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スリング・ブレイド

Sling Blade
1996年【米】 上映時間:135分
ドラマ戯曲(舞台劇)の映画化
[スリングブレイド]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-01-11)【TOSHI】さん
公開開始日(1997-12-13)


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監督ビリー・ボブ・ソーントン
キャストビリー・ボブ・ソーントン(男優)カール・チルダース
ドワイト・ヨーカム(男優)ドイル・ハーグレイヴズ
J・T・ウォルシュ(男優)チャールズ・ブッシュマン
ジョン・リッター(男優)ヴォーン・カニンガム
ルーカス・ブラック(男優)フランク・ウィートリー
ジェームズ・ハンプトン[男優](男優)ジェリー・ウールリッジ
ロバート・デュヴァル(男優)カールの父親
ブレント・ブリスコー(男優)スクーター・ホッジス
ジム・ジャームッシュ(男優)バーガーショップの店員
手塚秀彰ドイル・ハーグレイヴズ(日本語吹き替え版)
佐々木勝彦チャールズ・ブッシュマン(日本語吹き替え版)
福田信昭ヴォーン・カニンガム(日本語吹き替え版)
宮寺智子リンダ・ウィートリー(日本語吹き替え版)
中庸助カールの父親(日本語吹き替え版)
牛山茂バーガーショップの店員(日本語吹き替え版)
佐々木敏(日本語吹き替え版)
石塚理恵(日本語吹き替え版)
磯辺万沙子(日本語吹き替え版)
堀部隆一(日本語吹き替え版)
原作ビリー・ボブ・ソーントン
脚本ビリー・ボブ・ソーントン
音楽ダニエル・ラノワ
撮影バリー・マーコウィッツ
配給アスミック・エース
編集ヒューズ・ウィンボーン
字幕翻訳戸田奈津子
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【クチコミ・感想】

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41.淡々と静かに進んでいくが、人生の影と人間の悲しさが随所に表現されており、静かな感動が広がっていく。優秀と言われる人間ほど計算高く、自分を不利な状況に追い込む行為は行わないものだ。君子危うきに近寄らず。また、それを非難する者はいない。しかし、打算や損得を超越した、人間としての純粋な思いに勝る美しいものはない。少年と彼の家族の善と悪を考え、その悪を排除するために自分が悪になる。犠牲とか愛というより、それを知った一人の人間として、友人としての当然の行為のように。 パセリセージさん 8点(2004-07-13 19:19:30)

40.悲しい映画。坦々と進み、ラストも容易に予想できる展開。眠くなる。 太郎さん 4点(2004-07-08 08:25:19)


39.ゆっくりとストーリーが進んでいく。最後はどうなるんだろ、どうなるんだろ、やっぱこうなるか…と予想通りだったのでもう少し何かあってほしかった。エンドロールになったとき不思議な映画を観たように感じた。 Syuheiさん 6点(2004-07-02 13:20:21)

38.序盤から漠然と芽生えるイヤな予感がそのまま的中してしまう、哀しくて鬱な映画だった。しかしこの映画の背景にあるのは、現実の辛さから逃れるためにアルコールに逃げる横暴な中年男と、夫を亡くした寂しさからそのチンピラにひっかかり、依存するダメ未亡人。自分が生きるため、親のために我慢せざるを得ない不幸な優しい子供。現在の日本でも続出している児童虐待のメカニズムが鋭くえぐり出されている。カールの行動は純粋すぎるがゆえの極端なものではあるけれど、「ダメなやつは絶対に変わらない」という厳しい見方の現れであり、かなりの確率で正しいと思った。置かれた立場に合わせて器用に人格を変えられる人間などこの世に存在しないのだから。 ラーションさん 10点(2004-06-14 13:26:46)

37.人に勧められて観たのだけど、ちと重い。ていうか、あーいうクライマックスになるとは…。
もっと爽やかな感動作品かと思っていたのだけど。
期待した分、減点。 あむさん 3点(2004-06-13 11:52:11)

36.《ネタバレ》 見応えのある映画。でも悲しすぎる。始まって少しして「殺す必要のある人間はもういない」と主人公カールが言ったところで、何となく結末はわかってしまったし…。木訥で真面目なカールには、幸せになって欲しい、と観ている間ずっと心の底で願っていたけれどかなわなかった。途中穏やかで幸せな雰囲気のところもあるので、最後ガツンと落とされた感じで余計悲しい。殺された男は、観て3秒でゲッと思うほど嫌なヤツだったし…。出てくる人はみんな決して裕福ではなくささやかに穏やかに暮らしている。その中に馴染み心を通わせ、友の痛みに自らの心をも痛めたカールが、優しい人の幸せを願って人を殺める。カールは友の将来を夢見て穏やかかもしれないが、観ているこちらはやはりやりきれない思いでいっぱいになる。ちょっと辛い映画。また、目に浸みるような緑の景色が美しい映画で、その中を黙々と歩くカールの姿がなんだか印象に残っている。 のはらさん 7点(2004-05-09 13:14:56)

35.最初と最後の場面で、窓から外を見るカールの視線の先には、何があるのだろう。この世に生を受けて以来、彼はこの窓の外に安住の地を見つけることはできなかった。もともと安住の地などないと承知の上、あのような結末を導き出したのではないかとさえ思える。しかし、束の間であっても、親友と呼べる少年と出会うことが出来、また、心優しい人達と貴重な時間を共有できたのであれば、私は彼が不幸だとは思わない(そう思いたい...)。 トバモリーさん 7点(2004-03-23 18:10:14)

34.よかったです。恵比寿に行って思い出した。 itsさん 7点(2004-02-18 00:06:11)

33.《ネタバレ》 あの人を殺すことで、彼はある意味で少年の父親になったんだろうなぁ。
でも彼の「決断」はやっぱり正しいと思えなくて、後味もあまり良くなかった。
もっと違う解決方法を見出してくれるものだと思っていたので...。
しかしビリーボブ、すごすぎ。うますぎ。アゴ出すぎ。 ぽめさん 7点(2004-01-09 20:06:56)

32.《ネタバレ》 先週『シンプル・プラン』を観てビリー・ボブ・ソーントンという俳優の演技力の素晴らしさに驚かされたばかりでしたが、この作品を観て彼の演技力の素晴らしさをまたまた見せつけられてしまいました。はっきり言って『シンプル・プラン』のときの彼と同一人物だということにすら気が付きませんでした。彼、独特の雰囲気というかなんと言えばよいのか・・・。とにかく素晴らしいということをレビューしたいのですが、文章力のない私にはうまくレビューすることができません・・・。 作品内容もとても良く子供や母親を守ろうとする純粋なカール優しさに感動しました。しかし、後半になるにつれて『まさか、ドイルを殺したりはいないよな?』という気持ちが私自身の心の中に現れ、その気持ちがどんどん強くなっていくと同時に映画の展開もまさかまさかの方向へ・・・。ラストだけはとにかく残念でした・・・。なにも殺さなくてももっといろいろな方法があったはず息子は確かにドイルを嫌ってはいたが母親はドイルのすべてではないでしょうがドイルのことを愛していたはずなのに・・・。 MINI1000さん 9点(2003-12-23 15:28:06)

31.《ネタバレ》 なぜかは分からないけれど、映画自体から静かに拒絶されているような、不思議な雰囲気を持った映画だと感じた。というよりカールという人に拒絶されていたのか。つまり彼にとっては、私たちがどういう観念を抱こうとどうでもいい、というような。ラストは決してハッピーエンドではないのに、悲壮感も全くない。カールは思うのだろう、これでいいのだ、と。そしてそれ以上の深い感傷には囚われない。心を通じ合わせた人々との思い出だけが静かに残る。それだけ。これでいい。そういう、拒絶。私が何を思っても蚊帳の外だな、とそんな気がした。 ひのとさん 8点(2003-12-19 15:40:15)

30.ソーントンの役作りに脱帽です。監督も兼務してるんですね。このひと、ただ者ではないと感じた作品です。 ロイ・ニアリーさん 8点(2003-12-14 07:44:23)

29.《ネタバレ》 主人公に悪いところなんて何処にも無いのに不遇の時代を送る。何もかも終わって幸福な時代が来るかと思ったら、結局元の鞘っていうのは…。不器用でピュアなのは良いけど救いようが無いんじゃ~話にならないよ。不憫すぎる。 もっち~(←にょろ)さん 4点(2003-12-04 03:14:36)

28.《ネタバレ》 オレとしてはカールは全く問題ないと思います。もしああいう人がほんとにオレの周りにいたらオレも仲良く出来ると思う。普通の社会で普通に暮らし、ちゃんと仕事もこなして賃金をもらい、友人もいる。彼を精神異常者と決め付ける要素が何処にあるでしょうか??実際社会的には健常者と思われてる人だって人を殺す人もいます。そういう点からみて、カールは全くの健常者と思っていいと思います。ラストに人を殺してしまったのは少しショックでしたが、上のようなことを考えた時、「健常者だってこういう点では同じやんな」と思い直し、このような結論にいたりました。 TANTOさん 7点(2003-11-26 23:11:02)(良:1票)

27.結末がちょっと受け入れ難いです。それにしても、この俳優さんは怖いです。出てくる度に作品によってまるで、別人。この俳優さんを見るたびに、警察の面通しにもし自分が目撃者として呼ばれたらどうしよう、と怯えてしまいます。この人が犯罪者じゃなくて、俳優で良かったです。 大木眠魚さん 6点(2003-11-26 21:37:07)

26.非常に温かく、あまりに辛らつなドラマ性を見せつけ、ビリー・ボブ・ソーントンという優れた映画人を自ら誕生させた今作の価値は計り知れない。今やハリウッドきってのカメレオン俳優となったビリー・ボブの俳優としての独創性と映画作家としての実力を語るうえで今作を外すことはできない。スリング・ブレイド、文字通り、鋭い刃が胸に突き刺さる。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 10点(2003-11-05 16:30:44)

25.ビリーの演技は正直言って違和感ありました。ねらいすぎな気がします。 あろえりーなさん 5点(2003-10-30 21:17:41)

24.ビリー・ボブ・ソーントンの名と才能を知らしめた秀逸作。演技、脚本、映像美すべてが群を抜いている。現実の温かさと冷酷さを絶妙に混ぜ合わせ切ないラストへと昇華させる脚本は特に素晴らしい。監督・脚本・主演をこなしこの映画を完成させたソーントンは更に素晴らしい。 スマイル・ペコさん 10点(2003-05-28 13:19:59)

23.なんか切ない感じがしてなりません。バックに流れる音楽も何か良いです。ビリー・ボブ・ソーントンすげぇです! アンリさん 8点(2003-05-03 15:23:55)

22.「チョコレート」のとこでも書いたんですが、テレビでインタビューを見て以来、なーんだか気になるビリー・ボブ・ソーントン。彼のキャラクターとか演技とかかなり好きなんだけど・・・こういう解決法しかないのかなあ?というか、ジャケットのあらすじに書いてあった彼の「決断」が予想通りだったので、何だかなあっていう感じでした。それとあの唯一の悪人のドイルという人には同情も共感もしないけど、彼の苛立ちはなんか、わかる気がするんですよね。田舎(アメリカ南部?)の閉塞感というか、「俺はこんなところでこのまま終わってしまうのか・・・?」的な焦りとか。「自称天才」のバンドのメンバーの前でブチ切れるところなんて、痛々しいくらいだったけど(ちなみにこのドイル役のドワイト・ヨーカムっていう人、実はグラミーも獲っているカントリーミュージシャンなんだそうな)。だからなにも・・・ねえ?ラスト以外はすごく好きなんで、残念。 ぐるぐるさん 7点(2003-04-23 22:05:11)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 6.93点
000.00% line
111.64% line
200.00% line
334.92% line
446.56% line
558.20% line
6813.11% line
71626.23% line
81016.39% line
9813.11% line
1069.84% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1996年 69回
主演男優賞ビリー・ボブ・ソーントン候補(ノミネート) 
脚色賞ビリー・ボブ・ソーントン受賞 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS