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居酒屋(1956)

Gervaise
1956年【仏・伊】 上映時間:112分
ドラマモノクロ映画小説の映画化
[イザカヤ]
新規登録(2003-07-05)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-06-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(1956-10-10)


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監督ルネ・クレマン
助監督レオナール・ケーゲル
キャストマリア・シェル(女優)ジェルヴェーズ
フランソワ・ペリエ(男優)アンリ・クポー
ジャニー・オルト(女優)
フローレル(女優)クポーの母
ジャック・アルダン〔1925年生〕(男優)グジェ
ジェラール・ダリュー(男優)シャルル
シュジー・ドレール(女優)ヴィルジニー
二階堂有希子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
穂積隆信(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
島宇志夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田口計(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
麻生美代子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
武藤礼子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渡辺典子【声優】(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
浅井淑子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中康郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平井道子(日本語吹き替え版【TBS】)
水城蘭子(日本語吹き替え版)
原作エミール・ゾラ「居酒屋」(新潮社 他)
脚本ジャン・オーランシュ
ピエール・ボスト
音楽ジョルジュ・オーリック
撮影ロベール・ジュイヤール
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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3.《ネタバレ》 洗濯場での喧嘩や誕生パーティのバカ騒ぎのシーンに凄いパワーを宿しています(あの示し合わせた感じの無いちょっとしたバラバラ感が妙にリアル)。そこには品格とは無縁な生々しい野卑な人間が存在し喜怒哀楽がつめこまれているのですが、その辛辣な人間の、男と女の描写こそ人間の本質というもので博物館で芸術的な絵画を〝向こうにもっとイヤらしいヤツがあるぞ〟と走り回る、まるで中坊のような大人たちがとっても生き生きしています。だからこそ最後に呆然としているジェルヴェーズ(この女優さんが雰囲気抜群!)の姿は活力を失い死人同然のようで悲劇性が高まっています。さらに世代交代でラストに男子を引き連れて走る娘のナナの姿が、新しい人生の始まりと同時に繰り返される悲劇を連想させ感慨深いものとなっています。
 ・・・余談ですが、確かゾラはこの娘のナナを主人公にした小説も書いていてそれも波乱万丈の人生だったような…生きるってことは大変です。 ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-01-25 18:11:06)(良:2票)

2.《ネタバレ》 うーむ、往年の大映テレビもかくやと思わせる、濃厚なドロドロ愛憎劇。ラストは、あ~そこまでやっちゃうか・・・いや確かに現実にはそういう事も大いにありうるんだけどね・・・とため息。それにしても、自分の妻の前の男を引っ張り込んで仲良くなってしまうダンナの心境が分からん。フランスの国民性もあるのだろうか?せめてナナには幸せになって欲しいな・・・。 ぐるぐるさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-11 15:43:41)

1.エミール・ゾラの小説を、名匠ルネ・クレマンが映画化したもので、パリの下町に住む“女の半生”をシビアに描いたリアリズム映画の代表作の一本。前半早々から開始される、主人公演じるマリア・シェルの洗濯場での乱闘シーンは圧巻で、クレマンの迫力ある演出にド肝を抜かされる。主人公の幸せな日々もつかの間で、夫の事故をさかいに駆け足で堕ちていき、ラストからエンディングにかけての崩壊劇は強烈で見る者を圧倒させる。この陰惨極まりない物語で唯一の救いといえば、グージェと旅立ったしっかり者の息子の存在ぐらいなものであろうか。悲劇の極みに引きずり込む強引な展開は、残念ながら不快感と違和感が残りまくる。あまりにも観念的で図式的に捉えすぎており、説得力に欠けるのは否めない。しかし、マリア・シェルの迫真の演技も手伝い、クレマンの一級品の描写力には感服させられるわで、映画史上に残るべく傑作には間違いない。 光りやまねこさん 8点(2004-02-14 10:48:56)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.67点
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7216.67% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1956年 29回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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