みんなのシネマレビュー

イン・アメリカ 三つの小さな願いごと

In America
2003年【アイルランド・英】 上映時間:106分
ドラマファンタジーファミリーロマンス
[インアメリカミッツノチイサナネガイゴト]
新規登録(2003-12-18)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2019-06-22)【Olias】さん
公開開始日(2003-12-13)


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監督ジム・シェリダン
キャストパディ・コンシダイン(男優)ジョニー
サマンサ・モートン(女優)サラ
サラ・ボルジャー(女優)クリスティ
エマ・ボルジャー(女優)アリエル
ジャイモン・フンスー(男優)マテオ
ニール・ジョーンズ(男優)入国管理官#1
脚本ジム・シェリダン
カーステン・シェリダン
作詞ボノ"Time Enough for Tears"
作曲ボノ"Time Enough for Tears"
挿入曲ザ・バーズ"Turn, Turn, Turn"
サラ・ボルジャー"Desperado"
撮影デクラン・クイン
製作ジム・シェリダン
配給20世紀フォックス
字幕翻訳戸田奈津子
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【クチコミ・感想】

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18.《ネタバレ》 現代のアメリカ、NYが舞台であることを念頭に置いて見ると、非常にいろいろなことを考えさせられる映画だった。物語全体は、おとぎ話的な要素(マテオのエピソード)があるものの、現実的で本質的な問題は解決されていない。民族、宗教、移民の問題。そして、彼らの経済的状況。それでも、彼らはNYで生活を続ける、続けたいと願う。それらが細かなエピソードとして添えられているのが感慨深い。その上で、夫婦の心が子供達によって癒されるのは、素直にほほえましいと思えた。 ちひろさん 7点(2004-07-05 06:48:42)

17.なんか、上手くは説明できないけど、最後の場面、ブロンクスの貧しい街角からみえるマンハッタンの夜景と満月をみながら、「アメリカっていい国だな」ってしみじみ思いました。ストーリは、ほんと、アメリカならではの映画(日本にはまず無い話し)。マテオのエイズの話にしてもアメリカの社会問題だけど、必死に生きていこうとする姿が印象的だった。そうした人間模様を社会問題や病気の話し(エイズ、Rh不適合妊娠、小児脳腫瘍)をおりまぜながら展開していっているところがなかなかよかった。もちろん子供達の笑顔は忘れられない。3万ドルのお金の支払い方法についていろいろ議論あるようだけど、マテオがたとえ持っていたとしても天国にはもっていけないからね。お金じゃないところに価値を見出していることを強く印象付ける良いエピソードだと思う。(たとえ、彼らが払えなくっても、実際には病院側が自腹を切ることになるというのがよくある話。)それにしても、長女がRh(-)で、次女はどうやらRh(+)、で、Frankieのときは大丈夫だったのか?FrankieはRh(-)?で、今回がRh(+)か???それにしても、はじめのTimes Sqのシーンでながれていた曲、"Do you believe in magic?"が最後まで頭に流れてました。ミラクル!マジック!信じよう!! 追伸:日本語副題「三つの小さな願いごと」は蛇足。それが主題ではないから。 あまねさん 7点(2004-07-03 13:53:16)(良:1票)

16.予告編で見た想像の粋を超えない作品ではありましたが、とりあえず子役の愛らしさに完敗です。最後の入院費の件は多少ご都合主義かと思いますが、でもそのおかげで、後味の良い映画になったような気がするので私には良かったかな。見終わって心が温かくなる映画でした。 HIDUKIさん 7点(2004-07-02 11:43:06)

15.お祭りのシーン、流行りのETのぬいぐるみを、子供たちの手前意地でも取ってやるっていう親父の気持ちよくわかる。引くに引けない状況だと男ってわかってても馬鹿な行動取ってしまうんですよね。それがちっぽけだけど譲れないプライドっていうか。取れて良かったね、父ちゃん。ラストが出来過ぎだとは思ったけど、後味良い映画でした。でも自分も、マテオがエイズだったんだって観終わってもわからなかったけどなあ。 放浪紳士チャーリーさん 7点(2004-05-08 11:56:47)

14.アイルランドからの不法移民一家が過去と決別し、ニューヨークという大都会の底辺で未来に希望を見出していくようになるまでを描いた、長女の一人称の視点で語られていく物語。私の心が荒みきっている所為か、珍しくもないエピソードを繋ぎ合わせただけの話を延々と観せられた所為か、ちっとも感動できなかった。(また書きますけど)大体、今が生きるか死ぬかという時に、全然地に足を着けようとせず、おまけに過去に縛られてばかりいるこの夫婦には全っ然共感できない。娘にしても愛らしさの前に、この歳で独善性を匂わせてしまっては魅力も半減。という訳で、5点献上。 sayzinさん 5点(2004-05-05 00:05:01)(良:1票)

13.完全には理解できていないと思いますが、自分は単純なのでしょうか、素直に良かったです、この映画。もう一度見て、ちゃんと把握するつもりです。メンタルな傷を持っている家族と、フィジカルな傷を持った隣人との心温まる映画という感じでした。 tommymarandaさん 7点(2004-03-24 11:34:34)

12.素晴らしい映画。確かにファンタジーに救いを求めすぎているかもしれない。家族の欠損を強調しすぎているかもしれない。しかし、僕はこの作品に素直に感動した。「私が一家を支えてきたの!」少女クリスティが父親に言った言葉は、僕らの心に素直に響く。この一言はジョニーを救ったのと同時に確実に僕らの心を捉えるのだ。クリスティは傍観者であり、記録者であるように演出されているが、実は家族を支える、アリエルを守る、マテオを導く、そして僕らをも支えるイノセンスのキャッチャー(The Catcher)だったのではないか。彼女の歌う「Desperado」がデジタルカメラを通して僕らに問いかける。Why don't you come to your senses? 僕らは誰しも埋められない欠損を抱えて生きていく。そこにもし信じられるものが何もないとしても、「信じること」そのものを守るクリスティのような存在にこそ、僕らは癒され、救われるのだ。 onomichiさん 9点(2004-03-22 01:14:33)

11.出産費用もろもろで3万ドル!アメリカの病院はボッタクリか?不正入国だと生活保護申請できないのかね。 mimiさん 6点(2004-02-21 14:50:34)

10.《ネタバレ》 期待していただけに、非常に残念な点数。いい映画ですか?と言われればいい映画に違いないのだが、結局最後まで感情移入することができず、感動も泣きもせずに終わってしまった…。単純な感動一直線のストーリーではなく、話を分かりづらく複雑にしてることからして困った。結局、黒人のマテオはどうなった?病気はエイズだったってみんな分かったのか?3つ目の願い事は、結局何だったのか?分からなかったオレって、やばいのか?見終わったあとにやさしくなれる映画だと思っていたが、二人の姉妹の明るさに救われている感じ。ヒステリー気味の母親やイライラして自分を見失いつつある父親など見たくない。父親と子供が遊ぶ場面や「デスペラード」など、よさげな雰囲気を持っていただけに、残念。 mhiroさん 6点(2004-02-18 11:37:50)

9.両親にはあまり共感持てなかったけれど、姉妹の子役が可愛くて好感持てました。本当の姉妹ということもあってか、二人のやりとりがとても自然で演技という感じがしなかった。マテオ役の人もまあまあ良かったです。ストーリーは納得いかない箇所もあったけど、全体でみれば合格点をつけられるかな。三つ目の願い事にちょっと涙目になりました。 はっぴ~さん 7点(2004-02-11 21:44:39)

8.後味も悪くないし、爽やかな感動という感じ。何か神秘的な雰囲気のする映画だった。 いざ、ベガスさん 6点(2004-01-30 23:23:42)


7.《ネタバレ》 二人の姉妹はとても自然な可愛らしさでほほえましいし、胡散臭い住人ばかりの汚いボロアパートで階下の黒人マテオとの交流は麗しい。しかしETベースのようないい話も「都合よすぎる」部分に違和感がある。(莫大な入院費支払い方法には脱力)。家族皆がいつまでも亡くした坊やに囚われていて不安定な妻の態度や、貧乏なのにゲームに有り金はたく父親、最後のハッピーにまとめたラストシーンなどあちこちで演出過剰な気がするし粗漏や甘さが気になってしまう。おいしそうなケーキにさらに砂糖を振り掛けて甘すぎる感じ(身内話で甘くなったんでしょうか)。期待してただけに残念。おまけにベリーショートのモートンはプリコグみたいだし、、結局2人の姉妹の愛らしさが一番印象的だったのだが最後の姉の言葉は興ざめ。 キリコさん 6点(2004-01-15 17:16:53)(良:1票)

6.ほのぼの系泣かせドラマを期待して見たら、全然違って、コンセプト先行の難解な話だった。主演2人の演技があまりうまくないのが致命傷。子供2人に何とか救われている。
Oliasさん 5点(2004-01-12 22:17:43)

5.ボルジャー姉妹(クリスティ・アリエル)の愛らしい演技と、母親(サラ)役サマンサ・モートンのセリフはなくとも表情で感情を言う表現がたまらないと思います。物語途中から登場する叫ぶ男ことマテオの存在感、その神秘性がこの物語を一種ファンタジーめいた物にしていますが、彼の言葉には自暴自棄になっていた父ジョニーの目を醒まさせる力があったのでしょう。もちろん、学校で行われた歌の披露でクリスティが熱唱した「デスペラード」も。非常に心落ち着いた、幸せな感じで劇場をあとにできました。お勧めできます。 もっちーさん 9点(2004-01-12 03:06:39)

4.母親が中性的、マテオがマッチョ過ぎる。キャスティングが変わればまた印象度も変わったかもしれない。ただ、それを補って余りあるほど姉妹のいじらしさと父親のダメ亭主ぶりは素晴らしい。ハンディムービーやスローモーションを巧みに使った映像も魅力的。縁日でのボール投げのスローや長女の「デスペラード」の独唱は鳥肌ものだった。アイルランド移民?の一家族ががマンハッタンという大都会で小さな幸せを掴んでいく姿が微笑ましく描かれている。 つむじ風さん 6点(2004-01-11 04:13:12)

3.《ネタバレ》 淡々としているけれど、時々早送りもあったりして(笑)気が利いてる。そして僕はいろんなとこで、涙が出た。
死に行くマテオが「僕はETと同じエイリアンだから帰らなければ」とアリエルに教えるその彼のやさしさに涙。しっかりもののクリスティの「子供扱いしないで。私が一家を支えてきたの」という涙の告白にもらい泣き。そして、やはり最後のお願いを受けて、震えながら過去と決別するジョニーの涙にまたもらい泣き。
話自体はありふれたものかもしれませんが、とにかく時間を忘れてみることができました。人におすすめできます。なんとなく輪廻転生的なものを感じつつ、充実した気持ちで映画館を後にしました。
今年見た作品の中では一番。まだ11日だし(^^;。 こじ老さん 9点(2004-01-11 00:57:14)

2. とても良い映画でした。姉妹の演技がとても良い。妹の方がかわいいという声があがりそうだけどお姉さんの方の大人びた表情が出色の出来。泣かせる。 GOさん 8点(2004-01-05 22:56:36)

1.《ネタバレ》 観終わった後に心に残るのは、やはり娘たちの笑顔。ラストシーン、三つめの願い事。父親を前に進ませるのはこの2人の天使である。その姿のなんとたくましいことか。 階下の住人、そして娘たち。救いはいつもすぐ傍にある。だけど、我々はなかなかそれに気付くことが出来ない。絶望したとき、つらいときに周りを見渡せばきっと誰かがいてくれて、それによって微笑むことぐらいは出来るのかもしれない。そんな希望をもらった映画。 紅蓮天国さん 8点(2003-12-22 17:36:22)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 6.47点
011.28% line
100.00% line
211.28% line
322.56% line
422.56% line
51114.10% line
61823.08% line
72329.49% line
81519.23% line
956.41% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review10人
2 ストーリー評価 6.00点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review10人
4 音楽評価 5.62点 Review8人
5 感泣評価 5.37点 Review8人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
主演女優賞サマンサ・モートン候補(ノミネート) 
助演男優賞ジャイモン・フンスー候補(ノミネート) 
脚本賞ジム・シェリダン候補(ノミネート) 
脚本賞カーステン・シェリダン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
脚本賞ジム・シェリダン候補(ノミネート) 
脚本賞カーステン・シェリダン候補(ノミネート) 
主題歌賞ボノ候補(ノミネート)"Time Enough For Tears"

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