みんなのシネマレビュー

おまけつき新婚生活

Duplex
2003年【米・独】 上映時間:89分
コメディロマンス
[オマケツキシンコンセイカツ]
新規登録(2005-04-23)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2009-01-26)【+】さん
公開開始日(2005-07-09)
公開終了日(2005-12-23)


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監督ダニー・デヴィート
キャストベン・スティラー(男優)アレックス・ローズ
ドリュー・バリモア(女優)ナンシー・ケンドリックス
アイリーン・エッセル(女優)ミセス・コネリー
ハーヴェイ・ファイアスタイン(男優)ケネス
ジャスティン・セロー(男優)クープ
ジェームズ・レマー(男優)チック
スウージー・カーツ(女優)ジーン
ウォーレス・ショーン(男優)ハーマン
マーヤ・ルドルフ(女優)タラ
アンバー・ヴァレッタ(女優)セリーヌ
クマール・パラーナ(男優)インド料理レストランのオーナー
トレイシー・ウォルター(男優)薬局の客
ジャネット・ゴールドスタイン(女優)司会者
ジェラルディン・ヒューズ(女優)受付係
ダニー・デヴィートナレーター
音楽デヴィッド・ニューマン〔音楽〕
編曲デヴィッド・ニューマン〔音楽〕
撮影アナスタス・N・ミコス
製作ベン・スティラー
ドリュー・バリモア
ナンシー・ジュヴォネン
スチュアート・コーンフェルド
ミラマックス
製作総指揮リチャード・N・グラッドスタイン
メリル・ポスター
アラン・C・ブロンクィスト
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特撮ウィリアム・メサ(視覚効果スーパーバイザー)
編集グレッグ・ヘイデン
リンジー・クリングマン
その他エリック・ロス(special thanks)
あらすじ
アレックスとナンシーの新婚夫婦は、ついに念願のマイホームを手に入れる。本来は2世帯住宅の高価な物件なのだが、お買い得な理由は、昔から2階に住んでいる老婦人コネリーさんと同居すること。世間的には、とても人の良いおばあちゃん。コネリーさんが亡くなれば、いずれは2階も我が家として手に入れたいと目論む2人は、頼まれごとをついつい聞いてあげるのだが、このバァさん、とんでもない意地悪ばあさんだったのだ。かくして、コネリー夫人に振り回される、2人の悲惨な新居生活が幕を開ける…。

どんぶり侍・剣道5級】さん(2007-10-05)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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12.《ネタバレ》  決して面白くない訳じゃないんだけど、後味が悪いというか、観ている間も気分が悪くなってしまうという、奇妙な映画。

 いや、本当に「面白いか否か」と問われれば、結構面白いんですよね。
 ベン・スティラーとドリュー・バリモアが夫婦を演じているというだけでも楽しいし、演出も冴えています。
 終盤、殺し屋に支払う二万五千ドルを捻出する為、家具を売り払う件なんかは、特に好き。
 音楽に合わせ、一つずつ家具が消えていく様が、まるで魔法みたいなんですよね。
 寂しさを感じると同時に、広やかになっていく部屋には爽快感もあったりして、不思議な気分に浸る事が出来ました。

 で、そんな楽しい演出やら音楽に反し、何とも悪趣味なのが「骨幹となるストーリー」というのだから、困ってしまいます。
 「善良な主人公夫婦が、間借り人の老婆に迷惑を掛けられ続け、遂には彼女を殺そうと決意する」に至るまでの流れが、非常に丁寧に描かれており「これは殺したくなっても仕方ない」と納得させられるのですけど、それが即ち「殺したくなるほど憎たらしい老婆の振る舞い」を延々見せ付けられるという結果に繋がっているのですよね。

 特に唸ったというか、これは嫌だなぁと感じたのは「本に貼られた特価99セントのシール」の件。
 (なんだ、本当は良いお婆ちゃんじゃないか)と気を緩め、作家である主人公が快くサインしてあげようと本を開いた途端に、そのシールが目に飛び込んでくるという形なんですよね。
 恐らくは意図的にやった事なんでしょうが(なんて性格が悪いんだ)と舌を巻く思いです。

 それと、作中でも愚痴られていましたけど、命を助けようとしたのが「老婆をレイプしようとした」なんて誤解に繋がってしまい、警官に睨まれる展開なんかは、観ていて本当に辛かったですね。
 「苦労して小説を締め切り前に書き上げる」→「お婆さんにパソコンを燃やされる」という流れで、編集者に「本当は書き上げていなかったんでしょう?」と断定されてしまうのも、何ともやり切れない。
 ストーリー上、そういった「主人公夫婦に降りかかる災難の数々」を描いておくのは必要な事なんでしょうが、それにしたってコレは、観ていて気分が落ち込んじゃいました。

 ラストに関しては「返された酒瓶の中身が減っていた」など、序盤から「この老婆は嘘を吐いている」という伏線があった為、それほど反則的なオチとも言えないんですが、それにしたって、やはり悪趣味は悪趣味。
 死んだように偽装するのは「復讐される事を避ける為」だろうに「いい夫婦よね。幸せになって欲しいわ」なんて老婆が呟いたりするんだから、あまりに偽善的な物言いで、呆れちゃいます。
 これまで騙して追い出してきた夫婦の写真を並べて飾ったりしている辺りにも、正直ドン引き。

 一応「今回の出来事を題材に新作を書き上げ、主人公は作家として成功した」という未来が示唆されている為、ハッピーエンドと言えない事も無いんですが、やっぱり引っ掛かる物が多かったですね。
 「老婆」「大家」「警官」の悪党一家には、何らかの罰が下って欲しかったなと、つい思っちゃいます。

 それか、せめて老婆が主人公夫婦に命を救われた事に感動し、改心して「二度とこんな事はやらない」と言わせる展開にしても良かったんじゃないかと。
 この終わり方では、新しく引っ越してきた夫婦も同じような目に遭う未来に繋がってしまう訳で、そう考えると、とても笑えない。

 あと、主人公が書いた本「2世帯住宅」の中身についても、もうちょっと言及して欲しかったところです。
 予想としては、著作の中では問題の老婆が一貫して心優しい人物として描かれており、とびきりの美談に仕上げられているんじゃないかなぁ……と思えるのですが、真相や如何に。

 「手を叩く音に反応して、電源が点いたり消えたりするテレビ」が伏線となっており「手を叩く音」と共に映画が終わる形なのは、中々洒落ていて、良かったですね。
 でも、上述の通り本の内容が気になりますし、自分としては、もう一度手を叩いて、もうちょっと詳しい後日談まで、観せてもらいたかったところです。 ゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2017-10-05 20:55:27)

11.《ネタバレ》 ブラックでシュールな映画を見た気分です。結構笑わせてもらいました。だけど途中から誰が正しくて誰が悪いのか、わからなくなってしまい、とまどいました。後味があまりよくない。オチも少々舌足らずな印象です。 lalalaさん [DVD(字幕)] 4点(2009-12-22 05:08:34)(良:1票)

10.さすがにかなりイライラさせられましたね。監督にやられた感じです。オチも結構好きです。 色鉛筆さん [地上波(字幕)] 6点(2009-01-07 21:38:15)

9.2人のスターを起用していながらも、何も語るべきことがない映画になってしまいました。2人の良さもまるで出ていないし、コメディなのに、ほとんど笑えない。眉をひそめてしまうような場面も多くありました。ドリューファンの私でも、これはちょっと…、という感じです。 shoukanさん [DVD(字幕)] 3点(2008-05-03 23:37:20)

8.ベン・スティラーとドリューの黄金ペアに惹かれて観ました。超ブラック・コメディだね、これ。どんな善人も、心の底ではドス黒い悪の心があるんだけど、やっぱり善人は善人なんですよ、というテーマがあり、人間の本質を意地悪にえぐった部分がありました。そういう意味で、チョコを詰まらせたシーンは大笑いしましたし、最後のあの救出シーンも妙な感心がありました。ダニー・デヴィートのちょっと毒の効いたコメディなので、これを楽しめる人をかなり選ぶと思います。観てて不快に感じる人が多いのはしょうがないと思う。そういう意味で平均点が低いのは当然の結果といえます。他人の不幸をみるのが楽しい人にはウケると思います。…、なんていやな奴なんだ、おれは。 どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(吹替)] 7点(2007-10-05 16:40:22)

7.気楽~くな気持ちで観られる作品。「騒音おばさん」とか日本でも問題になってるし、実際、年齢に関わらずこういう「お願い♪ちゃん」っていますよね。鬱陶しいタイプ。NYの雰囲気はいい感じです。こういうアンティークな家はいいな。 グレースさん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-20 01:09:53)

6.ダニー・デヴィート、傑作を撮る人ではないけど娯楽作品に必要な水準は確実に越えて来る人だと思ってましたし、実際彼の関わった映画にはこれまであまりハズレが無かったので正直期待度は高かったですが(もちろん「ホッファ」は例外と考えていました。笑)、正直これはそろそろトシか?と思わざるを得ませんでした。ベン・スティラーとデヴィートの個性が滑り合ったというか、デヴィートがベン・スティラーの持ち味をちゃんと引き出せてないですね。トーンとしては今時のブラック・コメディを普通にやっているという感じですが、かつて「ローズ家の戦争」で一部マニアのものだったブラック・コメディに市民権をもたらしたデヴィートが今ごろこんなことやっててどうするの?という感じでした。観客もそれなりに毒気のあるものに慣れて来ていますので、20年前なら爆発的に面白かったかも知れませんが21世紀にはちょっと中途半端な出来と言えるのではないでしょうか。珍しくドリュー・バリモアに鬱陶しさを感じなかったので彼女に4点。ネタは良かったんですけど空振りでございました。 anemoneさん [DVD(字幕)] 4点(2007-03-31 02:42:19)


5.《ネタバレ》 何にも考えなくて観れば「アハハッ☆」って笑える映画の一つ。ドリューがゲロッたとことか髪がビンってなったとことか。。。。。アレ、つぼが浅いのかなぁ? ホーマーさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-03-27 15:56:51)

4.可愛げのない老婆にいいようにやられ続ける好感の持てる若夫婦の話.笑えるのははじめだけでした.同じパターンのくり返しに不快感と困惑感をおぼえました.日本人には合わず、アメリカ人にはこのテイストは合うのかとも思いましたが、オンライン上の評価は向こうでも厳しいものがけっこう多いようです.まあそうでしょうね. えぴおうさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2007-03-03 08:00:50)

3.《ネタバレ》 とにかく笑えない。この作品の意図が全くわからない。「この3人がつるんでるんじゃないかな?」というのは予想できたけど、だからと言って別にどうって事ないし。終わり方も「あぁそうですか」と言う以外にない。婆さんの毒気にやられたのか、観終わってぐったりした。 よっさんさん [DVD(字幕)] 1点(2006-05-13 01:41:52)

2.↓言えてる!おばあちゃんが超ムカツク!ぜんっぜん可愛げがなくて、観てて腹たってきた。 バイオレットさん [DVD(字幕)] 3点(2006-05-09 16:50:45)

1.《ネタバレ》 誰もコメントしてないのにこういうこと言ってなんだけど、借りて後悔しきり。
名優ダニーデビートの余技であろうが、個人的には全く受け付けません。ダニーデビートは嫌いじゃないよ。バーサンが憎たらしすぎる。日本的には、年寄りには「かわいげ(多少の赤ちゃん返)」とか「(煩悩から解放されて)枯れた感じ」をどうしても求めてしまうんだな。笠智衆みたいなさあ。西洋の年寄りは枯れにくいとは聞いてたけどさあ。そんでまた、このカップルがやられっぱなしで、やることなすことバーサンにかなわないので、ものすごくストレスたまります。それは私が非Mであるせいかもしれないが。そんで最後までいっぱい食わされていたんじゃ、どこでストレス発散すればよいのじゃあ。こんな状況を楽しめるのは真性Mの方のみでしょうか。非Mの方にはおすすめしませぬ。バリモアはめずらしくダイエットに成功したのか美人に見えた。 パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 4点(2005-12-23 23:06:25)(良:1票)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 4.08点
000.00% line
118.33% line
218.33% line
3216.67% line
4433.33% line
518.33% line
6216.67% line
718.33% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.25点 Review4人
2 ストーリー評価 2.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 1.80点 Review5人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2003年 24回
最低主演女優賞ドリュー・バリモア候補(ノミネート) 

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