みんなのシネマレビュー

MW-ムウ-

2009年【日】 上映時間:129分
アクションドラマサスペンスSF漫画の映画化
[ムウ]
新規登録(2009-04-13)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2024-05-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(2009-07-04)


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監督岩本仁志
キャスト玉木宏(男優)結城美智雄
山田孝之(男優)賀来裕太郎
風間トオル(男優)三田
鶴見辰吾(男優)松尾
中村育二(男優)岡崎俊一
半海一晃(男優)山下孝志
品川徹(男優)望月晴男
林泰文(男優)橘誠司
石田ゆり子(女優)牧野京子
石橋凌(男優)沢木和之
山本裕典(男優)溝畑
小松彩夏(女優)岡崎愛子
かでなれおん(女優)結城の秘書の銀行員
原作手塚治虫「MW」(小学館 他)
脚本大石哲也
音楽池頼広
撮影石坂拓郎
製作島村達雄
ギャガ・コミュニケーションズ
小学館
白組
日本テレビ
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特撮白組(VFXプロダクション)
照明舘野秀樹
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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12


21.人間の二面性、個人主義と国家の対立、善と悪、対立軸を際立たせる事で物語りは普通動いていくのだけれども、
この作品ではそれがあまり上手くいかなかったようだ。

シンボルとして描くのであればやはりもっと単純化した方がやりやすかったのに、
そこに迷い、葛藤の要素が入り、さらにその部分の描写に時間を取られすぎた。
政府の闇、というのも事故といえば事故であり、可愛そうだけれども、復習の対象として実際に行動してしまうのは腑に落ちにくい。
正直にいって題材を肉付けした部分が悉く陳腐で幼稚。
漫画原作の映画であるのだし、もう少しシンプルな構成で効果を挙げる為の工夫が必要だろう。

邦画大作としてはみれない作品ではないし、主演はがんばっていたので5点。 病気の犬さん [DVD(邦画)] 5点(2015-12-19 15:15:35)

20.《ネタバレ》 冒頭、誘拐犯の追走に30分近い時間を費やします。バンコクでのロケ費用の元を取ろうと思ったのでしょう。貧乏くさい。その間にストーリーは何も進展しない。悪い予感。ダラダラと時間を費やすシーンはその冒頭だけだったが、悪い予感は外れない。マンガが原作だとしても、現代のクライムサスペンスとしてはお寒い内容と言わざるを得ない。とことん、話の中身が薄いのです。政治家と米軍の癒着や不祥事の隠蔽などは描き方によってはそれなりに見られはずだけど幼稚に映る。笑えるくらいに致命的なのは、「東京基地」と呼ばれる米軍施設に侵入した主人公が米軍士官を人質にして毒ガス兵器を略奪するくだり。軍人さん相手にそんなことをしたら瞬殺ですよ。ジェームズ・ボンドでも、そんな無茶はしません。と云うか、今どき「東京基地」と言われた時点で冗談かと思いました。もう少し説得力のある脚本を書いて欲しいものです。原作には男の同性愛が背景にあるらしいのですが、スポンサーからNGを食らったらしい。主人公の目的も復讐ではなく、暴れたかっただけのようです。テーマを見失った作品はバカっぽい。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-02-14 02:14:55)

19.《ネタバレ》 主役二人のがんばりに点入れます。
ストーリーはいったいどう突っ込めばいいのかわからないくらい破綻しまくり。
あとで原作を読んであー根本からして間違ってるのになぜこの映画をわざわざ作ったのかふしぎになりました。スポンサーの条件がホモはなし!だったとかいう噂もありますが…。
 主役二人の関係が友達じゃあなんで賀来がそこまで結城に尽くすのか、どう考えてもおかしいでしょ…。途中眠る結城をじーっと見る賀来がなんか変な雰囲気という場面があったのですが、あれは主役二人と制作陣のささやかな抵抗だったのでしょうか。
 それ以外にもどうしょうもないストーリーなんですが。MWのことなんかどうでもいいっつうか。
 個人的には玉木宏の冷酷な美しさと爬虫類的演技が○です。ビルから人を落とすシーンで必死にしがみつく指を一本ずつはずしていくとこなんか無表情なのに楽しそう~でおもわず「恐ろしや~恐ろしや~きれいな顔しとっても、こんお人は鬼じゃ~」といいたくなりました。
ぺーこさん [映画館(邦画)] 2点(2012-12-02 00:24:57)

18.前半玉木宏のクールな犯罪者ぶりがかっこいい。後半ムウの正体が判ってからは陳腐で退屈になりました。ラストは、もうなんでもありな感じで雑になり過ぎです。前半が良かっただけに残念です。 ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-11-17 17:53:00)

17.《ネタバレ》 もったいない!結城役を演じるに超適役な玉木宏を得ていながら生ぬるい脚本が台無しにしている;まあ、頑張っていたとは思う。米軍と日本政治家との密約関係とかよくぞ入れてくれた(大企業がスポンサーに入ってたらNGだったろう)この映画の一番悪い点は「刑事VS犯人」という構図に歪めたところ。原作ファンから言うとテーマ性を貫いてくれれば、ストーリー展開など変えても構わないのだ。この作品のテーマとは「狂気」である。この世界は歪んでいる。罪もない島民を殺して隠ぺいする政府は正義か?過去原爆を落とし、戦争による破壊を経験しながらも戦争を続けるこの世界は正しいのか?狂っているのは世界か?結城か?その問いかけが原作のテーマだと私は解釈している。その「狂気」が伝わってこない。他人の命も自分の命も執着しない結城が執着したのが唯一賀来とMWだったのに、最後の刑事への電話などありえない;賀来に対して「おもちゃを落とした」はないわ~!海に飛び込んで必死に探す、ぐらい見せてよ;(肉体関係を排除したんだから)もしかしたら、最後は結城じゃなくて「結城のような奴が再び現れる」を暗示しているかもしれない、と好意的に受け止めておきますか…; 果月さん [DVD(邦画)] 5点(2012-05-27 19:47:54)

16.序盤の人質のシーンが長く感じました。 *まみこ*さん [DVD(字幕)] 4点(2011-02-21 01:35:17)

15.《ネタバレ》 玉木宏がクールな復讐者(結城美智雄)を上手く演じているとは思うが、肝心のストーリーが破綻しているような気がする。
気になった点
・隠蔽工作のため島民を虐殺するような状況下で島を逃げ出したはずの二人の子供が本名のまま暮らせるはずがなかろうに・・・
・島に上陸してMWを探すシーンで、監視カメラで発見され、在日米軍に襲撃されているのに、「俺は大丈夫」(by 結城)はおかしいだろうに。
・在日米軍東京基地(横田基地をイメージしているんだとおもうが)には、簡単には入れないよ。しかも、将軍を人質にするって在日米軍はど素人以下かよw
・舞台を現代(1995年の地下鉄サリン事件後)に設定しているのに、在日米軍の司令官が「お前達のごたごただろう。お前達で片つけろや!」と言った感じのセリフはバカか?としか言いようがない。(1992年の化学兵器禁止条約で化学兵器の開発、生産、貯蔵、使用が全面禁止されているんだからね)
・輸送機が撃墜されているにもかかわらず、結城が生き残れるってどういうこと?
---
原作は手塚治だが、未読(だと思う。少なくとも読んだ記憶なし)。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 3点(2010-06-27 03:09:41)

14.《ネタバレ》 割と期待して観たのだが、見事にその期待は裏切られてしまった。率直な感想として、本当に薄っぺらい映画だと思う。バックグラウンドが描写不足なので、心揺さぶられる部分が皆無で、その代わりに疑問符が多い。結城と賀来の関係性がよくわからない。結城のやろうとしていることも、さっぱり理解出来ない。編集なんかでとりあえずカッコ良く見せようと見せようとしているのはわかるが、どうにもダサダサ感が漂ってしまってカッコ良くなってないんだな~。あ、どうでもいいけど結城の家は凄く綺麗だった。おいらもあんなモダンな家に住みたいね(笑) あろえりーなさん [DVD(邦画)] 5点(2010-03-25 23:15:24)

13.《ネタバレ》 米軍が秘密裏に島で殺人ガスを製作。ガスが漏れて島民多数死亡。発覚を恐れ米軍は残った島民を殺害。島を出ていた島民には秘密を守ることを条件に出世コースを用意。結城と賀来だけは奇跡的に島を脱出、生き残った。賀来は神父になる。ガスを吸って余命少ない結城は復讐を決意。復讐するとしたら普通は、MWの存在を明らかにして米軍と日本政府の陰謀を明らかにすることだが。彼の矛先は少し違う。まずMWの謎に迫った新聞記者を殺し、生存した島民も次々殺した。MWがあることを知ると、強奪してテロ組織に売るという。コイツはアホですか?余命ないはずですよね。どれもこれも行き当たりばったりでつまらない。刑事を呼び出して殺すのなんて愚の骨頂。賀来に罪の意識をきせる意図らしいが、意味をなしてない。悪を悪として描ききれてないので、復讐物語が成立していないのです。①娘をタイで誘拐して現金強奪するなど手の込んだことをする必要はなし。さっさと殺せばいい。自白させて情報を得ようとしないのは何故。②本部長に横領の罪をきせる理由がない。自白させ、さっさと殺せばいい。③結城は部屋に何故あんなに大金を持っているの?お金は政治家に渡したはず。④結城の部屋に指紋がひとつも無いのはありえない。⑤そもそも孤児の結城は大手銀行に就職できないと思う。⑥結城は政治家になかなか復讐しないのは何故?ザコばかり殺しても意味がない。⑦事件の真相に迫った川村記者を殺す必要なし。⑧事故死した川村記者は何故スクープの内容をデスクに話しておかなかったのか。⑨島の貯水池にはMWはなかった。なのに米軍のヘリがいきなり機銃掃射するのは不自然。⑩米軍基地であんなに簡単に秘密兵器を奪取できるはずがない。⑪神父さん、髪を切れや!⑫あの刑事は不自然にカンが働きすぎ。⑬煮え切らないラストがいや!結城は余命がなかった筈じゃないのか! よしのぶさん [DVD(邦画)] 4点(2010-03-10 22:54:49)

12.生き残った子どもが大人になって復讐するというどこかで見たようなストーリーは斬新さに欠ける。
舞台が日本というのも現実味を薄れさせているので、舞台を海外に置き換えてみたら面白くなるような気もした。
流石に日本でこれはないだろうっていう印象が強いですね。
もとやさん [DVD(邦画)] 3点(2010-01-29 17:35:42)

11.良くないところはたくさんありますが、一番気になったのは「音楽の使い方」です。安直すぎます。 紫電さん [DVD(邦画)] 1点(2009-12-25 21:12:07)

10.《ネタバレ》  TVで見る玉木の激痩せを痛々しく思ってきたが、MWを吸ってしまった結城美智雄ならこれぐらい痩せていて当然だと思った。人を殺す時の大きく見開かれた眼も、MWで人格を狂わせた感じが出ていたと思う。「のだめ」で培った大げさな演技がギャグでないシーンで生きた。悪役への挑戦は、一応成功したのではないだろうか。寄ってくる孤児を抱き上げたときの笑顔が優しくて、これも“実は殺人鬼”というギャップの形成に寄与したと思う。
 しかし映画全体から「俺たちが背負わされた地獄」が全く感じられない。「どんなに人を殺しても、異様に喉が渇く」と結城が述べる場面にもっと切実感が出たらよかったかもしれない。そうしたら、「結城の地獄」は感じられたかもしれない。が、それでもそれは「俺たち」の地獄ではない。「賀来の地獄」と、そういう個々のではない、「彼ら二人の地獄」の表現にはほど遠かった。三十代に向かう玉木宏には、いつかホンモノの「真の地獄を背負わされた時、人はそれでも心を失わずにいられるのか」を問いかけるような役を演じてもらいたいと思う。
 PS.玉木宏がクロールをきれいに泳ぐことは知っていたが、平泳ぎも、水のキャッチも足首の返しもきれいだった。これを見ることができて、なんか得した気分だ。
TAMAKISTさん [DVD(邦画)] 2点(2009-12-20 00:16:32)

9.つまらん。ミスキャスト過ぎて全体的にバランスがとれていないし無駄なシーンやセリフが多いような気がしました。ひとつ言える事は続編を作る気ならやめた方がいいです。 映画さん [DVD(邦画)] 2点(2009-11-24 21:40:38)

8.《ネタバレ》 面白かった。狂言誘拐した女の射殺とか、女記者が安易に助かったりせずに殺されるところなど、結城の非情さを中途半端にせずに描いたところが評価できる。ただ、原作とは違う結城と賀来の人間関係から、結城がそこまで賀来を信用するのが気なった。手塚治虫の原作とは大きく違うけどまあいいんじゃないかな。 リニアさん [映画館(邦画)] 6点(2009-07-20 21:08:45)

7.う~ん…厳しいな~ アスモデウスさん [映画館(邦画)] 3点(2009-07-20 02:04:05)

6.《ネタバレ》 玉木宏のプロモーション映画。

美しい。その力だけで引っ張った決断力は清々しい気がする。
草刈正雄の『沖田総司』を思い出した。
面白いのは、演じている役柄の違い。
劇中軽々しくも「モンスター」という言葉が出てきたけれど、
現代人は劇中の結城のような人物にヒロイズムを感じるのか。

刑事役がのっけからガチガチに主人公をマークしていて笑った。
さらにあまりに中途半端な賀来の役回りにも笑った。

玉木宏は非常に細長くスタイルがよく、どの場面でも美しかった。
湖に潜るシーンと殴るシーンが微妙で残念。
個人的には若き日の草刈正雄の方が好みだ。 nadiendさん [映画館(邦画)] 3点(2009-07-13 15:11:39)

5.原作の核心部分をすっかり抜いて関係ないものにするんなら、最初からMWというタイトルにしなきゃいいんじゃないの?手塚治虫だってパクられたとは全然思わないから。 ととさん [映画館(邦画)] 1点(2009-07-07 02:52:18)

4.中身があまりなかった。正直つまらない。ストーリーがグダグダだった。 十人さん [映画館(邦画)] 3点(2009-07-05 22:19:02)


3.《ネタバレ》 まず手塚漫画の印象で左右されないように、原作は未読で鑑賞しました。(鑑賞後に原作を読破しました)まず褒めておきたいのは主人公・結城演ずる玉木宏の存在感は素晴らしかったです。彼のお陰で本編が魅力的になっているのは確かでした。映像とか細かい部分でも作り手の気合いは感じる事が出来ました。でも、全体的に展開がスピーディーに作られているはずなのに、何か冗長に感じました。まず冒頭のタイの誘拐のやりとりは明らかに引っ張りすぎでカーチェイスも長い逃走もシーンも必要がないと思います。そんなのに時間を割かずもっと他に見せるべき所はあったのでは?(アタッシュケースの事も気になりました)。スローモーションの多用、凝った映像展開は冗長さに拍車を掛けてるだけかと。あと重箱の隅ですが石田ゆり子の記者は以前に事件を担当した記者の命懸けで守ったという手帳や資料を読んで事件の概要を知ったのですから、そこに記してあった東京にMWのサンプルがある事も理解してなきゃおかしいでしょ。わざわざ島まで行って既に持っている手帳を結城が読んで気付くって・・違和感があります。石田ゆり子の記者は島シーン以降の東京で登場させれば自然だと思います。そして山田孝之演ずる賀来神父は果たして必要だったのか?いてもいなくても同じような存在になっていました。どうしてあそこまで葛藤しながらも主人公に加担してしまう根底が描き切れてないです(原作だと賀来が主人公とのホモセクシャル関係が主軸となり他の葛藤も、しっかり描かれている)結局、何だったんだコイツは?と思う訳です。結城の最大の武器ともいえる美貌を駆使した肉体で男や女を利用する一面(特にホモセクシャル)を全面的にカットしたのは大きな失敗です。単なる復讐モノになっているだけでは?玉木宏の主人公が素晴らしいだけに惜しいと思います。 まりんさん [映画館(邦画)] 4点(2009-07-05 17:04:32)

2.《ネタバレ》 手塚治虫の名作によくぞ挑んだ、という感じは見受けられるし悪漢/結城美智雄(漫画では美知夫ね)を演じる玉木も頑張っていると思うがやはりこれは結城と賀来のホモセクシャルな関係が無いと成り立たないのではないか。彼らは表裏一体、心に「善と悪」を抱えている者達なのだから(漫画中結城の悪が出たきっかけは化学兵器MWと賀来に犯されるという事だからね)賀来が結城の犯罪を止めるという行為は神父である賀来の心にも潜む、「堕落した悪心」への恐れと結城というモンスターを生み出した苦悩があっての事のはず。正直裸になってチュッチュするのを観たいわけではない。陳腐かもしれないが台詞でも映像でもそういった雰囲気を生み出すことは可能だったろうし、それすら怠ってしまっている事が残念である。ホームランボールをハーフスイングで見逃してしまったような映画かな。 Nbu2さん [映画館(邦画)] 5点(2009-07-04 20:59:05)

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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 3.48点
000.00% line
129.52% line
2419.05% line
3523.81% line
4314.29% line
5628.57% line
614.76% line
700.00% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 3.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.33点 Review3人
4 音楽評価 4.00点 Review3人
5 感泣評価 -0.33点 Review3人

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