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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 渋い。世界のあらゆる悪、それも大きな悪のために罪なき人の命を奪うに至ったのだが、その過去を背負ってこれからも生きていく主人公。
様々な悪を主人公の視点で描写紹介し、それと対比するように浮き彫りにされていく主人公のピュアな心。教会のシスターとの関係を描く中で自然にその葛藤が伝えられていく。
まさにハードボイルドだろう。現代のカサブランカと言って良い。 【小鮒】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-12-17 22:07:11)
1.《ネタバレ》 そりゃあジェイソン・ステイサム主演で多少のアクションは見せてくれるけれど、これはもうアクション映画というよりはラブロマンスでしょう、それもトコトン不器用な男とトコトン不器用な女の、不器用極まるが故になんとも愛おしい恋愛。男には居場所がない、彼のアフガンにおける過去ゆえ、法律的にも、精神的にも、居場所が無い。そんな彼が見つけた唯一の居場所。それは他人の留守中のアパートであり、裏社会であり、報われることのない「修道女への恋」だったりする。そして修道女の方も、彼女の過去ゆえ、望む望まぬに関わらず、今のこの立場に身を置くしかない。男の愛情表現が、少しタイガーマスクの伊達直人なんかも思い起こさせたりして。
男はある少女のため、復讐に立ち上がろうとする。しかしその復讐という行為は、彼の過去の傷そのものでもあるんですな。
女には修道女としての毎日しかない。彼女にとっての唯一の非日常は、憧れのバレリーナ。そのバレリーナもついに引退を迎えている。
そんな女と、そんな男の、地味~な恋愛。だけど、こんな恋愛にこそ、ハラハラさせられるもんです。
男にとっての「復讐」、女にとっての「バレリーナの引退公演」は、それぞれにとっての過去の総決算でもあるんでしょう。その大事な夜を、二人はそれぞれに過ごし、そして出会う。その出会いは一見、なんということもないんだけど、彼らの前を公演を終えたバレリーナが去っていったとき(女がバレリーナではなく男と並んでいることを選んだとき)、ああ、きっとこれでよかったんだろう、と。
ハッピーエンドというのではないけれど(むしろ一見、真逆だけど)、なんだか少し安堵感を感じさせる、ラストでした。
いい映画でした。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-02 18:20:30)(良:1票)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
14人 |
平均点数 |
5.64点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 7.14% |
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4 | 1 | 7.14% |
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5 | 6 | 42.86% |
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6 | 2 | 14.29% |
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7 | 2 | 14.29% |
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8 | 2 | 14.29% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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