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シャドウ・イン・クラウド

Shadow in the Cloud
2021年【米・ニュージーランド】 上映時間:83分
アクションドラマホラーサスペンス戦争もの
[シャドウインクラウド]
新規登録(2022-04-04)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2023-07-15)【タコ太(ぺいぺい)】さん
公開開始日(2022-04-01)


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キャストクロエ・グレース・モレッツ(女優)モード・ギャレット
ニック・ロビンソン〔男優・1995年生〕(男優)スチュ・ベッケル
テイラー・ジョン・スミス(男優)ウォルター・クエイド
あらすじ
太平洋戦争が激しさを増しつつある1943年8月、婦人補助空軍の下級士官モード・ギャレットは、その中身が最高機密とされる一つの小型トランクを抱えサモアへ向かうB-17に乗り込む。彼女の搭乗を聞いていないクルーたちの激しいバッシングを受けつつ狭い下部銃座に入らされた彼女は、クルーの中で唯一彼女に対して紳士的だったクエイド軍曹にトランクを託す。そして離陸。すると間もなくモードは機外に生物らしきものの影を目撃しクルーに伝えるが、誰も彼女の言葉を信じない。虚しいやり取りが繰り返される中、モードに信じ難い危機が訪れる。更には日本軍の攻撃も始まり…。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2023-07-09)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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1.《ネタバレ》  予告編を見た時には「大戦時に活躍した女性パイロットの話?・・・ってそっちかーい!」って心の中でツッコミを入れたのだけど(いきなりグレムリン襲撃だものね)、本編を見たらもっとずっとツッコミの量は沢山だったし、そしてもっとずっと色々な意味で複雑な映画だったわ。

 予想していた映画と違って始まってわりとすぐにワンシチュエーション映画のようになるのね。狭い空間に閉じ込められたクロエの一人芝居がずっと続くの。そこは無線から流れてくる男達のホモソーシャルとセクハラと男尊女卑の世界。クロエが大量に浴びるハラスメントのストレスはハッキリ言ってとてもシンドいのね。その上、グレムリンと日本軍の戦闘機が登場して、だけど誰も信じない。頭のおかしなバカな女の戯言など誰が信じるか、って。見ているこちらはクロエがひた隠しにしている秘密まで加わってストレスたっぷりになってゆくわ。
 そして「秘密の任務」で運んでいるモノの中身が判明した瞬間から映画はガラリとカラーを変えるの。ここから別のジャンルに突入しました、くらいに。『未来少年コナン』の巨大機ギガントみたいな世界よ。逆さだからもっと大変かしら。もうツッコミの嵐みたいな世界に突入するのだけれど、ここからクロエの逆襲大暴走とばかりにこれまでクロエを抑圧してきたモノたちへの反撃が繰り広げられるのね。役立たずな男たちを越え、脅威や災難を越えてゆくの。
 ラストは人間パワーローダーね。『エイリアン2』のリプリーとパワーローダーが生身のクロエひとりに集約されて、周囲は畏怖の念におののくという。映画はエンドクレジットの写真と共に高らかにフェミニズムを謳いあげ、見終ってなんだか凄いモノを見ちゃったわ、って。

 危機的状況下で男と女は共闘しなければならない、とかじゃないのね。とりあえず男なんてどうでもいいの、女は女で生きる意志と力を持ってる、って感じでホモソーシャルを仕方なしに許容したりとかしない。それがいっそ痛快で清々しいわ。
 83分と短いけれど(エンドロールを除いたら75分ちょっとくらいかしら?)ほぼ出ずっぱり、繊細な演技から大々的なアクションまでこなすクロエの奮闘っぷりをたっぷり堪能できる映画。あくまでB級感覚のバケモノが出てくるツッコミだらけのヘンな映画、だけどね。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2022-04-10 12:56:01)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.22点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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