みんなのシネマレビュー

女相続人

The Heiress
1949年【米】 上映時間:115分
ドラマモノクロ映画ロマンス小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
[オンナソウゾクニン]
新規登録(2003-10-18)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2022-04-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(1950-11-21)


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監督ウィリアム・ワイラー
助監督チャールズ・C・コールマン
キャストオリヴィア・デ・ハヴィランド(女優)キャサリン・スローパー
モンゴメリー・クリフト(男優)モリス・タウンゼンド
ラルフ・リチャードソン(男優)オースティンン・スローパー医師
ミリアム・ホプキンス(女優)ラヴィニア・ペニマン
デヴィッド・サースビー(男優)ゲイアー
武藤礼子(日本語吹き替え版)
山内雅人(日本語吹き替え版)
千葉順二(日本語吹き替え版)
原作ヘンリー・ジェイムズ『ワシントン広場』
オーガスタス・ゲッツ(原作戯曲)
ルース・ゲッツ〔脚本〕(原作戯曲)
脚本オーガスタス・ゲッツ
ルース・ゲッツ〔脚本〕
音楽アーロン・コプランド
挿入曲モンゴメリー・クリフト"Plaisir d'amour (The Joys of Love)"
撮影レオ・トーヴァー
製作ウィリアム・ワイラー
パラマウント・ピクチャーズ
配給セントラル
特撮ゴードン・ジェニングス(特殊効果撮影)
美術ハリー・ホーナー(プロダクション・デザイン&美術監督)
ジョン・ミーハン〔美術・1902年生〕(美術監督)
エミール・クーリ(セット装飾)
衣装イーディス・ヘッド
ジャイル・スティール
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア
編集ウィリアム・ホーンベック
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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4.《ネタバレ》 父親はキャサリンを愛おしく思っていないのではないか? モリスはキャサリンを愛していないのではないか? 曖昧で確信が持てずモヤモヤが募ってゆく。顕になった二人の本心に居たたまれない思いが。なので再び訪れたモリスの言い草に「どのツラさげて会いにきた!」「ペラペラ喋るんじゃない! 嘘つき男が!」怒りでクラクラする。なのでキャサリンの「・・・・・三度目はこの家に入れない」には溜飲が下がった。傷ついた心を憎悪で癒やしてゆくかのような静かな面持ちが印象深い。オリヴィア・デ・ハヴィランドのオスカー受賞納得の名演。ミリアム・ホプキンスの立ち位置がよく分からなかったのが少し残念。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2020-09-13 04:40:04)

3.いろんな要素がたくさん詰まった、上質の映画でした。ロマンスであり、ミステリーであり、とてもシンプルな物語なのに、これほど話の先が気になる映画には、なかなかめぐり逢えません。O・デ・ハヴィランドは渾身の演技でした。ただ、少々年をとってしまってますね。「風と~」の頃にこの役をやっていたら、もっと栄えていたと思えました。 shoukanさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-01 18:59:47)

2.《ネタバレ》 「単純なものほどインパクトは大きい」を地で行くラストが実に強烈です。暗黒の地底から地上に戻ってくるかのような階段のカット(中盤の同様のアングルとの対比も)、そこに浮かぶヒロインの悪魔の笑み、扉をたたく男に容赦なく被さるエンドマーク。よく見ると、ヒロインは最後の会話で愛しているとも結婚するとも言っていません。恋愛前の行き遅れの表現も含め、オリヴィア・デ・ハヴィランドの功績によるところが大きいですね。また、それに至るさりげない心理戦の連続の描写も見事。 Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-18 01:15:30)

1.《ネタバレ》 オリビア・デ・ハヴェランドの顔が常に怖い。顔だけで無く、とにかく女性としての魅力ゼロに等しい、そんだけ巧い。そこに一見ナイスガイのモンティの歯の浮くようなアプローチ、父親や叔母だけでなく、鑑賞している自分も含めた全員が"ありえない"と突っ込み続けてしまう。正面切って反対している父親だけでなく、叔母もモンティの姉も、取り繕った言葉の節々に本音が見え隠れしてクライマックスだけで無く全編に残酷な人間模様が描かれている。特に亡き母親を含めた父娘の心理描写は見事。 よし坊さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-24 10:33:54)

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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.92点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.66点 Review3人
2 ストーリー評価 9.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.33点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review3人
5 感泣評価 9.66点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1949年 22回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞オリヴィア・デ・ハヴィランド受賞 
助演男優賞ラルフ・リチャードソン候補(ノミネート) 
監督賞ウィリアム・ワイラー候補(ノミネート) 
撮影賞レオ・トーヴァー候補(ノミネート)白黒
作曲賞(ドラマ)アーロン・コプランド受賞 
美術賞(白黒)エミール・クーリ受賞装置
美術賞(白黒)ハリー・ホーナー受賞 
美術賞(白黒)ジョン・ミーハン〔美術・1902年生〕受賞 
衣装デザイン賞(白黒)イーディス・ヘッド受賞 
衣装デザイン賞(白黒)ジャイル・スティール受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1949年 7回
主演女優賞(ドラマ部門)オリヴィア・デ・ハヴィランド受賞 
助演女優賞ミリアム・ホプキンス候補(ノミネート) 
監督賞ウィリアム・ワイラー候補(ノミネート) 

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