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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

2018年【日】 上映時間:120分
ドラマコメディ実話もの伝記もの小説の映画化
[コンナヨフケニバナナカヨイトシキジツワ]
新規登録(2018-11-03)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-04-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-12-28)


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監督前田哲
キャスト大泉洋(男優)鹿野靖明
高畑充希(女優)安堂美咲
三浦春馬(男優)田中久
萩原聖人(男優)高村大助
渡辺真起子(女優)前木貴子
宇野祥平(男優)塚田心平
韓英恵(女優)泉芳恵
古川琴音(女優)由美
竜雷太(男優)鹿野清
綾戸智恵(女優)鹿野光枝
佐藤浩市(男優)田中猛(友情出演)
原田美枝子(女優)野原博子
脚本橋本裕志
音楽富貴晴美
作詞新藤晴一「フラワー」
主題歌ポルノグラフィティ「フラワー」
撮影藤澤順一
製作木下直哉
松竹(製作幹事/「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会)
日本テレビ(製作幹事/「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会)
木下グループ(「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会)
読売テレビ(「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会)
ホリプロ(「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会)
読売新聞社(「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会)
配給松竹
特撮浅野秀二(VFXプロデューサー)
照明長田達也
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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8.《ネタバレ》 最近の傾向として実話の映画化の場合「事実は小説より奇なり」を地で行くような、想像以上に劇的な実話の映画化が多いような気がします。それに対してこの映画はそれほど劇的なことは起こりません。例えばありきたりな邦画なら、高畑充希演じる美咲が大泉洋演じる鹿野を好きになり(ここまではこの映画でもそうなる)最終的には結ばれるという展開になりますが、この映画では結ばれません。まあ、実際はこんなもんでしょう。でも全く飽きさせずに最後まで見させるだけの力はある作品です。一応クレジット的には大泉洋が主人公となっていますが、実際の主人公は高畑充希でしょう。彼女が演じる美咲の心境の変化がこの作品の縦軸になっています。介護を仕事にしている身としてはボランティアという無償で奉仕する人たちがいることに頭が下がります(余談ですが、ボランティアって本来は自分から志願することであって無償という意味はないんですけどね)。 MASSさん [映画館(邦画)] 7点(2019-01-12 02:32:01)(良:1票)

7.自分の喜怒哀楽と生理的欲求に素直に従う、もちろんそこにはマナーが不可欠ですが。
人生を享受するとはそういうことでは?障害者である主人公やヒロインよりも自分の感情を誤魔化している田中くんの生き方が一層そう感じさせてくれました。 ProPaceさん [地上波(邦画)] 7点(2021-01-14 21:08:06)

6.最初は、なんか嫌な感じの映画かな〜、と思ったが、印象はすぐに変わっていった。
なる程、いい作品だ、と言える。実話ベースということに最初は気が付かなかった。最後は予想通り(?)に感動させる。 simpleさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-05-17 17:35:47)

5.《ネタバレ》 原作の舞台が札幌ということもあり、大泉洋がネイティブの北海道弁を駆使し体当たりの演技を見せているし、美咲を演じる高畑充希がチャーミングで、演技力も冴えた作品となっている。

原作を映画化するために、ボランティアの中に田中くんと美咲というキャラクターを設定し、二人の恋愛と人間的成長を主軸に鹿野さんの恋心も絡めて展開しているのは、キャスティングや興業的観点から理解できるが、その分、鹿野さんとボランティア達との生の人間的な関わりが少し美化された印象になってしまったのは残念な気がする。
実際には鹿野さんの隠そうともしない生活への欲求と、それを戸惑いながらも受け入れるボランティア達の葛藤と人間的成長が原作の主題だったと思うので。

しかし、個人的には美咲と鹿野さんのラブシーン?は邦画史に残る名シーンと思えるくらい情感あふれる印象的なシーンだ。

筋ジストロフィーという重度の障害を抱えながらも自立生活を貫き、福祉のあり方に一石を投じた主人公が実名で登場し、「有名人になる」という夢を果たした作品であるとも言える。

講演会で鹿野さんは「思い切って人の助けを借りる勇気も必要なんだよね」と語り、ボランティア達には「僕と君たちとは対等なんだよ」と言い放ち、そのボランティアは主治医に「鹿野ボラをナメないでください」と胸を張る。

人は「人を助けることによって助けられる」という真理を、ここまで視覚化して教えてくれる題材も少ないと思わせてくれる作品だった。 田吾作さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-05-04 13:13:17)

4.《ネタバレ》 土曜の16:50からの回で、他に客も居ず嫁と2人ど真ん中のシートでワイワイ話しながら鑑賞(マナー良くない客)。
いきなり掴みから俺様かます鹿野さん(大泉洋)とキレる美咲(高畑充希)。まるでラブコメの王道じゃないか。
しかし状況としては生命予後的に極めてシリアス。教科書的には寿命20歳くらいまでのはず。だけど命を担保にして、ウンコを漏らしながらも自立を自由を人間らしさを求め人生を爆走する鹿野さん。…ふと思い起こせば三十数年前、人文法経済の合同校舎に貼り出されていたボランティア募集の文言にあった「私たちは何かしてもらったからって感謝はしない」「私たちは対等だ」云々、(うろ覚えだけど)インパクト強烈だった。おんもしろい募集だなぁ〜っとは思ったものの、当時バイトと麻雀と酒で忙しくて、ろくに講義に出る暇もなかった(まあバブル前の平均的な)学生のわたくし、スルーしてました。あれが障害者自立生活運動の走りだったんだなって今にして思う。語弊があるかもですが、「差別ハンターイ!」と連呼する市民団体の皆さんに車椅子を押してもらいながら行進することより、欲望全開で「バナナ食わなきゃ寝れねぇ〜」ってボランティア相手にわがままを通すこの生き方のほうが、反感買うだろうけど人の心揺さぶる。ただみんなが同じこと始めたら収拾つかない。大人しい羊の群れがいてこそ成り立つ。だから本当はもっと良いかたちがあるのかもです。
しかし美咲のキャラはちょっと古臭い感じがしたな(個人の感想です)。というか『おじさんが想像する理想の女の子』的な、なんか都合よく使われてる感じがしましたよっと。 ごりちんですさん [映画館(邦画)] 7点(2019-05-02 13:47:19)

3.原作を読んだ時には、こんな強気でわがままな障害者がいると驚いた記憶がある。映画ではその辺りはやや穏やかに描かれている感じ。主人公の魅力や性格があってこそ、この環境が成り立っていたのだと思うが、彼が訴えてきたことが後の介護保険制度に多少なりとも影響を与えていたんだろうな。大泉洋は疾患をうまくとらえていた。 nojiさん [映画館(邦画)] 7点(2019-03-03 21:20:02)

2.生きるって素晴らしい…ってありきたりな言葉だけでは表現出来ない。
生きるためには人の力が必要。愛する人が必要。夢が必要。
大泉洋演じる鹿野さんも魅力的だか、高畑充希演じる美咲のナチュラルな演技が良かった。
静かに泣けて、ほんわか笑える良作です。 tonaoさん [映画館(邦画)] 7点(2019-01-13 17:44:51)

1. タイトルにもある通り実話なんですよね。まさしく実話。その重みをずっしり感じる。
鹿野さんの生き方、ありようを無条件に肯定するのはいくつかためらいを感じるけど、そうかと言って小賢しい批判を加えるのにももっと躊躇を感じる。
まあ、冷静に評価するのは原作本を読んでからかな。
 でも、全く知らなかった一人の人の人生、しかもいろいろ考えさせる人生に出会えるのなら、全く見る気がなかった映画をいろんな事情で観ることも悪くはない。 rhforeverさん [映画館(邦画)] 7点(2019-01-01 10:47:17)

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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.21点
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100.00% line
200.00% line
314.17% line
414.17% line
5416.67% line
6729.17% line
7833.33% line
8312.50% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

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