みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.設定は良いし、少々のアラがあっても勢いで乗り切れる90分強という上映時間。それなりに楽しめる娯楽作にはなるはずなのですが、これが驚異的なまでにつまらないという奇跡を成し遂げています。主人公の命にタイムリミットを設定したにも関わらず、焦っている様子がまったくないのが最大の問題。36時間で死ぬ、それまでに身の潔白を晴らさねばならないのに、特に焦ってる様子もなく教え子メグ・ライアンといちゃいちゃしてるんですよ。夕方に妻を殺されたにも関わらず、その夜には教え子といちゃいちゃしてるんですよ。これでどうやって感情移入しろというんでしょうか。本作最大の特色は主人公のタイムリミットだったわけですが、それをまったく活かせていないのでは話になりません。また、主人公にわざわざ遅効性の毒をもった理由も明確ではなく、なぜその場で殺さなかったのかと不思議でなりません。他の謎についていい加減な部分があるならまだしも、本作の核となるタイムリミットについての設定が適当なのでは、脚本家はちょっとサボりすぎじゃないかと思います。。。 それに、妻を殺害し、自分の命も奪おうとしている犯人と相対したら怒り狂うでしょ、普通。しかしこの主人公は、犯人の言い分を「うん、うん」とおとなしく聞いてやってるんですよ。こんな主人公にどうやって感情移入しろというんでしょうか。犯人も犯人で、主人公に「お前が犯人だろ」と言われると真相を洗いざらい丁寧に説明してくれる激安野郎で、ある秘密を隠蔽するために殺人まで犯した人間とは思えないほどの口の軽さ、往生際の良さ。せっかく大学教授を主人公にしたのに、知的な謎解きをやらず緊張感のないアクションと口頭でのネタバラシを繰り返すのみではまったく面白くありません。 【ザ・チャンバラ】さん [地上波(字幕)] 1点(2010-06-23 08:12:55) ★4.デニス・クエイド演じる主人公は、何者かに毒薬を飲まされてしまい、残された命もわずか。しかも、殺人容疑をかけられ警察に追われる身。果して彼は限られた時間の中で、犯人を突き止めることができるのか!? ってなオナハシ。面白そうじゃないですか。共演は、インナースペースに続いてメグ・ライアン。その後デニス・クエイドが口説き落としたメグ・ライアン。面白そうな映画じゃないですか。なのに、何で、こんなにつまんないんですかねえ(笑)。やっぱり、設定とはウラハラに、さっぱり緊張感が無いことが問題、ですかね。途中、釘打ち機を持った謎の人物に襲われるなど(『ダークマン』みたいだね)、スリリングなシーンもあるのですが・・・この後、主人公は何をのんびりしているのか。犯人と思しき人物と接触したのだから、いてもたってもいられないハズ、なのですが、実にチンタラノンビリしております。毒のせいで疲労がたまっていたのでしょうか。そもそも、犯人は何故、即効性の毒を用いず、こんな遅延性の毒を用いたのか(塩化ラジウム、だそうな。足もつきやすそう)。そりゃま、主人公が即死してしまっては映画にならないから、ってのがコタエなんでしょうけど、無理やりでも何でもいいから理由づけが欲しい。ただでもスケールが小さいこの映画の印象を、ますます小粒な印象にしてしまってます。あと、この映画、映像にはコダワリを持っている模様。冒頭のモノクロ映像からして、何やらコダワリを感じられます。室内シーンの多くにおいて、窓から横に光を入れる。これもコダワリか。でもさあ。冒頭、主人公が授業している教室のシーン、壁の時計は10時15分だぜ。こういう、いかにも西日っぽい光を入れられると、てっきり夕方かと思っちゃうよ。時刻などの“映画の背景”は、もすこしうまく表現してほしいなあ。“窓からの光”にコダワられても、観ている私の方では、全然別のことが気になってしまい、これではせっかくのコダワリも空振りですね。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-06-20 16:50:16) 3.何か口直し映画を見たい気分です。そういえばこの世にはつまらない映画もあったんだよな~と再認識させてくれる作品。この映画の制作者の意図と,メグ・ライアンが出演を決めた理由が知りたいです。 【さそりタイガー】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2008-06-18 22:57:45) 2.メグ・ライアンが出ていなかったら いちいち見ていなかっただろうし、きっと見ても“得”はない地味なサスペンスだろうなって思ってましたけど、しかし、これがなんの 案外面白かったのだな。デニス・クエイドが一生懸命だったし(←ドラゴン・ハートのボーエン役の人。←たぶん、俺は好きなんだな、この人が。←だから、最後まで見れたのだろうな きっと。)でも、それを除いても、笑える部分も多々あった。アロンアルファのところなんか爆笑ものだよ。とってもとってもおかしくて。挙句に嫌がるメグ・ライアンをシミズ一枚のような格好で外を引きづりまわして(←アロンルファでお手手とお手手がひっついているから離れない)そして、オシッコだってまともな場所でさせてあげないで。今となっては絶対にこんな役断ってるだろうなメグ・ライアンと思われるシーンがいくつかありましたね。それを考えるとなんともおかしくておかしくって。 まぁ最後の犯人は誰だったの?なんて事はもうどうでもよく、なんかさ、昔ながらを感じれる 憎めない作品なのでした。 【3737】さん 8点(2004-03-09 00:56:11) 1.《ネタバレ》 オープニングは「黙秘」や「フレイルティー」、「アマデウス」などのようなイメージで、主人公が警察官へ自供する場面から始まります。面白そうな雰囲気は有るのだが、この手の始まり方にはそろそろ飽きてきました。 デニス・クエイド、メグ・ライアンといった一流どころが競演していますがハッキリ言って超B級です。 物語はというと、すっかり作家稼業から遠ざかっている大学教授(コーネル)が主人公。才能有る学生が意見を求めたいと、自筆の小説原稿をコーネルに預ける。その小説原稿が最後に大きな意味をもたらします。主人公のコーネルは、訳が分からないままに何者かに毒薬を飲まされ48時間の命と診断される。制作者側はこの無理矢理とも言える豪快な設定を企てたにも関わらず、緊迫感や感情移入というものが全く表現出来ずに終わっている。何故かと言うと、コーネルは自分の命が危ないという状況にも関わらず、教え子である女学生(メグ・ライアン)と楽しそうにイチャついたりしているのである! しかも嫌がる女学生に犯人捜しを手伝わせるるためにアロンアルファで自分の手とくっつけてしまうという、あまりにも理不尽で不合理なことをしでかしてくれる。これはギャグなのでしょうか? 肝心のオチも酷かったですよ。コーネルの親友が「私が犯人だよ」と言いたいかのように再三意味ありげに登場する。そしたら本当にそいつが犯人なんだもん。もうアホらしくて嫌になります。 【おはようジングル】さん 2点(2004-02-06 18:45:44)
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