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ハナ子さん

1943年【日】 上映時間:71分
ミュージカルモノクロ映画
[ハナコサン]
新規登録(2003-12-13)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2011-10-02)【イニシャルK】さん


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監督マキノ正博
演出本木荘二郎(演出助手)
キャスト轟夕起子(女優)
山本礼三郎(男優)
嵯峨善兵(男優)
山根寿子(女優)
高峰秀子(女優)
英百合子(女優)
田中筆子(女優)
伊達里子(女優)
中村彰(男優)
小島洋々(男優)
伊藤智子(女優)
加藤欣子(女優)
南里金春(男優)
灰田勝彦(男優)
音楽鈴木静一
作詞佐伯孝夫「丘の青い鳥」
作曲鈴木静一「お使いは自転車に乗って」/「楽しい我が家」/「丘の青い鳥」
主題歌轟夕起子「お使いは自転車に乗って」
製作東宝
配給東宝
照明西川鶴三
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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1.《ネタバレ》 つい先日亡くなられた落語家・川柳川柳師のそれこそ十八番(とゆーか師は、ほぼこの噺しか演らないという非常に稀有な落語家であった)、史上屈指の傑作(新作)落語『ガーコン』に因れば、戦中に広く歌われた「軍歌」の曲調とゆーのも、戦局に応じてまた変化していった…とのコトである。連戦連勝だった開戦当初は当然の如くに威勢の好かったものが、次第に負けが込んでゆくに連れて段々と重く暗くなってゆき…という次第だ。更にのち、終戦間際は逆に妙に暢気な曲ばかり流れていた…とゆーのも、師の言だったかは定かでないがコレも何処かで聞いたエピソードだったと記憶している。

徹頭徹尾明るく長閑で笑いの絶えない本作であるが、コレは上述における「余裕」を意味するものか、それとも既にして「末期的」様相を呈しておるものか、どちらであろうか。その意味でゆーと、私が常々思案しているとある事柄として、それこそ例えばホラー映画とゆーのが巷で繁盛している…てのは、逆説的にその社会が健全であることを意味しているというひとつの視点である。つまり、現実がホラー映画以上の「恐怖」と化してしまった人とゆーのは、ホラー映画なんか決して観に来たりはしないというコトなのだ。その視点からすればやはり、今作の底抜けの明るさとゆーのは(既に1943年初頭にして)コレも逆説的に当時の世相の暗さ・不健全さを如実に示している様に思えて仕方が無い…のであって、今作も中々、今だにただ楽しく観れるという作品ではないかな…とゆーのが率直なトコロではありますね。

しかし、一方で本作に描き込まれる家族の情景(或いはその「幸福」)というモノには、だからこその切実さ・真実味が確かに籠められている様にもまた思われるのですね。ラストなんかも、ハナ子が実際に泣いているシーンとゆーのはそれこそ検閲によってカットされてしまった…とのコトですが、それでも尚、ハナ子が実は泣いているという「事実」自体は、轟夕起子の演技を通じて確実に我々にもひしひしと伝わってくるのです。ひとつの「時代」を確かに投影した映画としては、本作もまた小さくない価値を立派に備えている、と言えるのではないかと思いますね。 Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-12-30 18:05:17)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.83点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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