みんなのシネマレビュー

イノセント・ボイス 12歳の戦場

Innocent Voices
2004年【メキシコ・米】 上映時間:112分
ドラマ戦争もの実話もの
[イノセントボイスジュウニサイノセンジョウ]
新規登録(2005-11-28)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-12-07)【イニシャルK】さん
公開開始日(2006-01-14)


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監督ルイス・マンドーキ
キャストカルロス・パディジャ(男優)(男優)チャバ
レオノア・ヴァレラ(女優)ケラ
小林由美子(日本語吹き替え版)
湯屋敦子(日本語吹き替え版)
横島亘(日本語吹き替え版)
谷口節(日本語吹き替え版)
高木渉(日本語吹き替え版)
唐沢潤(日本語吹き替え版)
脚本ルイス・マンドーキ
撮影ファン・ルイス・アンシア
製作ルイス・マンドーキ
配給アルバトロス
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【クチコミ・感想】

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19.エルサルバドルの内戦なんて、ほんと海の遠くの戦争で、実感として身近に想像するのが難しいんだけど、学校にどやどや踏み込んできて「徴兵」していく場の生々しさは怖かった。想像上の象徴のシーンと思いたいが、そうではなく国家の本質が記録されたシーンだと納得される、映画全体の手触りとして。徴兵逃れしようと屋根に横たわる子どもたち、青年にふさわしい「徴兵」という言葉と子どもたちのギャップが、つまり屋根で遊ぶにふさわしい子どもたちが屋根に逃げて隠れるそのギャップがこの映画のカナメ。口紅のつけっこをして遊んで銃弾の嵐をしのぐ。偽の戦死者で銭をつかもうとするおじさんもいる。そういう日常なんだということを言いたいのは分かるが、不意のドンパチで驚かすシーンが多すぎる気もした。ガールフレンドがかわいい。 なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-02 09:01:25)

18.《ネタバレ》 いやーひたすら重い。子供たちの青春と悲劇のギャップがまた切ない。突然ふってくる銃撃戦、そして死。常時涙腺ゆるみっぱなしでした。でも所詮平和な日本で感じる出来事。またこれが切ない。 とまさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-10-22 23:52:59)

17.《ネタバレ》 実戦の事実を知らない世代であることを自覚し、人間は国や人種が違っても本質は変わらないという思想の上で書きたい。

本来の子供達のあるべき姿とそれを遮る描写が交互に続き、最初の集落での銃撃シーン以降は目に涙が溜まるほどにやりきれない場面が続いた。生まれた国や家庭の経済状況で人生の選択肢はある程度決まっていたとしても、その選択肢すら奪って子供を戦争の駒にすること、恐怖や憎しみを子供に覚えさせることは大人として最低だ。
紛争の原因は勢力間による権力闘争や歴史から来る怨恨だけではなく、兵器輸出産業を持つ国家の利潤のために意図的に開始・継続されている事実がもっと知られるべきだし、視聴率のとれる娯楽映画ばかりでなくこういった映画をもっと地上波でも流すべき。 仮にこの手の反戦映画を見てショックを受けたとしても、この事実にNOと言える心が増えることを願って止まない。 シバラク・オバマさん [DVD(字幕)] 10点(2011-05-11 00:15:11)

16.《ネタバレ》 実話だから仕方ないのかもしれないけど、話が単発なものをつないだだけの印象。「子供×戦争×実話」というのだけで乗り切った気がする。戦闘も突然爆弾が降ってくるという感じで、それが怖いのでもあるけど、ぶつ切れで展開が進んでいる気がした。子供を撃ち殺すシーンだけは衝撃だったけど。 θさん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-30 00:23:21)

15.これも忘れてはならない歴史という意味では重要。映画としては普通。エルサルバトルの位置すら知らない人も多いのでは。 すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-05 21:38:44)

14.子供達の演技が本当に素晴らしい。純真無垢な表情に胸を打たれます。
実話を基にしているということで驚くような展開はないが、充分感情移入できる作品だと思う。反戦歌がとても切なく、耳に残りました。 おーるさん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-03 01:09:56)

13.カメラがきちんと子どもたちの動きや表情を追い切れていない、捉えていない。肝心なところは全部銃声の連射の効果音でごまかしている。これでは突然の銃撃に驚きはしても、作品中の人物の行動にリアリティやシンパシーを感じることはできません。それっぽく作ってはあっても、底の浅さや執念不足を感じます。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-23 01:20:43)

12.戦争における残酷な現状を実話を元に訴えかける作品。子供の無邪気さがせつなさを増長させるが、そもそもの詳しい情勢、時代背景を勉強してないが為に、やはりクエスチョンな部分が最後までぬぐいきれなかった感はある。メッセージ性は強いが、何度も見たくなるような映画ではない。ただ完全に入り込んで、心震わされる感覚の薄さは、チャバのかわいさが全面に押し出されすぎていた感があったためかもしれない。 Andrejさん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-14 21:35:01)

11.登場する全ての人の演技が素晴らしい。特にチャバやクリスティーナといった子供たちの演技はとても自然でその笑顔と描かれている内戦の悲惨とのギャップがとても胸を締めつけます。また、母親の子を愛する気持ちと内戦での精神的な疲労が混じった様子などがとても伝わってきます。大人だけでなく、同じくらいの年頃の子供たちにも観てもらいたい作品。 茶畑さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-04 23:01:42)

10.エルサルバドルの実話ものといえばオリヴァー・ストーンの「サルバドル/遥かなる日々」をだが、むこうもこっちも残酷さは変わらない。それほどエルサルバドルという国は恐ろしい。12歳で徴兵なんて・・・第二次世界大戦がいつまでも続いてるのか、と考えてしまった。屋根の上でねっころがる光景がなんとも言えないんだけども北朝鮮よりも悪質な国があったんだと思うと心が痛いですわ。 M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-22 11:40:48)

9.子供が可愛すぎて感情移入しすぎて大変でした。何も罪のない人たちが犠牲になっている現状が苦しくて、でも何もできない自分が無力に感じる映画でした。カメラワークも音楽もキャスティングも、そしてもちろん脚本も素晴らしい。そして純真無垢なチャバという12歳の少年のキャラクターは誰からも愛されるであろう本当にまっすぐで透明な心を持った健気な男の子で、彼が笑顔になれば観客は和むし、彼が涙を見せたら観客は心を痛めるでしょう。ラジオを聞きながら踊るシーンなんかは私は一番好きです。バス運転手の真似っこも可愛い。あの美人でたくましいお母さんも本当に子供たちを愛していて心配しているからあんなに厳しいんでしょう。でもたまに見せる優しさは偽りのない愛情で溢れかえっています。これも実話に基づいているということで、また素敵なノンフィクション大作に出会えました。もっと日本でもこの映画を見たい思ってくれる人が増えることを祈ってます。 未歩さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-26 06:41:13)

8.《ネタバレ》 普通の幼い少年達(こっちでいう小学生)がほとんど拉致されるように兵隊にとられていく場面は衝撃的ですね。こういう状況が、今も世界の何処かで続いているのかと思うと戦慄が走ります。
 しかし、アメリカという国は「自由の国」を謳っておきながら、他所の国ではこういう非道なことを認めてしまっているんですね・・・・・。 TMさん [DVD(吹替)] 7点(2007-08-30 19:15:13)

7.戦争の無情さをダイレクトに訴えかけてくる良作です。貧しいながらも健気に生きるチャバの姿が、逞しくもありいじらしくもありました。チャバが川原で銃撃戦に巻き込まれたとき、生まれて初めて銃を手に取ったシーンが印象に残りました。 (^o^)y-~~~さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-23 00:36:55)

6.《ネタバレ》 それほど昔のことではないのに、このエルサルバドルの内戦のことを何も知りませんでした。映画で初めて知った遠い国の争い、考えさせられてしまいました。いまも世の中では同じように子供達が争いに巻き込まれている国があることを思うと悲しくなりました。子供達が徴兵を逃れて、それぞれの屋根の上で横になっているシーン。緊迫感のある出来事なのに不思議な静寂を感じました。次々と人が死んでいくのを子供の目を通して見ているようでいて、その子どもをカメラの映像が客観的に描いているようで、うまいなあと感じました。 omutさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-19 05:12:00)


5.子供ものはずるい 亜空間さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-15 22:36:00)

4.あの戦時下で母親は必死に子どもを守っている。『生きていくこと』は実はとってもシンプルなことなんだってことが良く判った。この映画はドキュメンタリー風に作ってるらしいけど、この脚本が「目新しかった」ことで、製作を決意したってことは、このエルサルバドルの戦争自体に興味を持ったってコトじゃないみたい。つまり、どの戦争の話でもよかったのかなって思ったら、ちょっと複雑・・・・。 さらさん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-20 11:36:31)

3.評判通り、心にズシ~ンと来る映画でした。ただ何故か2時間かけて観た本編よりも、その後に観た日本版劇場予告編の方が感動してしまったけど。
やれ戦争だ貧困だのとテレビで耳にするけど、そんな言葉で想像できるほど簡単で気楽なものではないってことをこの映画は教えてくれる。この映画が人々の平和意識を少しでも変えることができるならそれはまあきっと意味があるのかもしれない。
余談ですが、こういう映画を観ると、リアリティを作り出す以外に戦争の悲惨を伝える方法はないものかといつも考えてしまう。それとリアリティのある映画って批評家受けが良いけど、そもそも批評家受けの良い映画というものがあること自体が問題だと思ったり。 ばかぽんさん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-28 01:10:05)

2.《ネタバレ》 一時期多かった(?)子供の視点から戦争を描いた映画の一ですか。冒頭で敵兵に連行される主人公達を提示しておくことで緊張感を保つことに成功していたり、単なるノンフィクションものかと思っていたら意外に映画として楽しめる余地もあってグッドでした。ラストの子供達が撃たれていくシーンで安直な表現使っちゃったのがちょっとマイナス。ドキュメンタリーとしての映像への真面目さという点で。あと、お母さん役の女優さんがえらい美人だった。 bizenさん [映画館(字幕)] 5点(2006-04-15 09:14:25)

1.子供に罪はありません。 たまさん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-22 01:01:18)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 7.32点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5210.53% line
6315.79% line
7631.58% line
8421.05% line
9315.79% line
1015.26% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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