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十九歳の地図

1979年【日】 上映時間:109分
ドラマ青春もの小説の映画化
[ジュウキュウサイノチズ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-08-02)【イニシャルK】さん


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監督柳町光男
キャスト本間優二(男優)吉岡まさる
蟹江敬三(男優)紺野
沖山秀子(女優)マリア
山谷初男(男優)店主
中島葵(女優)久美子
中丸忠雄(男優)取り調べ官
白川和子(女優)
清川虹子(女優)「かおる」のママ
原知佐子(女優)
原作中上健次「十九歳の地図」
脚本柳町光男
製作柳町光男
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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3.《ネタバレ》 ちくしょう!チクショウ!畜生!

この主人公の最後の方の叫びは、悲しい。
現実はこうだ。

が、その時、マリアに彼は出会うことになる。
ゴミ捨て場から洋服を見つけたマリアの幸せそうな表情。
男の凍った心に熱いものを感じさせたろう。
柳町と中上のコンビの映画は、どこか心に刺さる。
「火まつり」も好きな映画だ。 トントさん [DVD(邦画)] 7点(2019-09-18 23:11:07)

2.《ネタバレ》 何というか、カミソリのように心に鋭く切り込んでくる作品でしたね。「どうやって生きていきていったら・・・・」という主人公の呟きは、本当にハッと思わせますね。
 社会に対する不満を、電話での脅迫や表札はがし等の形で晴らしていく姿は陰湿で気味が悪いですが、では彼が特別なのかと言えば決してそういうわけでは無く、自分も含めた誰しもが持っている部分なのではないかと思います。だからこそ、主人公の姿に惹きつけられるんですよね(まあ目を逸らしたくなる部分も多いですが)。しかし、電話での脅迫をしていて、その顔が電話ボックスのガラスに写っている姿を見てしまうシーンは中々リアルでしたね。
TMさん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-02-12 13:07:14)

1.岩波ホールが作り上げてきた「ミニ・シアター」という、映画館が個性を主張する劇場文化がまだ花開く前、中上健次の原作を柳町光男が公開の目途も立たぬままに情熱だけで映画化。映画の「公開」については20年前の方がいかに難しかったかが偲ばれます。そして何とか公開され、その後名画座での鑑賞を果たした私は幸運なのか? 社会の底辺で青春を送る若者の救いようのない閉塞感と向かう所のない怒りが息苦しい…。私的には主役の本間優二よりも、足の不自由な娼婦を演じた沖山秀子と典型的なダメ男を演じた蟹江敬三の鬼気迫る存在感が頭を離れません。当時は私もあらゆるものを観てやろうと勇んでいたんだなぁ、若いなぁ、と思いつつ7点献上。 sayzinさん 7点(2002-02-02 14:13:43)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.60点
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