みんなのシネマレビュー

運命を分けたザイル

Touching the Void
2003年【英】 上映時間:107分
ドラマアドベンチャードキュメンタリー
[ウンメイヲワケタザイル]
新規登録(2004-11-21)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2008-09-01)【+】さん
公開開始日(2005-02-11)


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監督ケヴィン・マクドナルド[監督]
音楽アレックス・ヘッフェス
製作総指揮ポール・ウェブスター〔製作〕(チーフ・エグゼクティブ・プロデューサー)
配給アスミック・エース
あらすじ
登山家にとって、命綱となるザイル(登山ロープ)。技術も人格も、お互いに信頼していることが前提でつながれている。若き登山家のジョーとサイモンは、前人未到のシウラ・グランデ峠を制覇。しかし下山途中、標高6400mで遭難してしまう。足場を踏み外したジョーは滑落。右足のすねを骨折し、暗黒のクレバスの上空で宙ずりとなる。2人をつなぐのは1本のザイル(登山ロープ)。2人それぞれに極限の選択が迫られる。ドキュメンタリータッチで、当事者本人たちにより再現される、人間の極限状態を衝撃的に描いた奇跡の生還。

どんぶり侍・剣道5級】さん(2006-10-08)
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【クチコミ・感想】

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30.《ネタバレ》 なかなかよかったですねぇ。その当時の出来事をリアルに映像化してるわけですけど、それがまるで実際の当時の状況をカメラで回してたのかと思っちゃうくらいよく出来てる。あまりに絶望的な状況に思わずため息がもれ、それでもなお地を這って山を下りんとするその姿に、勇気を与えてくれるような気がします。あまりにシビアな展開だけに、途中のボニーMのくだりには思わず吹き出してしまった。
あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-12-05 19:25:03)

29.面白いか詰まらないかは別として、興味深い映画だった。 misoさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-25 22:52:37)

28.《ネタバレ》 いい映画でした。自然と人間ごくシンプルに、人間は生きたいと思うのみです。 杉下右京さん [地上波(吹替)] 10点(2007-07-23 19:54:57)

27.むー。
緊張感はあるけど、ムーイマイチかな。 hiroyujiさん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-31 02:52:13)

26.《ネタバレ》 とにかく”生きる”事への執着心をこれでもかって程感じます。もちろん彼らは自信の趣味・嗜好の延長として、命の危険を冒してまで登山をするわけですが、こういった話を聞くと、地球上のあらゆる土地に生活の場を広げていった、生物として人類のしたたかさや強さの一面をかいま見た様な気がします。 camelさん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-22 16:14:33)

25.《ネタバレ》 2007.3.6たまたまテレビでやっていたのを見た。小説では人の心の動きを楽しめるのに、映画ではそこまでいかず映像にひきずられ、小説を超えることができないことを体験することがある。しかしながらこの映画、心の移ろいが実によくわかる映画に仕上がっていると思えた。想像と違う、実話に基づいた話だからこそ、細かな気持ちのひだが良く分かる作品に仕上げられたのだと思う。美しい映像だった。外に出られたとき、快晴の中に仰向けにねっころがるシーン。絶望からひとつ抜け出せた不思議に夢を見たような気持ちだったろう。その気持ちというか感覚が想像できる。夢のような感覚。夢を見ているような感覚。この映画を見ている自分が、快晴の澄んだ青空を見上げている感覚を登場人物とともに味わっていた。絶望しかねないはるかな道のりをじりじりと進んで最後は助かるという不思議に神の加護を感じる。20分の目標を持つことが、そのまま生きることにつながっていた。何か非常に教訓を含んだものを感じさせられた。受験勉強や目標達成の心構えを教えてくれていると思う。 なかがわさん [地上波(字幕)] 8点(2007-03-06 23:12:53)

24.《ネタバレ》 つい1週間前に冬山に登ってきて、今回は暖冬で暖かく、割合楽な行程だったけど、そういったことを少しでも知ってるとこれがいかに大変だか分かる。去年の八ヶ岳は寒かったけど、それもー25度とかだから、-60度ったらとんでもない寒さだと。指が動かないってのも、実際アイゼンがつけれなかったからよくわかる。 θさん [DVD(吹替)] 8点(2006-12-23 23:04:43)

23.この映画、暗黒のクレバスの上で、氷がピキッと割れてドキドキする映画なんですが、僕はこの映画のDVDのケースを棚にしまうとき、うっかり床に落としてしまい、プラスティックでできたケースがピキッと割れてしまいました。(´;ω;`)ブワッ どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(吹替)] 8点(2006-10-08 19:27:23)

22.《ネタバレ》 本人の語りを見ながら、ジョーは嫌な奴なんだろうな~って、なんとなく思える(笑)。雪山よりもモレーンを這いずる姿に肝が冷える。でも、それを執着と言えばたやす過ぎる。彼をここまで動かす、生きるものの宿命にもぞっとする・・・。 ジマイマさん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-02 16:30:42)

21.自業自得。 永遠さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2006-07-01 21:13:22)(笑:1票)

20.エベレストに向かうルートには遭難した登山者の死体が点々としているそうですね。極限状況ゆえ、運んで降ろすわけにも行かず、放置されたままなのだとか。僕は山登りは全くの素人ですが、もし自分があのような状況に置かれていたら、と自分に問いかけながら観ました。まあ自分だったら早々に諦めてあの世に行っていたことでしょう。生還した
ジョーの生命力と意志の強さには脱帽します。彼はおそらくどんな人生を送っても成功するのではないでしょうか。他の方も触れていますが、再現映像の出来が素晴らしい。いったいどうやって撮ったのか。メイキングも観てみたいですね。 ロイ・ニアリーさん [DVD(吹替)] 7点(2006-06-17 18:58:49)


19.《ネタバレ》 「遭難の苦労話聞かされてもさ、自分で登ったんでしょ? マッチポンプもいいとこじゃない!」と、フロンティアスピリッツのかけらもない小生が見ても、ついつい引き込まれましたよ。クレバスの間でもがくシーン、ありゃいったいどうやって撮ったのよ?? 本人たちの生還話より、撮影クルーの苦行を映画化してほしいとまで思わせた…製作陣の誠実さに、この点数。 ダブルエイチさん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 00:18:48)

18.最初から生存した人が語ってるんだから、緊迫感も何もないですね。ただ、あの状況から生還したのはスゴイの一言! T橋.COMさん [DVD(字幕)] 4点(2006-05-26 21:59:32)

17.映画というより、山岳事故の再現ドキュメンタリー。こんなんどうやって撮ったんだろうと思う映像がちょこちょこ出てきて驚く。実際の事故の当事者の話を交えて進行するが、外人特有のくだらないジョークが混じったり、自分を英雄のように勘違いしてるんじゃないのか?と思えるような部分や格好つけな部分を感じて嫌な感じがする。確かにあの状況で生還したというのは凄まじい精神力のなせる業だろうから、凄いとは思うんだけど、なんか傲慢な奴だなという印象ばかりが残る。まあドキュメンタリーとしては良質です。 MARK25さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-02 21:44:46)

16.はらはらドキドキ、息をもつかせぬアクションシーンの連続で、最後に生還の大団円 というようなハリウッド娯楽映画の大作にでもできそうな話だけれど、あえてドキュメンタリータッチにこだわり、一定のテンションを保つように制動をかけ続けた監督の姿勢が、緊張感にあふれながら娯楽映画では終わらない、余韻を残す佳作を生んだのでしょう。 かじちゃんパパさん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-04 08:45:59)

15.よく言われていることですが、人間は自然にはかなわない、それを思い出しました。街中で過ごしているとついつい忘れてしまうのです。ジョーの生き延びようとする姿に感銘を受けました。これが事実だなんてすごい。ただ、これが事実としておきたことには感動しますが、映画としては二人とも生還するとわかっているので緊張感に少し欠けました サイレンさん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-22 16:28:38)

14.生還すると分かってるんだけど、緊迫感がすごかったです NINさん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-11 15:47:21)

13.まさに「よくあんな状況から帰ってこれたよなぁ~」と思わされる映画でした。ってそのまんまかい(笑) まあ、最初から助かることは分かっているわけですから、この映画の肝はいかにして助かることができたのかということをリアルに描くことだと思います。そういう意味では凄い説得力がありました。見ていて何度も「絶対そこで死ぬだろ」と思ってしまいましたから。映像も迫力がありよかったです。彼の最後まであきらめない精神力はほんとに素晴らしいと思いました。 ヴレアさん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-26 13:52:47)

12.《ネタバレ》 あの絶望的な状況からの生還劇が実話と言うのは凄いと思うし、極限状態での選択や諦めずに運命を切り開く姿に、人生の教訓を見出すことも出来ましょう。舞台となった雪山の人を寄せ付けない峻厳で荘厳な威容も恐ろしくも美しい。ただ申し訳ないけど、私も心情的には【斜藥】さんと同じ感想を持っちゃいました。

まず生還した登場人物が「いや~、アレは大変でしたよ」とか「もうダメかと思いました」と語る構成ってどうなんでしょ?もう助かってるワケだから、作中でどんなに絶望的な状況に陥っても、「でも助かるんでしょ?」と妙に冷めた目(というと言い過ぎだけど)で見てしまう。

そのため、劇的に変化する天候の無情さや、迫り来る暗闇と雪の圧迫感はヒシヒシと伝わってくるものの、肝心の取り残された孤独感や絶望感、恐怖感がイマイチ伝わってこない。もし自分が雪山で遭難した時に役に立ちそうなマル特情報も無し(w。

そもそも前人未到・難攻不落の雪山に挑戦するわけだから、命の危険があるのは当然だし、それを覚悟の上で挑んでるんでしょ?そりゃ、どんな状況になっても、それは自らの意思で選び取ってきた必然的な結果に他ならない。それを後から「いや~、アレは大変だったな~」とか、「そんな状況から生還したんっすよ、スゲーでしょ」みたいな事を語られてもなあ、と言うのが本音。いや、凄いとは思うけど、ほとんど自慢話と変わらないじゃんと思ってしまう。誰に頼まれたワケでもない、自分が選んだ道なんでしょ?なら、失敗談を自慢げに披露すべきじゃない。

ラストで再び登山に出掛けるようになってからも、この二人からはまさに作品のテーマであるべき「運命を選び取る覚悟」が感じられなかった。

FSSさん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-13 01:22:45)

11.本人の回想に載せて綴られる壮絶な生還記。本人が語っているんだから、生還することはわかっているんだけど、それでも映画に釘付けになってしまう、怖い、怖い、とにかく怖い! 壮絶な雪山の映像と、淡々とした語りのギャップが、強烈なリアリティを発しています。いや、雪山は壮絶なだけじゃない、時に見せる美しい表情、美しいがどこまでも「非人間的な」その表情。彼らが山頂に達したとき、背景に流れる音楽は、トーマス・タリスの「スペム・イン・アリウム」、40声部からなるこのモテットの響きもまた、聴く者を威圧する不気味なものとして、この場面に暗示的に使われているように思います。そして不安に包まれるうちに辿る下山の途、ついに、まるで定められた運命であったかのごとく、恐るべき地獄へとはまりこんでいく・・・。この映画に出てくる人たち、決してスーパーヒーローなんかじゃない。無力な生身の人間が極限状態の中、絶望の中で、ただ「生き抜こう」とする姿。あ~あ、わたしゃこういうのにホント弱いのよ。とにかく、胸が熱くなりました。というわけで、まさにこれは、映画でなければ表現できない、迫真の映像体験であります。・・・・・・・それにしてもつくづく思います、人間って、やっぱり、すごいんだねえ、本当は。 鱗歌さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-31 18:22:46)(良:1票)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 6.86点
000.00% line
100.00% line
212.00% line
300.00% line
436.00% line
5612.00% line
61020.00% line
71224.00% line
81122.00% line
936.00% line
1048.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review6人
2 ストーリー評価 8.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review6人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 8.00点 Review4人

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