みんなのシネマレビュー

全身小説家

1994年【日】 上映時間:137分
医学ものドキュメンタリー伝記もの
[ゼンシンショウセツカ]
新規登録(2004-07-04)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2021-03-08)【イニシャルK】さん


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監督原一男
出演井上光晴
瀬戸内寂聴
野間宏
撮影原一男
配給ユーロスペース
美術竹内公一
木村威夫(イメージ・デザイン)
編集鍋島惇
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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2.《ネタバレ》 原さんの映画っていうのは本当に印象が強い、、、。彼の作品はどれも、見てから結構経つのに、いつまでも頭の断片にこびりついている。この「全身小説家」だと例の手術シーンが忘れられない。本人はOKしたんだろうけど、病院の方もよくまぁ許可したもんだなと感心する。井上光晴という作家を私は知りませんでしたが、彼を知らなくてもそれなりに興味深く見れる一本になってます。 あろえりーなさん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-10-26 00:07:39)

1.私は井上光晴という作家を全く知らないし、もちろん著作も読んだことがなく、世評すら聞いたことがありません。この映画で描かれる井上氏は、常に取り巻きに囲まれ、知人には呆れられ、そして自らの経歴を嘘で固めてる器の小さな男。「全身小説家」というタイトルも、全身全霊をかけて小説を執筆するという意味もあるんでしょうが、それ以上に、自らをフィクションで粉飾していることからきている。普通なら癌を宣告された作家の闘病記的な作品になりそうなものを、本作はまるで彼の嘘を暴いていくミステリー映画の様。ドキュメンタリーなのに唐突に挿入される作られた再現映像は、井上氏の嘘をフィクションで表現した原一男の意趣返し。「死者に鞭打つ作品」という評もありますが、だからこそこの映画は面白い、6点献上。 sayzinさん 6点(2005-03-12 00:07:26)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.80点
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