みんなのシネマレビュー

17才 旅立ちのふたり

2003年【日】 上映時間:64分
ドラマ青春ものアイドルもの
[ジュウナナサイタビダチノフタリ]
新規登録(2005-01-25)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-04-28)【Olias】さん
公開開始日(2003-09-13)


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監督澤井信一郎
助監督隅田靖
キャスト石川梨華(女優)川村真衣子
藤本美貴(女優)和泉理沙
塩見三省(男優)尾崎寛二
村上弘明(男優)川村聡
高橋ひとみ(女優)和泉真奈美
渡辺えり子(女優)尾崎和代
野村宏伸(男優)星野一輝
高橋かおり(女優)沢田由美
ささの貴斗(男優)
音楽川村栄二
津島玄一(音楽プロデューサー)
浅梨なおこ(選曲)
作詞つんく♂『22歳の私』
作曲つんく♂『22歳の私』
主題歌安倍なつみ『22歳の私』
撮影高瀬比呂志
製作山崎直樹
東映
テレビ東京
講談社
セントラル・アーツ(製作協力)
企画黒澤満
配給東映
美術桑名忠之
編集只野信也
録音柴山申広
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 集中力もだれることなく、面白かった。映画が2時間っていうのは、確かに出来事の落とし前をつけさすドラマには、必要な尺だが、このようにテーマもさほど凝らずに観る映画としては、もっとこのような1時間の映画があってもいいと思う。韓国にも50分の「あなたを忘れない」という佳作もあるので、ドンドン小品が創られてもいいのではないか?たとえ1時間でもプロの仕事は違うなぁと思わされる出来だ。 トントさん [DVD(邦画)] 7点(2016-05-08 21:26:23)

4.下の【エリー】さんとほぼ同じ意見です。わざわざアイドルを起用した意図がよく分かりませんでした。優等生と家庭に問題を抱えた少女の交流というと「光抱く友よ」という本を思いだしますが、実写で見たせいか、肝心の人間ドラマが安っぽく見えてしまいました。もう少し分かりやすい映画であればもっと点数が上がったと思います。 mhiroさん [ビデオ(邦画)] 4点(2006-08-04 21:17:05)

3.アイドル映画の達人澤井監督健在なり、の感強し。たとえ一時間強の小品であっても、内容が通俗的であっても、きちんとした映画文法に乗っ取った演出であれば大人の鑑賞に十分堪え得る作品になるって事を再確認しました。不覚にもウルウル来た瞬間が幾つか有り。主役の二人も監督の指導の下とはいえ、なかなかやるじゃないすか。周囲の大人たちもつまんない正月のテレビドラマなんかで彼女たちの才能を埋没させるんじゃない! 放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-22 16:44:44)(良:1票)

2.《ネタバレ》 別に奇を衒うわけでもなく、アッと驚く画づくりがあるわけでもない。ただ、想いを語る者とそれを受けとめる者とのバストショットによる一見単純な切り返しや追う者と追われる者との程良い距離感を保った切り返しによるさりげない演出が、映画の真髄を静かに伝えてくれる。さらに、その背景には、主人公ふたりが映画の最後の方で語っていた“光の春”が確かに映し出されている。今、映画とは一体何か?と問われれば、私は端的に、「感情を伴ったアクションと光」だと断言してしまおう。それは例えば、藤本美貴が石川梨花に投げ渡す携帯電話の描く放物線であり、石川梨花が里親に向かって自分の将来を語るのを見つめている塩見三省(演技を超えた感動の眼差し!)の背後にあるサッシに写る陽光の煌めきなのだ。 なるせたろうさん [DVD(字幕)] 10点(2005-04-13 19:48:57)(良:2票)

1.澤井信一郎が尾行シーンを撮る。わくわくする人は私の友達です。追う者の視線は追われる者に固定され、一方、追われる者はその視線をやりすごし、あるいは知らないまま歩き続ける。■さらに焚き火の煙がくすぶる小さな浜で、ハーモニカを交換し、なんということもなく、ふと心が通じ合っていく瞬間。■あるいは、藤本美貴の住む飲屋街の、夜ではない、昼間の風情。どこを切っても、「映画」。一体、これは何なのだろう?■石川梨花の衣装がいかにも専属スタイリストが用意した、といった非映画的なものであっても、物語の設定が一昔前のアイドルものであっても、澤井は絶対に手を抜かず、なんとか「映画」として成立させようとする。前記した尾行シーンも、もともとの脚本にはなかったものではないだろうか。これぞマキノの直系、プロの仕事。映画とはこれだと思う。 まぶぜたろうさん 10点(2005-02-12 23:49:46)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.60点
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