みんなのシネマレビュー

この空の花 長岡花火物語

Casting Blossoms to the Sky
2012年【日】 上映時間:160分
ドラマファンタジー戦争もの
[コノソラノハナナガオカハナビモノガタリ]
新規登録(2012-04-04)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2021-01-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-04-07)


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監督大林宣彦
助監督竹下昌男(監督補佐)
キャスト松雪泰子(女優)遠藤玲子
高嶋政宏(男優)片山健一
筧利夫(男優)松下吾郎
森田直幸(男優)高橋良
池内万作(男優)三島貴
笹野高史(男優)村岡秋義
寺島咲(女優)元木リリ子
富司純子(女優)元木リリ子(現在)
犬塚弘(男優)野瀬鶴吉
片岡鶴太郎(男優)野瀬真
油井昌由樹(男優)羽生善治郎
原田夏希(女優)井上和歌子
尾美としのり(男優)高山忠彦
柄本明(男優)野瀬清治郎
草刈正雄(男優)花形十三朗
藤村志保(女優)遠藤薫
品川徹(男優)新開純夫
村田雄浩(男優)
細山田隆人(男優)
渡辺大(男優)
ベンガル(男優)
星野知子(女優)
根岸季衣(女優)
蓮佛美沙子(女優)
入江若葉(女優)
並樹史朗(男優)
山崎紘菜(女優)
厚木拓郎(男優)
脚本大林宣彦(脚本/撮影台本)
音楽久石譲(主題曲)
山下康介(映画音楽(編曲指揮))
作詞伊勢正三「それは遠い夏」
作曲伊勢正三「それは遠い夏」
主題歌伊勢正三「それは遠い夏」
撮影加藤雄大
製作大林恭子(製作プロデューサー)
美術竹内公一(美術監督)
編集大林宣彦
その他大林千茱萸(メイキングビデオ)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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2.この映画のテーマについては賛否あるでしょう。正直説教臭すぎてセンチメンタルすぎると思います。でもまじめに戦争について、平和について考えたいという人にはドキュメンタリーだかドラマだかなんだかよくわからない表現方法にも、その繰り出される言葉を「聞いていさえすれば」ついていけるのだろうと思います。
逆に、いわゆる昔の大林映画を期待して行った人には、なんとも奇っ怪な、ロマンも情緒もない作品として映るのかも、と思いました。

しかしこの、追いついていけないぐらいの速さで繰り出される台詞と、行きつ戻りつする時間・場所と、意味ありげに、でも後半はそんなのいらなくね?と思えるような言葉まで文字として出して一見ドキュメンタリー風に見せつつも完全に作り事でございという(うそっぽい合成も含め)この映像表現が、面白かった。このエネルギーと爆発力はなんなんだろうと思いました。
大林監督は「時かけ」のようないわゆる大林監督といえばこれ!という時代よりももっと前の8ミリ自主映画時代の作風に先祖返りしているような気がします。デジタルという道具を手にして獲得した自由さが、表現を回帰させる方向に向かわせたのではないかと思いました。

そんな、あれこれ撮った素材をとにかく猛烈なテンポ感でつないで面白がっている、そのエネルギッシュな映像表現に惹かれました。こう言っては大林監督には失礼かもしれませんが、テーマなどはどうでもいいと思いました。ただひたすら、くらいらとめまいがし唖然とするような映像世界に打ちのめされました。 ととさん [映画館(邦画)] 8点(2013-03-21 01:48:21)(良:1票)

1.《ネタバレ》 僕もこの映画が初めての大林宣彦映画でした。衝撃を受けましたね。役者がことごとく棒読みというか、ハキハキ喋ることを考えすぎて演技が下手になっているのか?と思うような演出、謎のテロップ、謎の一輪車少女、たまのランニングが山下清役で出演……。なんじゃこりゃあ。映画か?と思いながら見ていると、なぜか「大団円」(映画を見た人ならわかる、かなりびっくりするテロップ)で大号泣してしまうという。謎の体験でしたねえ…。2年前に見た映画ですけど、ほとんどのシーンを覚えています。クライマックスの謎デジタル処理とか、「さようなら~」とか、混乱必至です。あまりの衝撃に他の大林映画を見るきに慣れないまま。この映画のことは多分死ぬまで覚えていると思います。反戦映画としては正直いってどうかなぁと思いますけど。 カニばさみさん [映画館(邦画)] 8点(2014-07-24 10:05:47)

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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.90点
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