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ミラーズ・クロッシング

Miller's Crossing
1990年【米】 上映時間:115分
ドラマ犯罪ものハードボイルド小説の映画化バイオレンス
[ミラーズクロッシング]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-06-30)【イニシャルK】さん


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監督ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン(ノンクレジット)
助監督グレゴリー・ジェイコブズ〔助監督〕(第二助監督)
ゲイリー・マーカス
キャストガブリエル・バーン(男優)トム・レーガン
マーシャ・ゲイ・ハーデン(女優)ヴァーナ・バーンバウム
アルバート・フィニー(男優)レオ
ジョン・タトゥーロ(男優)バーニー・バーンバウム
ジョン・ポリト(男優)ジョニー・キャスパー
スティーヴ・ブシェミ(男優)ミンク
マイケル・ジェッター(男優)アドルフ
マイク・スター(男優)フランキー
ダニー・アイエロ三世(男優)デラハンティ巡査
サム・ライミ(男優)笑っている殺し屋
フランシス・マクドーマンド(女優)市長の秘書(ノンクレジット)
野沢那智トム・レーガン(日本語吹き替え版)
小山茉美ヴァーナ・バーンバウム(日本語吹き替え版)
阪脩レオ(日本語吹き替え版)
曽我部和恭バーニー・バーンバウム(日本語吹き替え版)
富田耕生ジョニー・キャスパー(日本語吹き替え版)
島香裕フランキー(日本語吹き替え版)
江原正士ミンク(日本語吹き替え版)
掛川裕彦(日本語吹き替え版)
辻村真人(日本語吹き替え版)
梅津秀行(日本語吹き替え版)
池田勝(日本語吹き替え版)
佐藤智恵(日本語吹き替え版)
さとうあい(日本語吹き替え版)
有本欽隆(日本語吹き替え版)
脚本ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
音楽カーター・バーウェル
編曲ソニー・コンパネック
撮影バリー・ソネンフェルド
製作イーサン・コーエン
ジョエル・コーエン(ノンクレジット)
20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
美術デニス・ガスナー(プロダクション・デザイン)
レスリー・マクドナルド(美術監督)
ナンシー・ハイ(セット装飾)
ランドール・バルスマイヤー(タイトル・デザイン[ノンクレジット])
衣装リチャード・ホーナング
マーク・ブリッジス[衣装](衣装アシスタント)
録音スキップ・リーヴセイ
フィリップ・ストックトン
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
イタリア系マフィアのボスキャスパーは八百長試合を台無しにするノミ屋のバーニーを消すとアイリッシュマフィアの大ボスレオに通告する。しかしバーニーの姉ヴァーナに篭絡されたレオはそれを許可しない。ヴァーナの見張り役のチンピラが射殺されたのをきっかけに二人は抗争状態になる。ヴァーナといい仲になっているレオの懐刀トムは、レオにバーニーの引渡しを主張するが入れられず、ヴァーナの影響力を削ぐため自分達の関係をレオにばらす。レオは怒りトムを破門する。トムはキャスパーに取り入り・・。

マンフロント】さん(2007-08-24)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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59.コーエン兄弟だから観たのだけど
コーエン兄弟監督脚本でも
虚勢と暴力とメンツの話を私はおもしろいと思わなかった
ミラーの十字路のシーンだけはちょっとよかった ムーンナイトロンリーさん [DVD(字幕)] 4点(2023-08-10 19:28:22)

58.いきなり鷲掴みにされるオープニングに、スタイリッシュな画面構成で綴られる銃撃戦と二転三転する展開、裏切りが繰り広げられるマフィア映画にどこかとぼけた味があり、唯一無二の独特な雰囲気が形成される。この地点でコーエン兄弟の美学が完成されていて初期作品では完成度が高い。佳作には違いないが、そこまで記憶に残らないのは話があまりに入り組みすぎていたかと。 Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 7点(2021-11-05 22:19:42)(良:1票)

57.《ネタバレ》 登場人物の把握が出来なくかった。
終盤一旦視聴を止めてあらすじを確認しもう一度再開したが後の祭り。
いまいち理解できなてない部分が多く残ってしまった。

結局トムはレオを裏切ってなかったのかな。
それともその場しのぎでなんとか乗り切った感じか。
ヴァーナはレオを愛していたのか、それとも計算で結婚を決めたのか。

良い映画なのは間違いないのでもったいないことをした。 Dry-manさん [インターネット(吹替)] 6点(2021-01-23 20:47:01)

56.これほどタイトルと内容がマッチしている映画も珍しい。
最後まで驚きをくれる映画。
だけど、登場人物覚えるの大変。
ガブリエル・バーンは黙ってるシーン多いけど、流石のカッコよさ。
観て損はなし。 roadster316さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-07-17 00:06:37)

55.地味ながらなかなか見応えのある作品。
特に銃撃戦の場面が好き。笑っちゃうほど弾切れしないマシンガンのマズルフラッシュの大げささとか、やたら派手なのが良い。
あと、スティーブ・ブシェミがチョイ役すぎて物足りない。 ヴレアさん [地上波(字幕)] 7点(2016-11-10 21:34:02)

54.ビシッとダンディにキメている主人公。しかし何度となくボコボコにされ、無様な姿を晒すというギャップがたまりません。弱さもまた魅力ということで。
単純な構図の抗争劇で、本来はもっと殺伐としてもいいはずなのに、何かゲームを観戦しているような安心感があります。これぞ映画の醍醐味という感じ。
まったく余談ながら、レオと「オリエント急行」のポアロが同一人物であるということが、どうにも信じられません。芸域の広い役者っていいですね。 眉山さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-29 02:46:03)

53.《ネタバレ》 コーエン兄弟のマフィアもの。展開は二転三転、裏切りの連続でテンポよく次々と事態が動いて飽きさせないけれど、ちょっと都合が良すぎる気もする。主人公トムに確かな計略や一貫性があるわけではなく、その場しのぎで動いている印象。行き当たりバッタリ的なだけに、どうなるかわからない面白さはあるのだけれど。そうした人物が激しい抗争の中を最後まで生き残るのは、奇跡的な幸運が何度も続かなければならないので。主人公としての魅力もちょっと物足りない。 飛鳥さん [DVD(吹替)] 6点(2015-04-26 22:50:31)

52.《ネタバレ》 カフカの『城』を彷彿させる作品は多い。『ミラーズクロッシング』もそれで、見るからにカフカ似の主役が、何やら懸命なのだがほんとうに何をしたいのかほんとうは何を求めているのかは不明で、価値が相対化し尽くされている。「相対化」のなかでのあがきなのだコーエン兄弟のブラックな魅力は。 ひと3さん [ビデオ(字幕)] 8点(2015-03-29 17:54:58)

51.《ネタバレ》 最初から最後まで飽きさせない展開は、さすがコーエン兄弟なんだけど、手放しには褒められない。
なぜかっていうと、あまりに都合が良すぎる部分が多いから。

面白いスリリングなストーリーを仕立てていくには、この都合の良さが不可欠なのは分かるが、トムは何度命拾いをしただろうか。
あまりにリスクが高すぎる駆け引きばかりで、トムが生き残ったのが不自然。
現実なら確実にどこかで死んでいる。

映画として割り切って楽しめばアリかも。
でもやっぱり、最後まで生き残ったのには無理があるかな。 にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-11 03:54:56)

50.《ネタバレ》 やはりコーエン兄弟、銃撃描写の拘りは素晴らしいです。銃から一発一発出る轟音に重みがある。話は非常に硬派な作りのハードボイルド物。主人公の思惑が観客に完全に示されないので、主人公が単にヘマを踏んでいるのか、それとも先を見越しての行動なのかが判断できず、最後まで目を離せない作りになっています。とは言いつつも、個人的にハードボイルド物が苦手ということもあるのですが、割とやり手な感じで登場した主人公が結構ボコボコにされて反撃までできないというのは少しフラストレーションでした。ハードボイルドの主人公はヨレヨレだから良いんでしょうけども。
上手いなぁと思ったのは、キャスパーの片腕の用心棒がゲイという設定。それまでどんな男も手玉に取っていたヴァーナの色仕掛けが通じない相手ということで、話がうまく展開していたと思います。
あと凄かったのはキャスパーの刺客をレオが一人で皆殺しにしてしまうところですかね。有能なボスはイカス。 民朗さん [映画館(字幕)] 7点(2014-12-31 08:38:21)

49.コーエンの映画だからもっと期待したのだけれど。。 aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-30 09:19:07)

48.最初見た時えらく入れ込んだ。主人公が切れ者で、とにかく格好良くって。ああいう男になりたいと思った。そう男前の俳優でもないのにね。「友よ、静かに瞑れ」の新藤、「ジャッキー・ブラウン」の中年探偵と並ぶ、映画鑑賞後なりきり症候群にしてくれた作品でした。 えぴおうさん [DVD(字幕)] 8点(2013-10-21 00:00:35)

47.秋のギャング。渋いの。『ゴッドファーザー』がイタリアオペラをバックにすれば、こっちは当然ロンドンデリーエア。近づく足。床をこっちに走ってくる銃弾。ドア越しに倒れる男。窓辺で踊るように撃たれ続ける男。そして繰り返される「帽子」、これだけは手放したくなかったのね。遠く母国のアイデンティティを保持していたのか。仲間を失っても持ち続けていた。室内シーンが多く、あの森だって深く閉じてる部屋のよう。ギャングものなのに、走らない・動かない映画。J・タトゥーロのバーニーの印象が強く、ただの馬鹿なチンピラには違いないんだけど、「悪魔のような卑屈さ」があって。他人を呑んでかかっている、その恐ろしいほどの世の中に対する軽蔑。いやもっと大きな何かに対する軽蔑でいっぱいになっている人物。彼がいることで、スタイリッシュなギャング映画が、もう一つ記憶に刻まれる作品になった。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2013-08-22 09:27:46)

46.マフィア映画にしては、そしてコーエン映画にしては地味目な作品。殺される恐怖のあまり反吐を吐くシーンと、ラストの十字路のシーンぐらいしか印象に残っていない。設定は良いのに、味付けを間違えた印象。それでも、ガブリエル・バーン演じるトムはとても艶っぽく、魅力的に撮れていた。 bolodyさん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-10 00:48:09)


45.《ネタバレ》 ボギーことハンフリー・ボガートとともに終焉したと思われたハードボイルドスタイルを見事に復活させました。主人公トムは喧嘩が強いわけではなく、銃の扱いに長けているわけでもない、確かに頭は良いが彼の魅力は何と言ってもタフであること。もっと言えば、自分で自分はタフな男だ、打たれずよい男だと言い聞かせ、あっちで殴られ、こっちで脅されても、自らの矜持を貫くため黙々とタバコを吹かしながら流れていく・・・様々な事件に巻き込まれ、自らも借金の肩代わりをレオから申し込まれても断り、自分で返済すると辞退した挙句に返済出来ず殴られるが、セリフ通り「怨んではいない」のでしょう。自らの借金は自分で払うのが男であり、払えなければ殴られるのは当然で、彼の信念に反するものではないのではない。なかでも主人公トムの魅力が表現されているのがバーニーとの関係で、特にバーニー逃がした後に、死体確認のために森に入っていくシーンは秀逸です。バーニーを逃がしているわけで、死体がそこに無いのは間違いなく、自分は殺されるのが確実な状況にトムは嘔吐する程に心底恐怖している。しかしバーニーのように弁解・命乞いなどせず、黙って恐怖に耐え最後の時を迎えようとする。生き残ることより、いかに生きて死んでいくが大切だと言わんばかりに、最後まで自らのスタイルを通すトムにダンディズムを感じずにはいられない。コーエン兄弟が作り出す映画全体の静謐な世界観もこの映画を支えるうえで、欠かすことのできない材料ですが、個人的にはガブリエル・バーーン演じるトムの魅力にやられました。 ペリエさん [DVD(字幕)] 10点(2012-07-08 20:43:05)

44.《ネタバレ》  腕っぷしが強いわけでもなければ、殺し屋でもない。競馬が弱くて借金もかさんでいる。しかしずば抜けた頭の良さと、その人柄で、敵・味方双方から一目置かれているという変わったヒーロー像の主人公トム。
 そのトムですが、一見何を考えているのかわかりません。
 ですが、彼の行動にはある優先順位がはっきり存在していて、実は終始一貫しているのがわかります。
 漫画のワンピースに例えるならば、彼はまさに「火拳のエース」のような存在。「トムとレオ」は、「エースと白ひげ」の関係にそっくりです。
 トムの目的はただ一つ。「レオを守ること。」
 そのためには他はどうなってもいいんです。
 ・・・のはずだったんですが、彼のそのキャラにぶれが・・・
 それがヴァーナの存在。彼女の存在は、彼にとって唯一目的意識をぶれさせてしまうものでした。
 土壇場で、彼は「レオを守る」という本来の目的から逸れる行動をとってしまいます。
それが、「ミラーズ・クロッシング」でヴァーナの弟バーニーを逃がしてしまうという愚行です。
 オープニングの映像も、このミラーズ・クロッシングでした。
 当然彼はこの行為によって窮地に立たされていくわけです。

 ってな感じで、冷静かつ頭がばりばりきれる主人公のトムがかなりかっこ良いのに、ちょっと私情をはさむだけで途端に窮地に立たされてしまう展開が見事で、かなり見入ってしまいました。
 頭脳戦やかけひきをメインとしたマフィアものですので、そういったものが好きな人にはかなり楽しめると思います。
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-15 10:46:53)(良:1票)

43.ギャング映画というよりはサスペンスありきで舞台がたまたまギャングだったという所か。よくダシール・ハメットの影響が指摘されるが、ハメット直接というよりも同じくハメットの影響下にある黒澤明の『用心棒』に影響されてる気がしてならない。コーエン兄弟らしいコメディタッチのハードボイルドだが、ギャングを選んでしまったのは逆にクライムが軽く見えすぎてしまって失敗な印象。登場人物やストーリーテリングの描写が分かりにくく、かと思えば説明臭く蛇足的な場面があったりとバランスが悪い。独自の美学をはじめ非凡なものはひしひしと感じるものの無理やりサスペンス風味でファーゴのようにズバリハマる作品以外では舞台を扱いきれず味が薄まってしまういつものコーエン兄弟ですな。 Arufuさん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 09:40:08)

42.もうちょっとパンチが欲しい。帽子好きとしてはナイスハットのオンパレードなのでたまりません。 長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-16 19:49:37)

41.《ネタバレ》 コーエン兄弟初期の作品ながら、これでもかと見せつけてくれる技巧はすでに巨匠の風格さえ感じられるところがすごい。彼らにしてはノスタルジック色が強いのですが、シュワちゃんの様にトミーガンを撃ちまくるアルバート・フィニーやミラーズ十字路で命乞いのパフォーマンスを見せるジョン・タートゥーロの演技は「ギャング・オペラ」というにふさわしく、そこがコーエン兄弟の狙いでもあったのでは。出てる俳優はさすがみな芸達者ですが、私的にはジョン・ポリトの演技の迫力がピカイチだったと思います。フィニーもバーンも完全に喰われてしまってます。 S&Sさん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-06 00:11:41)

40.《ネタバレ》 かなり乗りの軽いマフィア映画っていう感想です。ドラマシーンのシリアスさと、銃撃、暴力シーンのコメディタッチなテンションが絶妙にマッチしています。レオが刺客をトンプソンで撃ちまくるシーンは突然すぎて笑いました。そこそこ時間のある映画なのに、あっさりしているので何度も観れる安心感と面白さがあります。 ただ多少、「ノーカントリー」や「ファーゴ」と比べると物足りない感があります。 モンチョさん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-11 11:44:46)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 7.19点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
423.39% line
546.78% line
61118.64% line
71830.51% line
81322.03% line
91016.95% line
1011.69% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.25点 Review4人
4 音楽評価 8.25点 Review4人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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