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愛の新世界

1994年【日】 上映時間:115分
ドラマ青春ものエロティック
[アイノシンセカイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-03-29)【イニシャルK】さん
公開開始日(1994-12-17)


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監督高橋伴明
演出松尾スズキ(劇中劇 演出)
キャスト鈴木砂羽(女優)レイ
片岡礼子(女優)アユミ
杉本彩(女優)冴子
萩原流行(男優)澤登
松尾貴史(男優)記者
鈴木ヒロミツ(男優)医者
田口トモロヲ(男優)ナイフの男
塩屋俊(男優)店長
松尾スズキ(男優)松木
袴田吉彦(男優)ホスト
武田真治(男優)
渡辺哲(男優)
荒木経惟(男優)写真家
哀川翔(男優)ジロー(特別出演)
宮藤官九郎(男優)
阿部サダヲ(男優)
原作荒木経惟
脚本松尾スズキ(劇中劇 作)
音楽かしぶち哲郎
撮影栢野直樹
編集菊池純一
照明豊見山明長
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4.《ネタバレ》 HDリマスター版とゆーのをGEOで借りて観たのですケド、フツーに成人映画扱いでしたよね(笑)。とは言え、主演の女優さんふたりは(若いのに)実に脱ぎっぷりが好いですし、エロっぽいシーンもごくふんだんでその辺の比率&レベル的なモノはロマンポルノその他に全く引けを取らない…と言っても好いかと思われます。しかし、その辺りのポルノ系作品との違いとして、まずは尺が長いコト、後は加えて(その長いワリにも)お話の方にも山谷とゆーか、むしろ「翳り」みたいなモノが全く見当たらない⇒全体としてメッチャ暢気なコメディでしかないってコト、だと思うのですよね。再度、主演の女のコふたりは完全なる「夜の女」なのですから、例えばロマンポルノだったら在りそーな(=在って然るべき)ネガティブな方の展開やら諸々の「悲哀」みたいなモノが影も形もねーのですよ。だから、重ね重ね、その尺の長さにこの抑揚の無いノペっとした感じも相まって、終盤手前までは流石にちょっと退屈かな…(刺激が足りないかな…)と思われたのが正直なトコロなのですよね。


※とは言え、70・80年代のロマンポルノと比べたらそんな感じも絶対在るのですケド、丁度ポスト・ロマンポルノみたいな頃の平成期のピンク作品を(少しダケ)観てみたトコロでは、こーいう暢気な作品も多いっぽい感じは覚えました。まァそーいうヤツはロマンポルノと比べてもかなり短尺でお手軽な作品かとは思いますケド⇒またなんか「バブルの空気感」みたいなモノが根底にあるのかなって気もしてしまいましたケドね。


でも、観てたら、とあるドンチャン騒ぎの喧騒のあと、渋谷での明け方のシーンで何かそーいう「青春の翳り」みたいなモノがとうとう来そう…と思ったら、そっから先も更にドンドン突っ走ってっちゃうのですよね本作って。。がしかし、だからこそ逆にコレってたぶん、ソコで「折れない」っての(を描くの)がそもそもの目的だって映画だ…とも思ったのです(⇒挫けて堪るかこの青春!みたいなヤツだと)。またそもそも、夜の人々だからって人生に翳りが無きゃいけない…みたいな(それこそロマンポルノで殊更に好く見かけるって)価値観自体が、ある意味古臭い…てコトなんだとも思うのでして(⇒ソリャ、だってフツーに4,50年前の映画群ですからね)思えば今作に描かれるって価値観の方がよっぽど今今のソレには近いなァ…とも(実際に)思いますもんね。大袈裟に言えば、今作もまた、画一性を打ち破る…という意味での「多様性」を描いた作品なのかとも思いましたし、ソコに最後の最後までピンと来てなかった…という事実はありますケドも、でも最後の最後ではチャンと納得出来て+今更ながらにワリと共感もすら出来た…という事実を鑑みまして、ラスト10分で2点を加点してのこの評価としておきます。以上。 Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 7点(2024-04-02 20:01:13)

3.《ネタバレ》 ドロドロとした物語かと思ったら、案外爽やかな青春ドラマでちょっとビックリ。でも面白かったです。

まあ、実際そんなものなのかもしれませんね。

松尾スズキ・クドカン・阿部サダヲといった大人計画の面々の若かりし頃の姿も見れます。

当時の渋谷の街の光景は非常に懐かしかったですね・・・・
TMさん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-09 11:21:52)

2.基本的に大好きです。写真とか使って前衛的でした。
(映画館)
zero828さん 7点(2004-02-23 01:31:13)

1.これがデビュー作?!と驚くほど強烈な鈴木砂羽の演技に圧倒されっぱなしです。ホント、この人スゲー、スゲー。小劇団で女優をしながらSMクラブの女王様という二足のワラジを履いている主人公を体当たりで演じてます。山崎ハコの印象的な楽曲は物語とピッタリとあってよかったです。オープニングでは過激なSMシーンをバックにしながらもどこか悲しげで、エロティックで、躍動感あふれるという不思議な感じでした。物語自体結構しっかりとできていたのでびっくりしました。石井隆監督作品では常連の片岡礼子や、武田真治や萩原流行(ちょっとキモい...)等々個性的な面々の数々にも拍手です。過激な物語の中に見え隠れする主人公の力強い生き様や都会の寂しさを感じ取ってほしいです。でもアラーキーのフォトシーンは無くても結構です。 さかQさん 7点(2002-09-30 07:38:31)

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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.62点
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3215.38% line
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517.69% line
6215.38% line
7430.77% line
8215.38% line
917.69% line
1017.69% line

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