みんなのシネマレビュー

友だちのパパが好き

2015年【日】 上映時間:105分
ドラマ
[トモダチノパパガスキ]
新規登録(2021-12-10)【3737】さん
タイトル情報更新(2022-01-05)【3737】さん
公開開始日(2015-12-19)


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監督山内ケンジ【監督】
キャスト吹越満(男優)霜崎恭介
岸井ゆきの(女優)霜崎妙子
安藤輪子(女優)吉川マヤ
石橋けい(女優)霜崎ミドリ
平岩紙(女優)生島ハズキ
岡部たかし(男優)
脚本山内ケンジ【監督】
あらすじ
「いつでもくれてやるよ、あんなオヤジ」

3737】さん(2021-12-10)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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1.《ネタバレ》 前半だけを観るなら、ユルくて笑える恋愛群像劇風であり、どこか今泉監督の映画を彷彿させます。しかし後半は一転して、かなり痛々しいブラックコメディとなっている。(まるで、ヒメアノ~ルのごとく、その導入部からは予想もつかない、、) さて、映画の様相が変わるに当たって、大きなターニングポイントがあります。マヤがパパの愛人ハズキに対して、「初めまして、妙子です」としゃあしゃあと挨拶する場面。ここで初めて、マヤの「悪意」が示されたわけです。ただの純愛娘と思っていた彼女は、かなりの悪女だった。すると不思議で、今度はパパが被害者のようにも思えてくる。確かに彼はダメパパではあるが、下半身に脳ミソがある典型的な無責任男で、悪意はなかった。(と思ってる) ハズキは不倫の当事者だし、ダメ教師はダメパパを刺した。 一昔前に、妻夫木くん主演の「悪人」ていう映画があったけど、本作はよく似ていると思います。本当の悪人は一体誰なのか、第三者 (視聴者) に揺さぶりをかけてくるあたりもよく似ている。 本作は、含みのある終わり方が秀逸でした。マヤが病室に入ってきたけど、もしかしたら、ナイフを忍ばせていて、パパと今度こそ心中するつもりだったのかもしれない。なぜなら、私が制作者であったなら、二人が愛の逃避行をするならば、最後に空と太陽ときれいな海の見える丘で "未来" を描写するから。でもそうなっていたら、残念ながら点数は2点をつけていたけどね。 病室で終わったということは、二人は病室で終わる、ということ。悪意なき妙子とミドリの人生をメチャクチャに破壊したお二人は、潔く罪を償うべきだ。 タケノコさん [インターネット(邦画)] 7点(2022-12-12 22:51:54)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
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