みんなのシネマレビュー

友だちのうちはどこ?

Where is the Friend's House?
(Khane-ye doust kodjast?)
1987年【イラン】 上映時間:85分
ドラマ学園ものロードムービー
[トモダチノウチハドコ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-08-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(1993-10-23)


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監督アッバス・キアロスタミ
脚本アッバス・キアロスタミ
配給ユーロスペース
編集アッバス・キアロスタミ
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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13.《ネタバレ》 全然、何の捻りも無い子供映画ですが、正直言い方は悪いですがコレで全然(映画として)メチャクチャ面白いですからね。特にプロの俳優も使ってないのだそーで、やっぱこーいうのを観ると「映画って何なのか?」と少しまた考え込んでしまいますね(好い意味で)。モチロン、私の様な外国人の眼から見れば、当時のイランの社会の様子だとか、或いはその中で端的にごく抑圧的な大人たちの振舞いとかをより好奇の眼差しで見つめるコトも出来るのでしょーし、また或いは物理的な情景そのものを余計に面白く観れる…というコトも確かにあるのでしょう。ただ重ねて、そーいうコトじゃない…というコトにも思われるのですよね。恰好を付けて分った様な口を利いてしまうのなら、コレはもっともっと映画製作者としての根源の部分に在るモノの問題だ、と思ったり思わなかったりもしたりして…と。 Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-03-12 21:18:25)

12.これはイランの映画です。1987年というから昭和62年です。村上春樹の「ノルウェイの森」がベストセラーになった年です。
イランと聞いて思いつくのは、
・イスラムの国(だからきっとお酒をたしなまない)
・とにかくアメリカと仲が悪い
・核兵器を開発できる技術力がある
・むかし、「おしん」が大流行したらしい
という程度。
なので、普段あまり気にかけないこの国の生活様式を知ることができる、という期待もあって鑑賞。
映画を観て驚いたこと
・小学校のスラスに女子児童がいない(やはりイスラムの国だからか?小学校から男女別学級なのか?)
・外のロケが多いにもかかわらず車を一台も見かけない
・大人が子供に厳しい
・洗濯は手洗い
・赤ちゃんに哺乳瓶で与えるのはミルクではなく砂糖水
また、コルケとポシュテってどれくらい離れているのか知りたくなってGoogleマップで調べてみたの
ですが、地名を見つけられませんでした。
以上、映画の筋にはほとんど関係のないことばかりグダグダ述べましたが、映画は良かったです。
特に冒頭で先生に叱られて泣くシーンは演技とは思えませんでした。
映画の内容に関するコメントは他の評価者のコメントを参考にしてくださいませ。 la_spagnaさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-10 18:48:39)

11.《ネタバレ》 意表を突いた結末が清烈な作品。一見、天真で無邪気な子供の小さな冒険物語のように見えて、実はかなりの“毒”を含んでいる。毒とは、子供社会と大人社会の断絶と相剋だ。子供にとって大人は時に理不尽だ。大人は理屈を一方的に押し付け、子供の主張や言い分に耳を傾けない。ネマツァデは帳面を友人の家に忘れたので、宿題を紙片に書いて提出した。宿題の義務は果たしている。が、先生は、帳面に書かなければ意味がないとし、紙片を破き、今度紙片に書いてきたら退校だと脅す。アハマッドは帰宅して、ネマツァデの帳面を間違って持ってきたことに気づいた。これが無いとネマツァデは退校させられ、それを救えるのは自分だけという差し迫った状況。彼は母にその旨を説明するが、母はそれは遊びたい口実だと一蹴し、宿題しろと命じた上、あれこれ用事を言いつける。アハマッドは母の眼を盗んで、友の救助に向かう。出会う大人は当てにならない。鉄の扉専門の大工は、アハマッドを無視し、帳面から一枚剥がす狼藉を働く。祖父は、命令されたら一度で行動することを子に教えるのが躾であり、その為に四日に一度は殴る必要があると説く。親切ごかしの老人は、一方的に自分の事を語り、間違った家に導く。結局、帳面は渡せず、帰ってくる。家では、父も祖父も無口、母は口うるさい。大人達に対する失望は隠せない。少年は明日、友に降りかかるであろう不幸を思うと、食事も喉を通らない。しぶしぶ宿題をするしかない。その時、扉が開いたて強風が吹きこんできた。漆黒の闇に洗濯物が翻っているのが見える。
強風は大人の理不尽、闇は暗愚さ、洗濯物は障害物の象徴だ。少年は悟った。結局自分も大人になるしかない。友を救うには正直一辺倒では無益で、先生を騙してでも、出し抜かなければならない。こうして、ずるさを覚えて一歩大人に近づいた。物語は、比喩になっていて、大人社会と子供社会の対峙が、そのまま為政者と民衆の対峙に置き換えられる。陋習にとらわれた蒙昧な指導者に導かれる民衆の結末は哀れなものだ。
違和感を覚えた点がある。落した鞄の中味を拾ってあげても、帳面は間違えない。子供が夜に帰宅した場面が省略されてある。ここは当然叱られる場面。夜なのに洗濯物が干したまま。宿題をしなかった子供の言い訳が、「背中が痛い」。翌朝、アハマッドが遅刻する理由が描かれない。住所記載の学級名簿とかないの? よしのぶさん [地上波(字幕)] 7点(2014-09-10 04:52:59)

10.《ネタバレ》 分かってくれない、分かろうとしてくれない、聞こうともしてくれない大人たちの中にあって、ひたすら奔走する8歳の男の子。その様子は言外に、権力で支配する者とされる者の実体を示しているようでした。男の子の純真さが報われるラストショットが秀逸で、歳を重ねて行くにつれて薄れていく「大切なのもの 」を鮮やかに見せてくれます。 The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-14 13:03:13)

9.同監督が後に書いた「柳と風」と同様これもいかにもイラン映画らしい好きな作品の一つ。 白い男さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-26 23:45:41)

8.ただ友達のノートを誤って持ち帰り、それを渡すために知らない友達の家を探しに行くだけの話なのに、新鮮な印象をずっと自分の中に留めている。華やかな映画ではなく淡々と話が進行するのだが、そのホームビデオのような自然さが逆に観客をひきつける力になっているように思う。 こまごまさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-26 11:26:58)

7.《ネタバレ》 中東マニアの友人に誘われ、観に行きました。日本公開当時フランス映画にかぶれていたので(←ありがち)、概ね涙にくれて、もしくはどんよりと劇場を出ていたのが、この時は妙にほんわかハッピーな気持ちで劇場を出たのを覚えてます。基本的に子供モノは苦手なんですが、コレはきました。ラストが本当にいい。あ~ヨカッタヨカッタ。
タマクロさん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-08 12:30:30)

6.純粋な少年の心温まるストーリー。このシンプルに見える映画の背景に、イランの文化や習わしを見せてくれるキアロスタミのしたたかさ。必要以上に卑屈だったり、高圧的だったりする登場人物たちにちょっと憤りを感じながらも、やっぱり純朴な彼に夢中に!んで、イラン映画はラストが本当に素敵。。一種独特の風味付けと言うか、一花添える感じ。。そこに在る真実を映し出しているようで、とても刺激的です。 れこばさん 7点(2004-09-10 20:21:45)(良:1票)

5.自分の子ども時代のことを思い出して、すごく共感できました。子どもの目線で見ると、大人は子どもの気持ちを全然判ってない!お母さんもおじいちゃんももっとちゃんと話聞いてくれよ~!と思いました。 ジョナサン★さん 7点(2004-03-20 19:22:26)

4.子供の目線から見ると、大人って理不尽だな~って思いました。 パキサンさん 7点(2003-08-22 03:36:44)

3.特に事件もなく淡々と話はすすんでいくんですが、その淡々が子ども時代は良くも悪くもたいへんなことだったんだ、と思い出しました。とっても小さなロードムービー的な楽しさがあります。こういう映画は点数云々よりも好きです。 omutさん 7点(2003-08-18 10:58:27)

2.今時の日本では見られないような、一途な少年の行動が淡々と描かれている。ドラマとも言えないようなお話を、カメラがただ追って行くだけの作りだけど、その単純さが返ってじんわりとした感動になってくる。 キリコさん 7点(2003-05-11 10:44:43)

1.素朴なストーリーなんだけどいつしか食い入るように見ていました。なかなか奥深い映画です。目の付け所がすごい。 INOUさん 7点(2002-06-09 14:25:11)

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【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 7.16点
000.00% line
100.00% line
211.79% line
323.57% line
435.36% line
5610.71% line
647.14% line
71323.21% line
81221.43% line
91017.86% line
1058.93% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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