みんなのシネマレビュー

素直な悪女

And God Created Woman
(Et Dieu... crea la femme)
1956年【仏・伊】 上映時間:91分
ドラマロマンス
[スナオナアクジョ]
新規登録(2003-10-09)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-08-31)【にじばぶ】さん
公開開始日(1957-05-21)


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監督ロジェ・ヴァディム
キャストブリジット・バルドー(女優)ジュリエット・アルディ
ジャン=ルイ・トランティニャン(男優)ミシェル・タルデュー
クリスチャン・マルカン(男優)アントワーヌ・タルデュー
クルト・ユルゲンス(男優)エリック・カラディンヌ
ジョルジュ・プージュリー(男優)クリスチャン・タルデュー
ジャヌ・マルカン(女優)モラン夫人
マリー・グローリー(女優)タルデュー夫人
イザベル・コーレイ(女優)リシュエンヌ
ジャン・テシエ(男優)
脚本ロジェ・ヴァディム
音楽ポール・ミスラキ
撮影アルマン・ティラール
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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5.《ネタバレ》 どこが悪女なんだか。まわりの男が勝手に騒いでいるだけで、それを「女がエロイせいだ」と言うのは、一方的に責任転嫁してるだけ。女が挑発したからレイプしてもいいという理屈と同じですよ。特に長男は、ジュリエットに対して「一晩寝れば十分」と言ったり、あげくの果てには売春婦扱いしたりしてますし。
しかし当のジュリエットは、長男に対する思慕を捨てきれず、ミシェルと結婚しても悶々として過ごす日々。そんな迷える娘の心情をブリジット・バルドーが繊細に演じていて、私としてはそちらの方に魅せられました。まあこれに関してはミシェルがいまいち覇気がない、ということがあるようで。鬱屈を吹き飛ばすかのように踊り狂ったあと、ミシェルに平手打ちされてやっと平静に戻るわけですが、これはミシェルが夫としての「力強さ」を示したことが原因でしょう。つまりこの映画は、とことん男目線のマッチョな思想で作られています。そのあたりがどうしようもなく古いというか、かび臭い時代遅れなわけですが、先にも書いたような、自分でもどうしようもない思いに悩むジュリエットには、青春ドラマとして現代にも通ずるところがあって、そのあたりを高く評価しておきます。 アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-22 20:39:32)

4.思いのほかしっかり作った作品であり、さすがロジェ・ヴァディム。しかし、アントニオーニあたりにとらせると名作になったのではないか。それと、バルドーは驚異的に魅力を放っているが、やはり、下手だ。 みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-13 02:53:26)

3.《ネタバレ》 この映画はなんといってもブリジット・バルドーが最高ね! 不貞腐れてはいるけど幼さの残るカワイイお顔、ヒール履いてないのにスタイル抜群の熟しきったカラダ、ボサボサなのにいちいちカワイイ髪型、膝丈なのにセクシーでチャーミングな衣裳…彼女なくしてはこの映画は絶対成り立たないと思うわー。 でもアタシはストーリー自体もけっこう好きよ、現代版《カルメン》って感じで(現代でもないけどさ)。 《カルメン》の純情男ドン・ホセは最後、耐え切れなくなってカルメンを殺しちゃうけど、とりあえずミッシェルの強烈なビンタですんだ今作は一応ハッピーエンドなのかしら?? この後どうなるのかしらねー。 ところで…こんなオンナが嫁いできたら日本の姑たちは確実に卒倒するわね。ホホ。 梅桃さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-30 16:28:53)

2.《ネタバレ》 コケティッシュな悪女が大活躍なコメディかと思ってたら、なかなかしっかりしたドラマだった。美人をものにして火遊びしたい男達と、彼女を責める外野の人々、そして奔放ジュリエットの孤独感。裏側にある乾いた物語が意外に良かった。この先あの実直なミシェルとどんな日々を送るのか想像が尽きない。ミシェルの方がグッといい男になったりしそうな気もするなぁ。バルドーはゴージャス美人の手本のようで、シンプルな衣装がまたそれを際だたせている。膝丈ウェディングドレスが最高に可愛らしかった。 のはらさん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-08 18:57:55)

1.《ネタバレ》 本作ではたびたび対象を画面の中央に捕えておらず、まるで固定カメラで傍観するような心持ちにさせられ〝何だよ~もう少しで見えるのに…〟というような窃視的感覚が生まれるのですが、これはチラリズムというものですね。BBの裸もバッーンと映すのではなく想像力をかきたてるように見せるあたりが巧妙で、まだ表情にあどけなさが残るにもかかわらずあの魅惑的な肢体が画面を支配しており眩しい限りです。そのBBがラストで踊りまくるシーンが圧巻なのですが、これは夫が彼女を平手打ちするシーンに対しているように思えます。と言うのも、この平手打ちは兄貴との喧嘩等のどの暴力シーンよりも痛々しく感情的に見え互いの愛の激しさの表われであり、これで彼女が家に戻ったのだと得心がいくのです。・・・それにしても生来の魔性の女を我が妻に演じさせ裸体をスクリーンに映し出したロジェ・ヴァディム監督は…やっぱり変態の気があるのでしょうね。 ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-23 18:10:11)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 5.67点
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100.00% line
200.00% line
300.00% line
4422.22% line
5527.78% line
6316.67% line
7527.78% line
815.56% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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