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ジャスティス(1979)

...And Justice for All
1979年【米】 上映時間:119分
ドラマ法廷もの
[ジャスティス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(1980-03-15)


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監督ノーマン・ジュイソン
キャストアル・パチーノ(男優)アーサー・カークランド弁護士
ジャック・ウォーデン(男優)フランシス・レイフォード判事
ジョン・フォーサイス(男優)ヘンリー・T・フレミング判事
リー・ストラスバーグ(男優)サム・カークランド
ジェフリー・タンバー(男優)ジェイ・ポーター
クリスティーン・ラーチ(女優)ゲイル・パッカー
ジョー・モートン(男優)刑務所の医者
クレイグ・T・ネルソン(男優)フランク・バウアーズ
野沢那智アーサー・カークランド弁護士(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
あずさ欣平フランシス・レイフォード判事(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
中村正[声優]ヘンリー・T・フレミング判事(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
千葉順二サム・カークランド(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
嶋俊介ジェイ・ポーター(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
吉田理保子ゲイル・パッカー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
若本規夫フランク・バウアーズ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
谷口節(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田中亮一(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
辻村真人(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
石井敏郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
丸山詠二(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
横尾まり(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
佐藤正治(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
郷里大輔(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
島香裕(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
峰あつ子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
津田英三(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
石塚運昇(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
脚本バリー・レヴィンソン〔1942年生〕
ヴァレリー・カーティン
音楽デイヴ・グルーシン
作詞アラン・バーグマン"Something Funny Goin On"
マリリン・バーグマン"Something Funny Goin On"
作曲デイヴ・グルーシン"Something Funny Goin On"
撮影ヴィクター・J・ケンパー
製作ノーマン・ジュイソン
パトリック・J・パーマー
製作総指揮ジョー・ワイザン
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
字幕翻訳野中重雄
あらすじ
熱血弁護士のアーサーは、金にもならない弁護を引き受け奔走する毎日だった。そんなとき、法廷でいつも彼と対立していたフレミング判事が、レイプ事件の容疑者として裁判に掛けられることになった。そしてその弁護を、アーサーに引き受けるように圧力がかけられたのだ。真実と正義を求めるアーサーのとった行動は・・・。

オオカミ】さん(2004-05-23)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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6.裁判制度のいい加減さ。そのために人生を狂わせ、破滅する人がいる。そういう重いテーマを、コメディタッチで軽妙洒脱に描いた手腕が見事。脇を固める様々なキャラクターと、彼らが織りなすエピソードの数々が、時に重く、しかし基本的には楽しく映画を盛り上げながら、物語をクライマックスへと導いていきます。それが実に上手い。まあ、クライマックスの法廷シーン(のアル・パチーノ)には、賛否両論あると思いますが(そんなオチでいいのか~との声も多いでしょうが)、この辺りはもはや、勢いでイッチャエ、てな感じですね。 鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-20 23:15:51)

5.自分の不手際で二人を殺してしまった感情を上手く表してたアル・パチーノは凄いねぇ。。。『What are you talking about?』の連発ですがね。弁護士がメインなのでちょっとお堅い話かなと思いきやたまに見せる笑いが上手く混ざり合ってました。ヘリコプターで子供みたいに喚くパチーノとかトイレで仲間が大爆笑するシーンやレイフォードが担当した裁判はアホな奴ばっか。そして極めつけはラストのズラ。そ・・、そこでくるとはぁ~!!! M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-01 09:33:55)

4.《ネタバレ》 私は性悪説である。本作でアル・パチーノ演じる弁護士アーサーは、基本的に性善説に立ち、金にもならない人々の弁護に奔走しているわけだが、彼は何を求めていたのだろうか? 原題からすると、”真実の追究”より”社会的正義の妥当性”を求めているようにも感じる。もちろん両者が一致することもあるだろうが、現実の裁判でもどちらを優先するかという命題は重要だ。本作でもそのテーマをいくつかのエピソードに交えて訴えている。事務的な裁判制度に対する皮肉も込められ、なかなか秀逸な脚本だ。たとえば同僚のジェイが弁護した少年のエピソード。これは「少年の性悪説的真実」と「妥当性」との葛藤の結果が悪い方に出てしまった例だし、女装の黒人アギーのエピソードでは、黒人に対する偏見や裁判制度の非人道的面を訴えかけている(この件の結末は悲しいねえ)。もちろん映画の本筋であるフレミング判事の件では、真実と妥当性が一致した結果が出てくるわけだが、アーサーはこのとき、依頼人である判事よりも被害者女性の真実を優先させたわけである。クライマックスの熱弁を振るうシーンは、皆さんお書きの通り、溜飲が下がる思いである。ところで、映画のキャストを観ていると、なかなか凝っているね。窓の外で食事をしたり、法廷で銃をぶっ放す変わり者のレイフォード判事(ジャック・ウォーデン)は「十二人の怒れる男」で野球に行きたがっていた第7番陪審員だし、ジェイ(ジェフリー・タンバー)はTVシリーズ「ヒルストリート・ブルース」で判事役をやっている。出世がどうのこうのと罵られたバロウズ検事(クレイグ・T・ネルソン)は「ポルターガイスト」シリーズで有名だが、その後の作品で、軍人役や上院議員(エドワード・ケネディの役もあった!)などでちゃんと”出世”している(笑)。それにしても(←口癖(笑))時代の差を感じるのは、エロジジイ(ドミニク・チアネーズの好演!)が冒頭の交通事故シーンで自動車電話をかけていたところ!(今ならみんな携帯電話持ってるもんなあ) 彼のやったカール役は要所要所で重要なポイントだからお見逃しなく(微笑)。ところで、私は「そのうちジェイは死ぬだろうな」と思って観ていたが(←ちょっと最近のアメリカ映画に毒されてるね(苦笑))、アーサーが「彼は立ち直るよ」と言っていたのが正しかったようだねえ。ズラには笑ったよ(蛇足ながら彼は今禿げてる)。 オオカミさん 8点(2004-05-22 13:06:49)

3.アルパチーノはこうでなくては!と思います。筋書きは単純。でもこれこそジャスティスです。 みんみんさん 8点(2003-04-05 20:46:09)

2.これだけやってオスカーを獲得できなかったA・パチーノが可哀相なくらい大熱演。基本的にこの映画は脚本とパチーノの芝居だけで見せ続けると言っても過言ではなく、ノーマン・ジュイソン監督の演出も少し大袈裟な気がしてストーリーに乗れなかった。とは言え、積もり積もったフラストレーションを一気に発散させたかのようなラストシーンは、こちらとしてもずっと胸の中でムズムズしてたものを取っ払ってくれたような爽快感があり、作り手の狙いは的を得ている。ジャスティス[=正義]の観念の盲点を鋭くえぐった、なかなかの力作サスペンス。 チャーリーさん 8点(2002-04-02 19:24:05)

1.私も法関係の話はあまり好きじゃーないのですが、これは気に入りました。70年、80年って感じがグットきました。 yoziさん 8点(2002-03-31 19:50:43)

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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 6.33点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1979年 52回
主演男優賞アル・パチーノ候補(ノミネート) 
脚本賞バリー・レヴィンソン〔1942年生〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1979年 37回
主演男優賞(ドラマ部門)アル・パチーノ候補(ノミネート) 

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