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戦場カメラマン 真実の証明

Triage
2009年【アイルランド・スペイン・ベルギー・仏】 上映時間:100分
ドラマ戦争もの
[センジョウカメラマンシンジツノショウメイ]
新規登録(2011-08-07)【TM】さん
タイトル情報更新(2017-07-23)【+】さん


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監督ダニス・タノヴィッチ
キャストコリン・ファレル(男優)マーク・ウォルシュ
パズ・ヴェガ(女優)エレナ・モラレス
ケリー・ライリー(女優)ダイアン
ジュリエット・スティーヴンソン(女優)エイミー
クリストファー・リー(男優)ホアキン・モラレス
脚本ダニス・タノヴィッチ
製作総指揮コリン・ファレル
その他アンソニー・ミンゲラ(献辞)
シドニー・ポラック(献辞)
あらすじ
中東クルディスタンの紛争地域への取材を試みる戦場カメラマンのマークとデイビッド。現地の悲惨な状況にレンズを向ける2人だったが、出産間近の妻を残してきたデイビッドは、これ以上は危険と判断、引き止めるマークを振り切るように独り帰国を目指す。その後、マークは戦火に巻き込まれ重傷を負い、命からがら帰国するが、そこには先に帰国しているはずのデイビッドの姿はなかった。更に、彼は重いPTSDにも悩まされ…。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2012-01-07)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 最初の方で戦場での撮影活動のあれこれが出てきて、まあそういう作品なんだろうと思ったら、早々と舞台は元の生活地に移って、あとはそこでの鬱屈した生活が延々と・・・。トラウマやPTSDをテーマにしたいのだったらそれも中途半端だし、意図がよく分からない作品でした。ラストの展開はそれなりにインパクトはありましたが、それは別の話ですしね。 Oliasさん [DVD(字幕)] 4点(2022-10-09 22:35:40)

5.見る前はこの邦題から、紛争地域で何が起こっているのか?その真実に迫る、例えば「サルバドル」のような作品をイメージしていました。
そのイメージとは異なりましたが、地味ながらも戦争と人間を描いた見応えのある作品でした。
戦場で一体何があったのか?なぜ親友のデヴィッドは帰って来ないのか?
それは心に体に傷を負ったコリン・ファレルが演じる戦場カメラマンとクリストファー・リー演じる医師の対話を通して明らかになっていく。
その過程を描く後半は淡々とした中にもズシリと考えさせられる重みがありました。
そして戦場で何があったのか、果たしてデヴィッドはどうなったのか・・・?明らかにされる真実もまたあまりにも重い。 とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-20 20:50:20)

4.この監督は「ノー・マンズ・ランド」もそうだったが、ある特定の地域の問題を描くことよりも、戦争そのものの悲惨さ・無慈悲さを描くのが上手い。
勉強になる・ならないの観点で言えば後者なのだが、見ると必ず何か考えさせてくれる。
今作は予想外のミステリー要素もあり、楽しめた。ただ、気軽に見える作品でないことは確か(褒め言葉として) Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-17 01:51:36)

3.原題の”Triage”とは『選別』を意味するフランス語で、戦争や大災害が発生した場合にどの負傷者を優先的に治療するのか、どの患者を救急搬送するのかといった優先順位を決めることを指します。序盤の舞台であるクルドの戦場では、まさにこのTriageが克明に描かれます。医師が命の選別を行い、ある命を救うために別の命を切り捨てるという非情な現実。ヨーロッパ映画である本作には『プライベート・ライアン』や『ブラックホーク・ダウン』のようなインパクトある見せ場はありませんが、”Triage”というテーマを見つけてきたことで戦場の恐るべき一側面を描き出すことに成功しています。重傷を負った主人公が生かされるか殺されるかの瀬戸際に立たされるなどサスペンス要素も巧みに盛り込まれており、この監督さんの手腕には感心させられました。。。
主人公が命からがら帰国して以降は映画が中弛みするのですが、精神科医であるクリストファー・リーが登場すると突如として面白くなります。彼の含蓄ある発言は非常に興味深いし、クリストファー・リーの奥行ある演技からも目が離せなくなります。そして終盤に待っている大仕掛け。脚本に仕込まれたこのひと捻りが非常に効果的で、テーマを浮き立たせることに成功しています。日本では劇場公開されず、レンタル屋でも目立たない場所に置かれている本作ですが、見逃すには惜しい良作です。 ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-01 00:30:41)

2.《ネタバレ》 一人の戦場カメラマンの苦悩を表すと同時に、戦火の中で究極の決断を迫られる医師の苦悩も表されていて、リアルな戦争映画として重いテーマ性を感じさせられます。
親友が帰国しないあたりでは、もしかしてありがちなアレ系(本人は気づいてない系)の作品?と思いましたけれども、決して単純に気付いていない、気付きたくない、みたいなことではなく、恐怖あるいは苦痛が限界を超えた時に、人の心は一体どのように耐えていくのか?どのように振舞わなければ壊れてしまうのか?PTSDには様々なパターンがあるのでしょうけれど、ひとつの典型を見せつけられた思いです。佳作ですね。
ただ、邦題はどうなのかなぁ?原題の方が作品のテーマに相応しいような気がします。 タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-08 19:17:39)

1.《ネタバレ》 悲惨な戦争の現場を、カメラを通じてであれば冷静に見ることができる戦場カメラマンも、自らの目で自らが悲劇的な状況に置かれた時には心に大きな痛手を負ってしまう・・・・そんな戦場カメラマンの苦悩をコリン・ファレルが熱演しています。
TMさん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-10 00:17:27)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.00点
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4116.67% line
500.00% line
600.00% line
7233.33% line
8350.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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