みんなのシネマレビュー

まぶだち

2000年【日】 上映時間:99分
ドラマ青春もの学園もの
[マブダチ]
新規登録(2004-03-25)【nekopo】さん
タイトル情報更新(2011-05-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2001-11-17)


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監督古厩智之
キャスト沖津和(男優)神津サダトモ
高橋涼輔(男優)仁村テツヤ
中島裕太(男優)野村周二
清水幹生(男優)担任・小林
光石研(男優)神津ヨシユキ
菊池隆行(男優)ミノル
脚本古厩智之
音楽茂野雅道
撮影猪本雅三
製作バンダイビジュアル
WOWOW
プロデューサー仙頭武則
美術須坂文昭
編集掛須秀一
あらすじ
中学生のサダトモは万事につけて要領がよく、周囲をリードし、毎日学校に提出する「生活記録」もウケの良い作文をデッチあげて友人の分までアイデアを出してやっていた。ある日友人の一人で気弱な周二が、以前みんなでやった万引きをスパルタ教師の小林に漏らしてしまう。学校に呼び出された親たちは次々に我が子を殴り、叱ったが、サダトモの父は冷静さを保っていた。しかしその晩、父はサダトモの部屋に入って言う―――「お前を、殴ることにした」。その時から、何事もクールにこなしてきたサダトモに、変化が訪れる・・・。

ぐるぐる】さん(2004-11-24)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 教師風情でやたらに威張り散らかしているジジイに終始イライラした。
非常に横柄かつ暴力的で、人を教育すべき人間とは思えない。
子供たちのことをクズだのなんだのとランクづけしているが、このジジイ教師こそが一番のクズだ。 にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 1点(2021-08-05 19:23:51)

5.《ネタバレ》 特別不貞腐れてるわけではないけど、先生にはそう見えるって子、いる。万引きがばれて、ほかの子は親に叱責されるが、主人公の親子は廊下に出て気まずく見つめ合うだけ。じゃ、そろそろ戻ろうか、と仕切るのは子の方。でも家に帰ってきて、やっぱり殴ることにした、と言ってぶち、でもいまさら殴って良かったのか? とまだハッキリしないおとーさんがいい。反省文が先生に褒められてしまうことの居心地の悪さってよく分かる。反省文を川に流す段取り、「あ、あれ何だ、って言って」って言って、それに気を取られて落とすという、事故の原因をちゃんと捏造するのがおかしい。自分から飛び込んだのではないか、と聞く先生に、足を滑らせたんです、ときっぱり答える。そういう小さな名場面がいろいろありました。生き生きとした緑の中にある廃バスや廃機関車。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2008-07-12 11:15:03)


4.邦画において、青春映画の最高傑作。生々しいほどの感情。少年期の疾風怒濤の時期を少し乾いたタッチで淡々と描いています。押しつけがましくないし、すっきりしてるし、ほんといい映画。 Balrogさん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-23 00:23:45)

3.教師の指導や結末があまりにもキツいので 手放しで賞賛できるような映画でもないですが、教育や友人関係などについて考えさせられる内容でした。「古き良き日本」なんて言葉がつい出てしまうような人には垂涎の一作かも。叱って欲しいと心の奥で思っている子供にも、いいかも知れません。でも親が子供に見ろと押し付けるのは絶対NG。 くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-10 00:34:42)

2.実は脚本にはその後の話があってそれを読むとまた再考させられる。
成長するということは一体どういうことなんだろうか。 さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-04-20 03:31:48)

1.古厩監督の最新作「ロボコン」を観た時、どこか光るものを感じたので(ってオマエは何様だ。大御所先生か?)この作品を観たのですが、期待以上でした。本作は監督の実体験を元にしているそうですが、まず人物造型が素晴らしい。主人公のサダトモは優等生でもなければいわゆる不良でもなく、またクールで要領が良いのだけれどもその下には純粋な面も持ち合わせている・・・という実にリアルかつ陰影をたたえたキャラクターで、きっと共感する人も多いハズ。対するスパルタ教師・小林も、体罰は日常茶飯事だわ生徒をクズ呼ばわりするわで、とても「良い先生」とは言えないのですが(つうかPTAやマスコミが黙ってないだろ、今なら)グイグイと生徒に鋭い突っ込みをして本音を出させ、また物事の本質を教えようとする所などはやっぱりリアルで、単なる悪役教師でもない。しかもストーリーも、地味ながら良い意味で期待を裏切ってくれる展開。さらに、おそらく多くの人が思い浮かべるであろう「学校」の風景―理不尽な秩序、建前に覆い尽くされた閉塞感、そして休み時間などで束の間訪れるアナーキーで自由な空気などなど―が、見事に映像化されているのです。思うに日本の青春映画のほとんどは大げさだったり、わざとらしかったり、説教臭かったりで、本当の意味で若い人の視点で描かれた作品はごくわずかだと思うのですが、この作品はその数少ない成功例だと思います。それにしても…この、素晴らしい作品のレビューを一番に書けるのはとても名誉なことだと思うのだけれど、反面ある種の寂しさも感じてしまう。今更僕なんぞが言うまでもないけど、日本映画界って今ホンットヤバい状況なのだ。才能や高い志があっても作品を撮れない作り手はたくさんいるし、せっかく良い企画があっても「地味だから」とかいう理由で資金が集まらずポシャってしまう(らしい)。そんで挙句全国ロードショーされるのが「デビルマン」だったりするのだからオーマイガッファックミーベイベー♪悲ーしくーてー悲しくてーとてーもやーりー切ーれないってなもんだ。だから、ホントは映画のことに関して「~しなければいけない」なんて言いたかないけど、もし日本映画の将来を真剣に考えるなら、観客はせめて、良い作品、志のある作り手をきちんと評価・応援しなければいけない、と思うのであります・・・御静聴、有難うでやんす。 ぐるぐるさん 9点(2004-11-24 21:17:09)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.83点
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1116.67% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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