナ]
新規登録(2011-05-09)【ESPERANZA】さん
タイトル情報更新(2012-07-29)【ESPERANZA】さん


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監督クラレンス・ブラウン
キャストグレタ・ガルボ(女優)アンナ・カレニナ
フレデリック・マーチ(男優)ヴロンスキー
モーリン・オサリヴァン(女優)キティ
ベイジル・ラスボーン(男優)カレーニン
メイ・ロブソン(女優)ヴロンスキーの母
レジナルド・オーウェン(男優)スティーヴァ
ジーノ・コラード(男優)(ノンクレジット)
レジナルド・デニー(男優)ヤシュヴィン
原作レフ・トルストイ
音楽ハーバート・ストサート
撮影ウィリアム・H・ダニエルズ
制作デヴィッド・O・セルズニック
美術セドリック・ギボンズ
エドウィン・B・ウィリス美術監督補
編集ロバート・カーン[編集]
録音ダグラス・シアラー
あらすじ
兄スティーヴァ夫婦の諍い調停にやってきたアンナ・カレーニナは、モスクワ駅でヴロンスキーと運命的な出会いをする。アンナは兄嫁のドリイを説得し兄と仲直りさせたあと、舞踏会でヴロンスキーと再会したのだが・・・。 名高いトルストイの長編「アンナ・カレーニナ」の映画化であり、サイレント時代に出演したガルボがトーキーで再びヒロインを演じる。

ESPERANZA】さん(2011-06-28)
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2.自分の心に正直であるためなら世間の倫理から外れるのも厭わないと結ばれた二人。重荷を背負うのも代償を払うのも厭わない覚悟がアンナにあったのか疑わしく、ヴロンスキーに至っては覚悟の「か」の字もない青臭い口だけ男でした(この男は何歳の設定だったのか?)アンナの末路に、憐れさを覚える一方で、ラストのヴロンスキーの薄っぺらい台詞を聞くにつけ、選ぶ相手を間違えた自業自得さを感じました。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-02 16:02:32)

1.《ネタバレ》 アンナ(A)は夫カレーニン(K)、息子セルゲイ(S)と平穏に暮らしていた。軍人ヴロンスキー(V)がAに一目惚れ、人妻と知っても恋の炎は消えない。当惑していたAもいつしかVの愛情にほだされ、Aを愛していることを告白する。二人の関係は噂になり、最初は気にもかけなかったKだが、落馬したVを気遣うAを見て不貞を確信する。Kは妻を責めるが、妻の気持ちは変わらない。かえって仕事と世間体ばかり気にする夫を責める始末。二人の間にもともと愛情はなかったのだ。怒った夫は離婚は許さず、家を追い出し、息子に合わせないという。一方Vは将軍からこれ以上醜聞が続くと退役させるとの警告を受ける。Vは軍隊より愛を選び自主退役する。AとVは欧州へ旅行に出かける。自由と心の解放を感じていたAだったが、Sのことを考えると憐れでならない。二人は帰国する。AはSに会うが、Kに見つかり、出入り禁止となる。二人は社交界から締め出されていたが、Aが勝気なところをみせ、堂々と二人でオペラに出かける。Vは無為の暮らしに不満を覚え、義勇軍に参加し軍隊復帰する。それを聞いたAはVの心が自分から離れてしまったとのを嘆き自殺する。今は天国で安らいでいるだろうと慰める共に、「誰が知るだろうか」と自問する。
◆Aの兄嫁の妹キチィはVとの結婚を夢みていた。しかしVがAに恋してしまったので、地方地主リョーヴィンの求愛を受ける。
◆Aの兄スティーヴァは妻を愛しているが、女遊びがやめられない。妻を愛することと、愛人を愛することは別の事だと信じている。スティーヴァの妻は半ばあきらめ、泣き寝入りの日々を送っている。
【感想】原作では恋のため不貞を犯し悲劇的な死を迎えたAと望まぬ結婚をしたが子供に恵まれ幸福に暮らすキティを対比して描く。そして不倫は罪だが、享楽にふける世間(貴族)にAを責めることができるのかを問う。表情や感情表現に乏しい女優のせいで物語は盛り上がりもなく、淡々と進む。AがVの子供を産み、Vが苦しんで自殺を図るなどの挿話を省略しているのも響いている。Vは真実の恋を見つけたと信じ、Aもそう信じた。二人は世間体を気にせず、自分達の気持ちに正直に生きようと誓った。恋の炎を燃え上がらせる二人。だがそれは様々な苦悩を生み出す源泉ともなった。やがて二人の心は離れ、Aは自殺、Vも戦場へ赴く。そういった壮大なドラマの一端しか窺えない。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-23 16:11:22)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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