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ぼくの伯父さんの休暇

Mr. Hulot's Holiday/Monsieur Hulot's Holiday
(Les Vacances de Monsieur Hulot)
1953年【仏】 上映時間:87分
コメディシリーズものモノクロ映画
[ボクノオジサンノキュウカ]
新規登録(2003-05-25)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-01-10)【イニシャルK】さん


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監督ジャック・タチ
キャストジャック・タチ(男優)ユロ氏
ナタリー・パスコー(女優)マルチーヌ
ヴァランティーヌ・カマクス(女優)
アンドレ・デュボワ(男優)
脚本ジャック・タチ
アンリ・マルケ
音楽アラン・ロマン
撮影ジャン・ムーセル
ジャック・メルカントン
製作ジャック・タチ
配給日本ヘラルド
編集シュザンヌ・バロン(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想】

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16.海岸でのバカンス風景が綴られています。個々人のストーリー無く寒過ぎるギャグが延々垂れ流されてウンザリ。
下品ではなかった。10歳の時に家族親戚揃って曽々木海岸で遊んだ記憶が蘇った。それぞれ1点ずつ。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 2点(2024-01-28 13:49:02)

15.《ネタバレ》 山田洋次がフーテンの寅のキャラを思いつくきっかけとなったムッシュ・ユロ=ジャック・タチがスクリーン初登場となった作品。でもユロ氏は挙動不審だけど礼儀正しいし根っからのジェントルマンで、テキ屋の車寅次郎とは大違いなのが面白い。どちらかと言うと、自分にはユロ氏のあの長身の容姿からはシャルル・ドゴールのカリカチュアだったような気もします。 フランス人と言えばバカンス(偏見か?)というイメージ通りの、ノルマンディー海岸でのホテルに集う人々の一夏をスケッチしたような作品です。劇中でともに宿泊しているユロ氏はまるで背景の様に動き回っている感じですが、彼なりにバカンスを愉しんでいたみたいです。彼は決して部外者というわけではなくて他の宿泊客もユロという名前は認識して話しかけたりしていますが、彼は好きなように行動して意図せずに騒動を引き起こしてしまいます。タチはその長身を生かしたまるで機械仕掛けのような一種のパントマイム芸で、これは彼じゃなきゃ出来ないまさにフランスのエスプリの体現という感じの名人技です。これは絶対ドリフや志村けんのコントは影響を受けていると思います。とくに私にはテニスをするときの珍妙な動作がツボでした。またユロ氏とマルチーヌの間に淡い恋愛感情が芽生えるところも良かったですね。 ちなみに『ぼく』って誰だと?という疑問ですが、これはシリーズ三作目の『ぼくの伯父さん』の方が日本では先に公開されていたのでつけられた邦題です。『ぼくの伯父さん』のユロ氏は若干キャラが変わって能動的な感じになったような気もします。宿泊客の中にいるパリから頻繫に電話がかかってくるビジネスマンとその一家も、『ぼくの伯父さん』の妹夫婦としてスライドしているような感じですね。 S&Sさん [ビデオ(字幕)] 7点(2024-01-10 22:44:31)

14.《ネタバレ》 フランスの田舎のバカンスの風景、洒落た音楽、そしてラストのセンスのある演出など観ていて心地よいさ作品でした。
ドタバタ喜劇のお手本のようなシーンが数多く出てきましたが、それだけ見ると「上品なドリフ」と言った感じで鑑賞中に何度か声に出してしまいました。
ただ、一つ一つのシーンは面白いのですが、ストーリーがあってないようなもので淡々と進んでしまうので、今のスラップスティック・コメディの勢いなどに慣れているとちょっと辛いかもしれません。
ただ、全体的な雰囲気は上記のようにどこか上品でおしゃれな雰囲気があるので、最近の勢いある作品群に食傷気味でちょっと肩の力を抜きたい時には最適かもしれません。
それにしても、↓でも言及されていますが、「ぼく」って、一体、誰、、、? クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 6点(2021-07-23 00:00:21)

13.ドタバタ喜劇とは違って、おしゃれな雰囲気の音楽は楽しめたものの、コメディとして見るにはさすがにちょっと厳しかったです。喜劇のお手本のようなシーンもたくさんありますが、どうにも退屈で・・・。違った気分の時に観れば、印象も変わるんでしょうか?「クスッと」よりも「イラッと」させられる方が多かったです(^^;

ところで、タイトルは「ぼくの伯父さんの休暇」ですが、肝心の「ぼく」って誰??? 途中からボヤ~ッとしか見ていなかったので、見逃したかな? ramoさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-10-07 22:28:27)

12.つまらなくはない。一人一人を見ている上では面白いものの、何か物足りない。ドタバタ喜劇的な笑いという意味での物足りなさというよりはフランス映画的な面白さ、良さという意味での物足りなさというべきか?それなりに面白いけれど、あと、一押し、いや、それ以上の何かが欠けている気がする。チャップリン的な笑いというよりは日本のドリフのコントみたいな感じが見られるものの、ドリフターズのあの面白さに比べたら、やっぱり物足りないし、色んな意味で何か物足りない。 青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-05-06 21:21:41)

11.のどかな景色のモノクロ映像。かわいい動物とおかしな人たち。粋で洒落た音楽。愛すべき映画なのですが、いかんせんストーリーがない分、ギャグを楽しみたかったのですが、あまり面白くはなく、全体的に興味を引かずに見終えてしまいました。音楽がなければさらにマイナスです。 omutさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-20 17:33:09)

10.《ネタバレ》 ラストシーンとか作りがしゃれてて、音楽もよいんだけど、今の時代には少し退屈。ネタ集の域を出ていないため、僕にとって、「映画」ではない。でも、こういうおっさんがいたら隠れファンになりそう。恐妻家のおじさんが握手を求めてくるシーンが一番笑えた。最後は少し悲しい。出てきておくれよ、マルチーヌ!それにしても、この映画のポスター、いろんなところで見るけど、この映画自体を観た人はどれくらいいるんだろう?貼るならちゃんと観ろよ!とか思う。 枕流さん [DVD(字幕)] 5点(2008-01-26 15:33:38)

9.クスリと笑った箇所は数ヶ所だけ。ギャグが寒いのなんのって・・・。あのおっさんはいったい何がしたかったんだ??ただし、人の温かさやフランスの田舎のバカンスの雰囲気は悪くない。コメディとしてもう少し自分のツボにヒットすれば良かったんだが・・・・。 こまごまさん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-25 01:01:39)

8.ジャック・タチ初体験。最近、チャップリンの短編作品を立て続けに見ていたせいか、最初は淡々としたノリにちょっとビックリしたけど面白かった。真夏のビーチの雰囲気やテーマ音楽もとても良くて癒される。でもチャップリンと違ってそこまで映画にのめりこめなかったのがちょっと残念。 イニシャルKさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-30 02:50:25)

7. ジャック・タチの作品を観るは『郵便配達の学校』に続き2作目です。彼の代表ともいえるキャラクター、ユロ氏が初めて登場した作品なんですね。非常に細かく作成されていてチャップリンと同じく彼に完全主義者みたいなものを感じました。しかしユロワールドに入り込めずこの得点となりました。 MINI1000さん 7点(2004-12-03 23:01:37)

6.これぞバカンス!・・・とまでは言えないけど、海の映像と音楽だけで充分気分は味わえます。悪気はないんだけれども、行く先々で必ず騒動を巻き起こしてしまう人物ユロ氏。「もう何にも手を触れないで~!!」と思ってしまいます(^^; ”ミスター・トラブルメーカー=ムッシュー・ユロ” かんたーたさん 8点(2004-04-14 18:23:20)

5.その日たまたま買って読んでいた本が椎名誠さんのエッセイ。で、そのエッセイで軽く「私の1番好きな映画」と触れていたのが本作品。その本を読み終わった後別の本を読み始めたので、この事を忘れていたのですが、レンタルビデオ屋に立ち寄った時、思わず目に止まったのも本作品。これを運命と言わずして何と言おう。コメディ映画だという予備知識もなしで観始めたので最初は戸惑っていたのですが、観ているうちに徐々にこの映画のペースに嵌まっていました。
中岩無洋さん 8点(2004-03-01 11:21:35)

4.やっぱりいいなぁ(*^^*)大笑いってのはないんだけどホントほのぼのとした世界観がたまらない。ず~と散歩してる老夫婦がいたり、それぞれのキャラクターを撮る目が凄く優しい。 kanekoさん 9点(2004-02-09 13:33:50)

3.『ぼくの伯父さん』以降のジャック・タチが”文明批判(!)”的なスタンスの中に独自のスラプスティック芸術を昇華させていったのに対し、本作はまだ純粋に漫画的なギャグの創造に喜々としている。だからこそこの天才の本質が十全に発揮されて、たぶんタチの作品でも一番好きかも。とにかく、駅のホームを人々が行ったり来たりするナンセンスな冒頭シーンから、朗らかに笑わせてくれます。でもって、見終わった後、じんわりと幸福感に満たされます。 やましんの巻さん 10点(2003-09-25 13:27:11)


2.タチ監督のは初めて観ました。ユロ氏はちょっとだけ寂しげですね。放っとかれるから。私はキャラ・ネタ的にはチャップリンが圧倒的に好きです。 tomop1218さん 6点(2003-07-29 19:53:13)

1.タチ監督の自分にとっての2本目がやっと観れたのだ。「ぼくのおじさん」も良いが、こちらも実に良いね。罪作りなおじさんなのに、何故か憎めないやね。心休まるテンポと音楽とユーモア。こういう時代だから、よけいに愛おしく思えるのかな。自分も、おっとり、ゆったり、こういう「おじさん」になりたいもんだね。 すぎささん 8点(2003-06-16 20:50:07)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.38点
000.00% line
100.00% line
216.25% line
300.00% line
4212.50% line
516.25% line
6531.25% line
7212.50% line
8318.75% line
916.25% line
1016.25% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1955年 28回
脚本賞ジャック・タチ候補(ノミネート) 
脚本賞アンリ・マルケ候補(ノミネート) 

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