みんなのシネマレビュー

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

2018年【日】 上映時間:115分
ドラマコメディファミリー実話もの漫画の映画化ネットもの
[イエニカエルトツマガカナラズシンダフリヲシテイマス]
新規登録(2018-04-02)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2019-03-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-06-08)
公開終了日(2018-11-02)


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監督李闘士男
助監督増田伸弥
キャスト榮倉奈々(女優)加賀美ちえ
安田顕(男優)加賀美じゅん
野々すみ花(女優)佐野由美子
浅野和之(男優)蒲原
品川徹(男優)横山
螢雪次朗(男優)進一
峯村リエ(女優)茂木夫妻・妻
製作ハピネット・ピクチャーズ(「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会)
配給KADOKAWA
その他KADOKAWA(宣伝)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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2.原作未読。 笑えるし、榮倉奈々の可愛さが際立つ作品になっています。 僕も結婚3年目だし、ロケ地が最寄駅のF田だったのでテンションが上がりました! あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 8点(2019-03-16 23:49:24)

1.《ネタバレ》 刑事事件でなくとも、日常生活にミステリーは存在します。本作はある日突然始まった妻の奇行(といってもカワイイものですが)の真意を探る物語。私の推測が正しいとは思いませんが、謎解きに予備知識は不要。というわけで、鑑賞後にお読みいただければ嬉しいです。(以下ネタバレを含みます。ご注意ください…)正直言いますと、いつか榮倉ちゃんが「実は私の余命は…」と言い出すのではないかと冷や冷やしておりました。序盤はコメディタッチで油断させておいて、後半にシリアスドラマをぶち込んでくるのはこの手のストーリーの常套手段ですから。幼いころに母親を亡くしていること。「私より長生きして」に、“人生のまさか”。そしてツガイのインコ片方の死。どれも若き妻の死期を予感させるものでした。死のショックを柔らげるため、妻が仕組んだ予行演習ではないかと。ところがこの予想は大外れでありました。妻の死んだふりには、別の意味があったわけです。劇中では、夫が妻に自身の推理を披露するシーンがありますが、観客に詳細は知らされません。あくまで夫婦間の秘密ということなのでしょう。というコトで、ここからが私の推測。なぜ妻は死んだふりを始めたのでしょうか?夫同僚が口にしているように”構ってほしい”が一般的な見立てでしょう。愛情の確認。この要素も無くはないと思いますが、なぜ今なのか、そして執拗に行う理由は別にありそうです。結婚3年目の節目に、妻の胸のうちに去来した思いとは何でしょうか。ヒントは以下のとおり。「お城に行きたい」「月が綺麗ですね」「私は一度も別れたいと思ったことは無いですよ」夫同僚の妻の境遇に涙。答えはずばり”子供をつくりましょう”。死んだふり=ボケは、夫にノッてもらってはじめて成立するコント。2人の共同作業で生まれる笑いです。榮倉ちゃんは、夫に人生のパートナーとしての役割と自覚を問うたのではないでしょうか。いい加減、腹をくくれと。もう、ちゃんと夫婦なんだぞと。「アイラブユー」が「月が綺麗ですね」に訳されたように、「子づくりしようよ」=「死んだふりコント」であったと考えます。随分回りくどいアプローチだと思いますが、これを理解するのも夫に求められる資質と考えれば納得できます。そういう奥さんなんです。そして、オチがなんと秀逸なことでしょう。妻の見事なダブスタに大笑いしました。2人は本物の夫婦に近づいたに違いありません。それにしても特筆すべきは榮倉ちゃんの役作りの素晴らしさ。純粋で、幼い面もありつつ、それでいて頭がよく、教養もある。基本敬語。いやーこんな若妻、たまらんじゃないですか。もっとも榮倉ちゃんだから許せるわけで、もしこれがガンバレルーヤだったら、2回目の死んだふりでボコボコにしますけども(冗談ですよ。冗談。DV反対!)。事件らしい事件はおこらず、妻の奇行の種明かしさえもない、日常ドラマ。でも、妙に染みるのは、そこにリアルな人生を感じるから。要所でのBGM廃止の演出も冴えていたと思います。自身に置き換えてみると、私自身こんなに人生と正面から向き合っていないなあと思ったり。もっとも、ちゃんと向き合わないのも作戦のひとつであり。でも、その作戦を採用した夫同僚夫婦は破綻したんですよね。いやはや、なかなかに考えさせられるドラマです。とりあえず、注意すべきは伏線の読み間違い。何事も、思い込み厳禁であります。妻の地雷を踏まないように、慎重かつ大胆に、人生を乗り切りたいと願う結婚14年目の夫の感想でした。 目隠シストさん [映画館(邦画)] 8点(2018-07-16 00:17:52)(良:2票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 4.94点
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100.00% line
2212.50% line
316.25% line
4531.25% line
5212.50% line
6212.50% line
7212.50% line
8212.50% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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