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やかまし村の子どもたち

Alla vi barn i Bullerbyn
1986年【スウェーデン】 上映時間:90分
ドラマシリーズものファミリー小説の映画化
[ヤカマシムラノコドモタチ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-10-01)【イニシャルK】さん


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監督ラッセ・ハルストレム
高田由美(日本語吹き替え版)
島本須美(日本語吹き替え版)
冬馬由美(日本語吹き替え版)
高山みなみ(日本語吹き替え版)
佐藤智恵(日本語吹き替え版)
かないみか(日本語吹き替え版)
秋元羊介(日本語吹き替え版)
塚田正昭(日本語吹き替え版)
さとうあい(日本語吹き替え版)
川島千代子(日本語吹き替え版)
北村弘一(日本語吹き替え版)
水鳥鉄夫(日本語吹き替え版)
峰恵研(日本語吹き替え版)
佐々木るん(日本語吹き替え版)
藤本譲(日本語吹き替え版)
池本小百合(日本語吹き替え版)
原作アストリッド・リンドグレーン
脚本アストリッド・リンドグレーン
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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10.《ネタバレ》 われわれが普段よく見ている映像世界では、「平穏無事な風景」というのは、その後の異変の前ふりであるのが常である。よって、平和な風景を見ながら、「来るぞ来るぞ」という予感に捕らわれているのがいつもの状況だ。
「やかまし村」のような作品を作ったということは、そういう「緊張感ある映像」に対するハルストレムからの「異議申し立て」という意味があると思う。曰く「幸せや平和が続いてもいいじゃないか」。
緑あふれるスウェーデンの風景の美しさ、そこに住む人間の性質の良さ、ひたすら癒される。癒されるのだが、「やかまし村」を見る際に、無視できないことがある。「己との落差」である。
世界中の観客が「やかまし村」を見るだろうが、見たときに感じる思いは、国や地域によってかなり違うのではないかと思う。
「やかまし村」は、あまりにも平和で幸福で美しいために、見る者は「やかまし村と自分の間の距離」を意識せざるを得ない。よって観客自らの「幸福からの距離」を確認するための最適なツールとなる。たとえばマイケル・ジャクソンなら、まさにこのような幼年時代を送りたかったと嫉妬にかられることだろう。犯罪者に見せたなら、このような幼年時代を送れていれば、犯罪者には育たなかったのに、と思うだろう。北朝鮮で飢えている人民に見せたなら、同じ地球上の出来事とは思われず、よその星のこととしか思えないだろう。アメリカで家庭に銃を備えている人々に見せたなら、「やかまし村」の無防備さに不安を感じるだろう。
映画「やかまし村のこどもたち」とは、見る人の幼年時代や社会状況が「やかまし村にどのくらい近いか」を測ることにより、「案外自分の幼年時代も悪くなかった」なり「自分はこんなに不幸だったのか」と気づかせたりする作用がある。おそらく地球上に、「やかまし村」以上に幸福な幼年期を送れる場所はないからだ。…罪な映画である。
「将来もこの村で暮らしたいから、村の男の子と結婚するの」…すごいことを言わせる。これこそが、共同体における究極の理想だ。
犬を貰い受けるエピソードが印象的。お父さんは、どうやって偏屈な靴屋と話をつけたのかが非常に気になる。「やかまし村」では、「金や物」で話をつけるはずはない、と思うからだ。 パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-12-02 18:37:22)(良:1票)

9.素晴らしいぐらいに子供たちの平凡な日常を描いた秀作。人によっては好き嫌いが結構激しいかもしれないけど僕にはピッタリ、癒しすぎな感がたっぷり漂う癒しをどうもありがとうございました(笑)別に盛り上がりもなくただ延々と撮っているなんだけどもなぜか引き込まれる不思議な世界観は言葉では・・・うーん、表しにくい。子供が好きな自分にとって無邪気な子供の笑顔ってホントに元気になれるんですよね。出てくる人みんなが優しくていい人ばかりで、北欧らしさが溢れる作品でした M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-23 23:57:53)

8.一歩間違えると退屈でつまんない作品になってしまいそうだけど、なんだかよくわかんないうちにこの素朴な世界観に嵌ってしまいました。
無邪気な子供たちではあるけど、意外と残酷な一面も持ち合わせていたりするところが面白かった。
動物たちも可愛くて良かったです。
犬のエピソードでは妹が噛まれちゃうんじゃないかとハラハラしたけど、そういう方向性の物語じゃないところがまた良かった。 もとやさん [DVD(吹替)] 8点(2008-05-13 18:55:01)

7.ラッセ・ハルストレム監督の個性が非常によく出ている映画だと思う。やはり、ハルストレムの持ち味は風景を美しく切り取られることと、俳優たちに自然な演技をさせられる事だと思うのだが、本作でも文明社会から浮いた社会で生活する人々のエピソードを生き生きと描いている。さらに「マイ・ライフ・アズ・アドッグ」と比べて子どもたちは深刻な問題を持たないので、ラストで得られるものがないものの、終始とても暖かい気分で見ていられる。個人的に気に入ったエピソードは買い物とオッレが犬を飼うまでのエピソード。それにしてもハルストレム監督の映画がハリウッドに来てから変わったと思うのはやはり子どもたちの視点がなくなったからではないだろうか。監督にはもう一度子どもたちの視点で映画を撮って欲しい。 マイカルシネマさん [地上波(字幕)] 8点(2005-04-05 14:15:44)

6.映像が素晴らしく、子供たちの演技も自然体でよい。かなりたくさんの出来事を詰め込んでいるが、話の展開に無理がない。原作を読んだ人は映画も見るべし。 トナカイさん 8点(2004-01-10 19:55:23)

5.子供の視点からほのぼの語られてるし、自然がとてもきれいで、子供たちがイキキしててとてもいい。オススメはオッレとアンナがすごくかわいいです。 バカ王子さん 8点(2004-01-05 14:39:25)

4.子どもって、ほんとうはこうやって大人になっていくもの。でもそれが幸せそうに見えるってことは、今の私たちが少し不幸なのかもしれない。子どもは生まれる場所も選べません。やかまし村よ、永遠なれ。 Bridgetさん 8点(2003-08-22 02:14:04)

3.こんなところへ行ってみたい、と思わせてくれた映画でした。 ディーゼルさん 8点(2003-07-26 21:46:17)

2.いい映画。映像が繊細素朴で美しく、子供たちがいきいきしてる。スウェーデンの風習を見るのも楽しい。小さな村のあたたかな静寂が、心癒してくれる一本。 おもちさん 8点(2003-04-08 23:25:28)

1.ごめんなさい、平均点下げちゃって・・・。「ロッタちゃんはじめてのおつかい」の後に見たんですが、原作者が同じだけあってトーンが似てますね。子供たちが瑞々しくて良いですね(特にアンナが中山エミリ似で可愛い)。男の子も女の子もすっぽんぽんで川遊びしたりしてて「おや、まだ異性を意識してないのかな?」と思ったら実は女の子の方は相手を意識してるんですねー。きっと何年かしたらあの干草小屋でデートとかするんだろな~。基本的には淡々としてるんですが「悲しいような楽しいようなヘンな気分」とか「目が悲しそうだったから(ザリガニを逃がしてあげた)」とか時々ハッとさせられる台詞が出てくるのがいい。最後、夏休みの終わりと共に映画も終わるところがしみじみ切ないです。 ぐるぐるさん 8点(2003-02-26 22:16:25)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 7.53点
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71029.41% line
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938.82% line
10411.76% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 5.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review4人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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