みんなのシネマレビュー

ペーパー・チェイス

The Paper Chase
1973年【米】 上映時間:113分
ドラマ青春もの学園もの
[ペーパーチェイス]
新規登録(2003-11-26)【ドラえもん】さん
タイトル情報更新(2017-08-05)【S&S】さん
公開開始日(1974-03-09)


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監督ジェームズ・ブリッジス
キャストティモシー・ボトムズ(男優)ハート
リンゼイ・ワグナー(女優)スーザン
ジョン・ハウスマン(男優)キングスフィールド教授
グレアム・ベッケル(男優)フォード
ジェームズ・ノートン(1945年生まれ)(男優)ケビン
エドワード・ハーマン(男優)アンダーソン
レジーナ・バフ(女優)アシュレイ
レニー・ベイカー(男優)ウィリアム・モス
デヴィッド・クレノン(男優)
ブレア・ブラウン(女優)
脚本ジェームズ・ブリッジス
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
撮影ゴードン・ウィリス
レジナルド・H・モリス(カメラ・オペレーター)
配給20世紀フォックス
美術ジョージ・ジェンキンス(プロダクション・デザイン)
編集ウォルター・トンプソン
録音ラリー・ジョスト
ドナルド・O・ミッチェル
字幕翻訳清水俊二
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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4.《ネタバレ》 これを見たのは中学生の時。一番の印象は、大学生ってなんと勉強するのかという驚き。実際は、そうでもなかったが。 にけさん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-12 23:02:46)

3.《ネタバレ》 講義の初日からハイペース、ハイレベルの質疑応答が始まる。うはぁ~これはたまらん。いきなり血祭りにあげられたのが、主人公のハート。でもこの講義についていくための猛勉強の末、試験前、パニックになっている寮の中での質問攻めにあうハートは軽くそれに答えていくほどの実力がついてくる。噂に聞く、入学してからも大変と言うアメリカの大学(大学院?)生活が覗ける。図書館にもぐりこんで教授の学生の頃のノートを見たり、講義の質疑応答についていけない挫折感から自殺を図る友人がいたり、なんだかんだで勉強と教授の娘との交際を両立させちゃったり、とか色んなエピソードがあって、2時間退屈せず観られた。主人公のハート君はてっきり落ちこぼれるのだろうと思っていたが、A評価の優秀な成績をとっちゃう。ニューシネマには落ちこぼれ映画が多い中、これは珍しいサクセスストーリー。面白い!でも全部の法律を一人の教授(この人、変人なのか?偉人なのか?)が教えるのかなぁ。ハーバード大学の大学院ってそうなの?
トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-10-21 09:03:38)

2.《ネタバレ》 ひたすら勉強し続ける学生、そしてそれに精神的スパルタともいうべき試練を与え続ける教授(もっとも、彼にとっては「それが当然」で、特に厳しくしているつもりはないのだろうが)というだけの構成で映画を一本作ってしまっているのが凄い。こんな作品はほかにあるんでしょうか。いろいろな場面で、さりげない一言ですべてを表している教授の造形が見事。学生たちは描き分けができているとはいえないし、進行も平坦なようにも思えるが、この壮絶な世界を何もひねらずにそのまま対象としてしまった制作者の根性の前には許す。 Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-05 02:27:11)

1.《ネタバレ》 日本にも法科大学院が根付いてきました。なので、この映画の理解がしやすくなってきましたかね。この映画は、日本に法科大学院がなかった頃の公開だったため、ロースクールの基礎知識がない人に大量に誤解を生じさせました。というか、今でも誤解している人が多い映画です。これは「大学」ではなく「大学院」の映画です。この辺の予備知識がない人が、アメリカの普通の大学の様子がこうだと誤解しまくったのです。アメリカには、大学に「法学部」はありません。4年制の大学を卒業した人のみが、法科大学院というところで法律を学びます。だから、この映画の学生はみんな歳を食っていたんですね。しかもこの映画の舞台はハーバード・ロー・スクール(HLS)という、「世界で一番有名な法科大学院」。言うまでもなく、HLSは世界の英米法(コモンロー)では最高峰。ここで優秀な成績を収めれば、英米の法曹界のエリートになれるというものです。そういった大学院の内実を恋愛絡めて描こうとした意欲的な作品です。日本にはうまくあてはまるものはないんですが、あえて言えば、東大ローで予備試験に在籍合格を目指すようなものです。だから、普通のアメリカの大学の物語ではないんですよ。
これはアメリカではかなり好評だったらしく、テレビ・シリーズにまでなりました。好評を博しただけに、勉強の映画でありながら、迫力もありスピード感もあって引き込まれ度は高いです。ソクラテスメソッドのやり方や細かいところで「あれ?」と思うところもあるし、One Lなのに、恋愛を絡めた描写などは非現実的かなと思いますが、演技もなかなかしっかりしています。また舞台となるHLSの建物や周辺の情景描写などは美しく、それだけでも楽しめます。「ある愛の詩」と同じキャンパスを舞台にしていますので、比べてみるのも一興です。
なお、「推定無罪」などの原作者スコット・タローが「ONE L」という本を出しています(邦訳は早川文庫)。スコット・タローが実際にHLSに入学して経験した最初の1年を描いてますので、この映画の背景を知るためには最適です。 えんでばーさん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-13 20:34:11)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.08点
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300.00% line
4325.00% line
518.33% line
6216.67% line
7433.33% line
8216.67% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1973年 46回
助演男優賞ジョン・ハウスマン受賞 
音響賞ラリー・ジョスト候補(ノミネート) 
音響賞ドナルド・O・ミッチェル候補(ノミネート) 
脚色賞ジェームズ・ブリッジス候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1973年 31回
助演男優賞ジョン・ハウスマン受賞 

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