みんなのシネマレビュー

濹東綺譚(1992)

1992年【日】 上映時間:116分
ドラマロマンス小説の映画化エロティック
[ボクトウキタン]
新規登録(2003-12-25)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2017-11-26)【イニシャルK】さん
公開開始日(1992-06-06)


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監督新藤兼人
キャスト津川雅彦(男優)永井荷風
墨田ユキ(女優)お雪
宮崎美子(女優)お久
佐藤慶(男優)鳥居坂署の刑事
井川比佐志(男優)菊地寛
浜村純(男優)鮫やのおじさん
上田耕一(男優)中年の男
戸浦六宏(男優)取り巻き
古田将士(男優)
河原崎長一郎(男優)竹さん
大森嘉之(男優)まさの息子・悟
原田大二郎(男優)永井素川
浅利香津代(女優)真砂の女将
安藤一夫(男優)
杉村春子(女優)荷風の母
乙羽信子(女優)まさ
河原崎次郎(男優)たかりの壮漢
原作永井荷風「濹東綺譚」「断腸亭日乗」
脚本新藤兼人
音楽林光
撮影三宅義行
製作多賀祥介
近代映画協会
プロデューサー新藤次郎
配給ATG
東宝
美術重田重盛
編集近藤光雄
録音武進
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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2.永井荷風の『濹東綺譚』の映画化かと思ったら、もおびっくり!えっちばっかりしやがって。まあいいんですけどね。小説の方は、永井荷風の投影と思しき主人公(だからといって必ずしも永井本人とイコールではないのだけど)の姿と、彼の書く小説の主人公の姿との、二重の構成によって描かれており、そこがクセモノなんですけれども、本作ではそういうヤヤコシイことをせずに、永井荷風を主人公に直接的に描いているのが、映画化にあたってのウマさと言えばウマさ。そして、原作に登場する「お雪」と、作中作に登場する女性「すみ子」との、両方のキャラを併せ持ったようなヒロインを今回演じている女優の名が「すみ田ユキ」というのが、これまたなかなか気が効いております。でもなあ。エロを描きたい気持ちはよ~くわかるが(笑)、ここではもっともっと、当時の風俗とか、“粋”とかいったものの表現に注力して欲しいのであった(確かに撮影セットは立派だったけど、それでも映画全体から受ける印象は、ちょっと、スケールが小さい気がしてしまう・・・)。ところで、映画に何度か登場する「ぬけられます」という電飾、なかなかユーモラスですが、ちゃんと原作にも登場しているのですね・・・。 鱗歌さん [地上波(邦画)] 6点(2008-03-23 09:38:43)

1.《ネタバレ》 永井荷風の半生がうまく描かれた良作。
最後の死に方が渋くてよい。 にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-15 11:48:13)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.43点
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