みんなのシネマレビュー

魂のゆくえ

First Reformed
2017年【米・英・豪】 上映時間:113分
ドラマ
[タマシイノユクエ]
新規登録(2020-01-22)【かたゆき】さん
公開開始日(2019-04-12)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ポール・シュレイダー
キャストイーサン・ホーク(男優)トラー牧師
アマンダ・セイフライド(女優)メアリー
セドリック・ジ・エンターテイナー(男優)ジェファーズ
マイケル・ガストン(男優)
脚本ポール・シュレイダー
製作クリスティーン・ヴェイコン
配給トランスフォーマー
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2.《ネタバレ》 宗教には疎いのですが、アメリカでの福音派と政治、大企業との関係というのが問題提起されているのはわかります。
トラー牧師の息子が亡くなったイラク戦争の開戦にも取引?があったようですね。
社会派だとは思いますが、ミステリー要素も感じます。
監督のポール・シュレイダーは「タクシー・ドライバー」の脚本を書いているんですね、その経歴を知ったらトラー牧師の人物像もすんなり納得できました。
どのシーンも必要最小限のものしかない室内、最近よく聞くミニマム、でも暗くて重苦しいんです。テーマが反映してる感じで細部まで行き届いてるなと思いました。
トラー牧師は結局救われたわけですよね?そのきっかけとなる人物が妊婦で名前がメアリーなんだもの。その旦那がマイケルですし。聖母マリアと大天使ミカエルがプロテスタントではどのような解釈なのかは知りませんが。
二人が重なっているとこでは、あのまま浮いたりして、、、と思ったらほんとにそうなりまして、様々な意味ありげな映像が出てきて、実際ああいった経験はありませんがあの感覚はなんとなくわかります。
あまりに唐突なラストで、録画したものを観てたんですがハードディスクが壊れたと思いました。
イーサン・ホークが主演を演じたことでラストまでしっかり見届けることができました。俳優の魅力、力量ってやっぱり大きいですね。知らないことを知ることができたということでこの評価です。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-26 15:39:29)

1.《ネタバレ》 この狂った世界に、子供を生まれさせるのは間違っている――。ニューヨーク郊外に佇む、今年で創建250年を迎えた歴史ある教会「第一改革派教会」。責任者であるトラー牧師は、かつて一人息子をイラク戦争で失くし、以来神の教えに目覚めた敬虔な信者だ。孤独を愛し、ただ神の教えだけを心の糧に生きる彼は、ある日、妊娠中の女性メアリーからとある相談を受ける。環境保護活動に熱心な夫が、自分の子供を堕ろすことを強要してくるというのだ。世界はいま急速に破滅へと向かっている、この世界に子供を送り出すのは悲劇しか生まない、と。実際にトラー牧師が会ってみると、夫はただひたすら利益優先の大企業がいかに地球環境を破壊し続けているかを語り始めるのだった。また会うことを約束しその場は別れたものの、のちにトラー牧師はメアリーから更なる相談を受ける。なんと彼はガレージに自爆ベストを隠し持っているらしい。最悪の事態を想定し、ベストを持ち帰ったトラー牧師。だが、彼自身もまた、この世界に絶望を感じている自分を否定出来ないのだった……。神を信じつつもこの世界に希望を見失いはじめた、ある孤独な牧師の魂の遍歴を淡々と描いた哲学的なヒューマン・ドラマ。そんな信念の危機を迎え孤立を深めていく男を演じるのは人気俳優、イーサン・ホーク。監督は、70年代を代表する問題作『タクシー・ドライバー』の脚本を書いた、ポール・シュレイダー。ドラマティックなストーリー展開とは終始無縁、音楽もほぼ流れず、最後までただ淡々と続く暗い作品ながら、最後まで緊張感を途切れさせずに見せた監督の手腕は大したものだと思います。俳優たちの静かな熱演も素晴らしく、特に愛する者を失いながらそれでも懸命に生きようとする妻を演じたアマンダ・セイフライトは特筆に値します。この狂った世界に生きる価値などないのか――。病的な思考へと傾倒し、やがて過激な行動へと駆り立てられるこの主人公は現代の『タクシー・ドライバー』そのもの。それは間違っていると思いながらも、自爆ベルトへと袖を通す主人公にいつしか共感している自分が居ました。神なき時代を生きる現代人の苦悩に鋭く迫った、社会派の問題作と言っていいでしょう。ただ、残念だったのは後半の展開が幾分か腰砕けになってしまったところ。ここまで主人公の魂の苦悩を深く描いてきたのに、この結論はちょっと物足りない。なんなら絶望のどん底へと観客を徹底的に叩き堕とすくらいの覚悟が欲しかった。この現代に、安易な希望などいらない。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2020-03-02 00:12:14)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.60点
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【アカデミー賞 情報】

2018年 91回
脚本賞ポール・シュレイダー候補(ノミネート) 

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