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ホビット/思いがけない冒険

The Hobbit: An Unexpected Journey
2012年【米・ニュージーランド】 上映時間:170分
アクションドラマアドベンチャーファンタジーシリーズもの小説の映画化3D映画
[ホビットオモイガケナイボウケン]
新規登録(2012-11-17)【+】さん
タイトル情報更新(2020-07-08)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-12-14)


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監督ピーター・ジャクソン
助監督アンディ・サーキス(第二班監督)
キャストマーティン・フリーマン(男優)ビルボ・バギンズ
イアン・ホルム(男優)ビルボ・バギンズ(老年期)
イアン・マッケラン(男優)ガンダルフ
リチャード・アーミテージ(男優)トーリン・オーケンシールド
ケイト・ブランシェット(女優)ガラドリエル
オーランド・ブルーム(男優)レゴラス
クリストファー・リー(男優)サルマン
ヒューゴ・ウィービング(男優)エルロンド
イライジャ・ウッド(男優)フロド・バギンズ
アンディ・サーキス(男優)ゴラム(スメアゴル)
ルーク・エヴァンス(男優)バルド
リー・ペイス(男優)スランドゥイル
ビリー・コノリー(男優)ダイン2世
ジェームズ・ネスビット(男優)ボフール
ブレット・マッケンジー(男優)リンディア
森川智之ビルボ・バギンズ(日本語吹き替え版)
羽佐間道夫ガンダルフ(日本語吹き替え版)
東地宏樹トーリン・オーケンシールド(日本語吹き替え版)
稲垣隆史バーリン(日本語吹き替え版)
玄田哲章ドワーリン(日本語吹き替え版)
平田広明ボフール(日本語吹き替え版)
稲葉実グローイン(日本語吹き替え版)
小島敏彦オイン(日本語吹き替え版)
土田大キーリ(日本語吹き替え版)
茶風林ドーリ(日本語吹き替え版)
宮田幸季オーリ(日本語吹き替え版)
野島昭生ラダガスト(日本語吹き替え版)
山野史人ビルボ・バギンズ(老年期)(日本語吹き替え版)
浪川大輔フロド・バギンズ(日本語吹き替え版)
菅生隆之エルロンド(日本語吹き替え版)
家弓家正サルマン(日本語吹き替え版)
塩田朋子ガラドリエル(日本語吹き替え版)
チョーゴラム(スメアゴル)(日本語吹き替え版)
飯塚昭三バート【トロル】(日本語吹き替え版)
斎藤志郎ウィリアム【トロル】(日本語吹き替え版)
土師孝也大ゴブリン(日本語吹き替え版)
多田野曜平トム(日本語吹き替え版)
落合弘治フィーリ(日本語吹き替え版)
原作J・R・R・トールキン「ホビットの冒険」(日本語翻訳版・岩波書店、原書房刊)
脚本フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン
ピーター・ジャクソン
ギレルモ・デル・トロ
音楽ハワード・ショア
編曲ハワード・ショア
撮影アンドリュー・レスニー
製作フラン・ウォルシュ
ピーター・ジャクソン
フィリッパ・ボウエン(共同製作)
ニュー・ライン・シネマ
MGM
製作総指揮トビー・エメリッヒ
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクリチャード・テイラー〔特撮〕
特撮ウェタ・デジタル社(視覚効果)
美術ダン・ヘナ(プロダクション・デザイン)
振付ベネディクト・カンバーバッチスマウグ/ネクロマンサー(モーションキャプチャ)
衣装リチャード・テイラー〔特撮〕
録音クリストファー・ボーイズ
ゲイリー・サマーズ
字幕翻訳アンゼたかし
その他ゼイン・ウェイナー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ハワード・ショア(指揮)
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【クチコミ・感想】

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18.「ロード・オブ・ザ・リング」が大好きで、3部作は映画館で3回ずつ、DVDはエクステンディッド・エディションを購入しました。でもなぜか、このホビットはあまり食指が動かず・・。半ば義務感に近いもので鑑賞しました。長い&名前が最後までよくわからない登場人物多すぎて、これはLOTRのファンじゃない人はどう感じるんだろう・・って思ってしまいました。それでも映画館で観る映像は素晴らしく、ゴラムも以前に観たときよりも綺麗?だった様な気が。3D吹き替え版で観た事だけが大失敗でした。2D字幕で良い映画だと思います。とはいえ、きっと2部3部も間違うなく映画館に行くと思います。 ネフェルタリさん [映画館(吹替)] 7点(2013-01-02 12:44:03)

17.また三部作とは知らなかった。ゴラムが出てきたのが嬉しい。彼が出ると途端に面白くなる。 枕流さん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-31 19:16:09)

16.《ネタバレ》 ピーター・ジャクソンは脳内の想像を映像化する天才だと改めて感じました。彼の映画『LOTR』『キングコング』でも単なるファンタジーをよくぞここまでリアルに映像にしたものだと驚嘆しましたが、本作でも凄かった。ニュージーランドの雄大なロケーションを最大限に活かした舞台設定、そこを自由自在に動き回る魅力的な種族たち。白眉だったのはゴブリンの住処に迷い込んでしまう直前、岩の巨人に襲われる場面かと思います。画的には岩の巨人って間抜けですが、3D表現を使い迫りくる巨大な物体にここまで迫力を持たせることができるのかと感動。
あとLOTRファンへのサービスなのでしょうが、あらゆるところで各種族のテーマが流れるのはファンとしてはどうしても上がってしまう。ビルボが一つの指輪を手に入れたとき、LOTRの流麗なテーマが流れたときは「キタキター!ここから壮大な指輪物語がはじまったんだ!」と無駄にテンション上がったり。今回大フィーチャーされているドワーフのテーマも実に耳に残り易い良曲だったかなと。
ぶっちゃけ映画としてはヤッパリ原作が子ども向けとあってか、シナリオにも行き当たりばったりな部分もあるし、ハイライトがゴブリンとの追いかけっことオークとの高鬼というのも正直ショボイ。
しかし『LOTR』も第一部「旅の仲間」は至る所から「地味だ」、「長い」、「眠い」と悪評が吹き荒れたが、第二部「二つの塔」第三部「王の帰還」でピーター・ジャクソンは完全に名誉を挽回した。
なにより本作はシリーズの最大の敵となる黄金竜スマウグの全貌を見せていない。ピーター・ジャクソンならハリポタのドラゴンも裸足で逃げ出すくらいの迫力ある竜を描いてくれると次回作にも大きく期待しています。 民朗さん [映画館(字幕)] 8点(2012-12-31 11:31:03)

15.《ネタバレ》 今年最後の見納め映画。面白かった!エンターテイメントな作品としては十分な出来。とにかく全編、目を楽しませてくれる。オールロケーションによる雄大な大自然はもちろんのこと、CGで描かれた都市や建造物の数々が非常に精密で、グンと作品の世界へと引き込まれて行きます。個人的にわんさかわんさかした映像が好きなので、今回も大いに堪能出来て良かったです。あとこの監督は、キングコングの時もそうだったけど、上から下へと落ちていくアクションがお気に入りなんだな~、とつくづく思いました。演出面ではビルボが、故郷は大事だから君たちと共に行く、と決意を固めるシーンがやや唐突すぎる印象を受けました。とりあえず第2部、3部とまた楽しみな作品が増えました。 Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-29 01:05:42)

14.ストーリーに盛り上がりもなく、ただ陳腐なアクションシーンが連続していくだけで、なんとも退屈な3時間であった。監督は、ハラハラ、ドキドキをねらったのだろうが、どのシーンも都合よく行き過ぎるし、地下の逃走シーンはなんとなくインディ・ジョーンズ魔宮の伝説を連想させた。いちおう3Dで見たのだが、3Dの意味があるんだろうか。ホビットという題名に対して登場するのは奇妙な風体のドワーフたちであり、感情移入が難しかった。60年前という設定だが、ガンダルフは逆に年老いており、終始、お疲れ気味であった。3部作なんだそうで、これがあと2作も続くことになるが、ネタはあるんだろうか。私としては、第2部は、たとえタダでも見る気になれない。 駆けてゆく雲さん [映画館(字幕)] 3点(2012-12-28 17:22:25)

13.原作未読。『ロード・オブ・ザ・リング』の世界観を存分に発揮しているのはピーター・ジャクソン監督の手腕によるものなんだろうな。製作過程で数々の難題にブツかった本作でしたが、世界中のファンが納得できる落ち着くべきトコに落ち着いてくれて安心しましたね。トールキンの原作『指輪物語』『ホビットの冒険』への愛を感じさせてくれる内容で冒頭のホビット庄の風景と音楽でニヤニヤしちゃった方が多いのではないでしょうか。壮大な『ロード・オブ・ザ・リング』へ繋がっていくお話としてとても重要な出来事も描かれており、小ネタも多いので集中していないと損をするかも。あと2作、どんなシーンが描かれるのか楽しみです。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2012-12-27 00:19:40)

12.《ネタバレ》 なっがーいし、えっ?話終わらないの、また三部作なんだ。うわーって感じ。これ、LOTRに比べて、サスペンスが無いのですよ。だって、主人公が死なないって知ってるし。で、でてくる悪役が醜いし、トロールとオーカーとゴブリン同じだし、人間族いないし、特撮に目立った進歩があまり見られないし、雑魚キャラの大群を薙ぎ払うパターン一緒だし、最初から鷲に乗っていけよ、って全世界で百万人は思っただろうし、ゴラムをお笑い担当にして長丁場を乗り切ろうとしてるし……最後まで見るから、はい、次っ、て感じです。 K-Youngさん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-26 17:59:42)(笑:1票)

11.《ネタバレ》 【以下、激しくネタばれ有り。要注意】
原作未読。
ロード・オブ・ザ・リングと同様、ピーター・ジャクソン監督の拘りと思い入れがぎっしり詰まった映像はゲップがでそうな位に圧巻。
だが、観応えは有るが理屈抜きで面白かったか?と言うと、残念ながらそうでは無い。
ファンタジー映画でご都合主義を批判するのはナンセンスだが、後半で死んだと思った王様が簡単に息を吹き返すシーンは正直「それはちょっと無いんじゃない?」と拍子抜け。まぁ、全3作通しで暖かく見守りたいと思います。
たくわんさん [映画館(字幕)] 6点(2012-12-24 09:24:30)

10.《ネタバレ》 ROTLと同じような印象。
まず主人公たちに感情移入できない。
冒険をやめると言いつつ戻ってくる所の感情の変化の書き方に説得力が無い。
ドワーフ王だけは自然な感じがした。
あとはご都合主義のオンパレード。
偶然にも今日がその日だったとか、運よく助かったとかの部分。
緊張感無くなる。
他にもはじめからそうしとけばってのも気になった。
みんなで馬を救うとことか巨大鷲で飛ぶとことかの部分。
質が落ちたと感じる。 Dry-manさん [映画館(字幕)] 5点(2012-12-24 00:45:02)(良:1票)

9.《ネタバレ》 まず最初に思ったのは、2Dで観たのだが「ああ、このシーンは3Dなら飛び出してくるんだろうな」と思わせるカットがたくさんあってちょっと食傷気味だったこと。そこまで飛び出させるアピールが必要なのか?
それから、冒頭のドワーフが集まってくるところはちょっと引っ張りすぎだと思った。彼らが意外とキッチリしていると思わせるためにしても尺が長い。もっとカットできたはず。さらに、地下のゴブリンから逃げるシーンも力押しの連続で冗長に感じた。敵が多いのを演出したかったんだろうが、もう少し短くできたはず。ミニチュアの橋が落ちるシーンはお愛嬌か?(笑)

前3部作で割愛されたトム・ボンバディルの代わりとして茶色の魔法使いが出てきたのは評価したい。うさぎが引っ張るソリのシーンは「スターウォーズ3」のスピーダーバイクを彷彿とさせる。それから、洞窟でビルボとゴラムが謎かけ対決するシーンも有名なエピソードだから、これは長尺でも嬉しかった。

本作はあくまでも新3部作のプロローグなので全体としてはこんなものかね。伏線もいろいろと引かれたし、最後の余韻を噛み締めつつ来年の冬を待つとしよう。次はいよいよドラゴンと対決だ!

【呪い】あなたもきっとビルボがダイアモンド☆ユカイに見えてくる(笑) オオカミさん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-23 11:34:58)

8.《ネタバレ》 私、字幕と英語台詞を同時に追いたいので3Dは観ませんから(気持ち悪くなります)2Dでの評価。原作をどうやって三部作にするんだろうと思ってたら、尾鰭を付け、ベイキングパウダー大量にぶっこんでまるで「旅の仲間」でしたね。したがってガラドリエル登場。ケイト・ブランシェット、経年変化を見事にメイクと画像処理で隠しててファンとしては嬉しいかぎり。原作ではサラッと記述されていたのですが、故国を追われたドワーフ(発音はドォーフだと思います)たちという設定はどう考えてもユダヤを思い出してしまい安直。いかにも絵に描いたようなCGって箇所が多く、たぶん3Dだったら気にならないのでしょうね。あ、でも鷲の脚や爪のニュアンスの出し方はよかった。一作目からビルボが指輪に淫していく兆しを見せたほうが、物語への吸引力があったと思う。この指輪が物語を引っぱるのですから。それからゴクリ(スメアゴル)が、なぜ「わしら」というのかということを踏まえた字幕であるべきです。 この順で作品化したのは「スターウォーズ」へのデディケイト? shintaxさん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-21 17:52:14)


7.《ネタバレ》 原作ファンとして待ちに待った鑑賞。長さを感じさせない、非常によくまとまった出来の良い作品でした。
前作(?)『ロード・オブ・ザ・リング』からそうでしたが、ホビット庄や地下世界の作りこみが大変良い。本当にそこに住みたい・冒険したいと思わせる世界観をしっかりと提供できていることが、このシリーズを成功させている重厚な屋台骨なのだと思います。テーマが「故郷」というのも良い。あれはグッと来る。歌もいい作曲出来てました。
「お調子者」で「お人よし」のビルボですが、「お人よし」の面が強くて「やるときゃやったらあ」の描写が少なかったのが少し不満かな、次回以降に期待。

今手元に原作本がありますが、だいたい4割ぐらいのところまで進んでいます。「2時間半ずつで前後編に納めるぐらいがちょうど良いのでは・・・」との心配が杞憂に終わることを祈って、続編を楽しみに待ちたいと思います。
おはぎさん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-21 13:41:35)

6.《ネタバレ》 魔法使いガンダルフに誘われた(ハメられた)、ホビット族の青年ビルボが巻き込まれる様々な冒険を、壮大なスケールで描く三部作の第一作目。原作は子供向けの内容なので軽い部分も多いが、故郷を追われたドワーフたちの悲哀と覚悟を主軸とし、語り口は重厚な印象が強い。良くも悪くも『ロード・オブ・ザ・リング』の流れを踏襲した造りになっており、長丁場を飽きさせない物語の展開と、美麗な映像にはハマると思う。特にオークやゴブリンたちとの死闘は、興奮必至のアクションシーンである。劇中でも歌われている、エンドロールの唄が印象的で非常に心に残る。第二部、第三部の公開が待ち遠しい。 しぇんみんさん [映画館(字幕)] 8点(2012-12-20 23:47:39)

5.《ネタバレ》 7か月ぶり2度目観賞。伝説のファンタジー大作「ロード・オブ・ザ・リング」前日譚3部作、フロドの育て親ビルボ・バギンズらによるドワーフの故郷を取り戻す大冒険開幕。見所は何よりビルボと二重人格の珍獣ゴラム“スメアゴル”のヤリトリ。ナゾナゾに悩むスメアゴルの表情、いとしきしと「落としちゃった」で焦るスメアゴルの姿オモシロすぎ(笑)。あの荘厳な主題歌に意外なる歌詞づけ。本シリーズに比べるとキャラ立ちが弱いのは否めません。 獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2012-12-19 01:12:08)

4.ビルボ・バギンスに会えました。
そして灰色の魔法使いガンダルフにも(うるうる)
「ロードオブザリング」の大ファンなので、嬉しい嬉しいその一心だけで、見入っていました。
ホビット庄も中つ国もそのままと言うよりは美しさが増しましたね(にっこり)
大勢出たドワーフも可愛く見ることが出来ました。
ファンを裏切らない安心して見ていられる作品で大満足しています。
次回作が楽しみだなぁ。
完結したらコンプリートのブルーレイ買うと思います。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-16 22:20:57)

3.『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に比べ感情移入しにくかった。それは、主登場人物がホビット、ドワーフたちとガンダルフであり、人間でないからだと思う。『LOTR』では、指輪がもつ魔力の誘惑や、権力やプライドに固執する人間性がうまくドラマ部分に取り入れられていた。今作ではそのドラマ部分が弱まっている。その反面、『LOTR』の世界観はよりスケールを増して継続され、トロルやゴブリンなど人間以外のキャラクター造形に力が入れられている。なお、3D映画はすぐ目が疲れるのだけど、3時間の本作ではあまり疲れず目に優しい3Dでした。 カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 8点(2012-12-16 14:32:35)

2.IMAX3Dにて鑑賞。本日のシネコンは『ONE PIECE』に席巻されており、公開第一週の週末であるにも関わらず本作のスクリーンは悲しい程にガラガラ。10年前の『ロード・オブ・ザ・リング』初公開時には確かにあった熱気も今や昔、大変寂しい環境下での鑑賞となりました。。。
内容や雰囲気は、良くも悪くも旧シリーズを引き継いでいます。世界観を統一するためか、本作に登場するものは10年前に見たようなものばかりで目新しい要素や新機軸なるものは皆無。おまけに、ストーリー展開はご丁寧にも『旅の仲間』をなぞったものとなっており、旧シリーズが肌に合わなかった方は、恐らく本作もつまらないと感じるはずです。一方、旧シリーズのファンにとって、これは最高の新シリーズとなっています。テンションの高いイントロにはじまり、美しい撮影に、熱いドラマに、ド派手な見せ場にと、旧シリーズの良い部分がすべて受け継がれているのです。ピーター・ジャクソンの演出は10年でより進化を遂げており、見せ場における間の取り方などは神がかっています。ファンタジー映画を撮らせると、この人は世界一の監督であるということを再認識させられました。。。
『ロード・オブ・ザ・リング』というコンテンツと3D技術との相性は抜群に良く、画面に奥行を得たことで中つ国がより魅力を増しています。ジェームズ・キャメロンが『アバター』で実践した演出法が用いられているのですが、それによって観客は世界の広さを実感することとなります。同時に、本作では飛び出すアトラクションとしての面白さも追求されており、最大の見せ場であるゴブリンの洞窟での戦闘は、現状において存在するすべての3D映画で最高の仕上がりとなっています。。。
3D映画と言えば、字幕を読むことが苦痛になるため吹替での鑑賞が考慮されますが、その点、本作は吹替版の仕上がりも完璧です。普段は吹替を避けておられる字幕派の方も、本作では吹替にチャレンジしてみても良いかもしれません。 ザ・チャンバラさん [映画館(吹替)] 8点(2012-12-15 23:10:59)

1.《ネタバレ》  「『ロード・オブ・ザ・リング』のあの世界が帰ってきました!」ってワクワクできる人にならば、今回も変わらぬ娯楽を与えてくれるんじゃないかと思うんですけど、あの三部作が既に過去のものとして消化されちゃってたりする人だと、ちょっと今作はキツいよねぇ、って。良くも悪くも変わらないのですわ。

 映像の見せ方も作り方も美術も同じような感じだし、音楽は前シリーズのメロディがあちこちに散りばめてあるし、そして映像のグロテスクな感じも、CGが部分的にチャチに見えるところも、一体どこで終わるの?まだ終わらないの?って感じまでも一緒・・・。

 『指輪物語』に繋がる話ではあるのですが、こちらの方はかなりコミカルなエピソードも多く、『指輪』風な重厚さよりも軽快さが求められるんではないかと思うんですけど、あくまで作りが同じなんですよねぇ。
 しかも今回も三部作っていう事で、じっくりコッテリ描かれたワリには「話進んでないな、おい」って感じで終わってしまいまして。
 映画全体がまるで『旅の仲間』をリフレインしているようで、ひたすら既視感が続くばかり。

 この映画ならではの特徴としてはゴラムに肩入れしているのか、やたらあのキモい顔のアップがしつこく長々と映し出される点で、んでもそんなのちっとも有難くないです。

 あと無理矢理フロド出したような感じで、ゆえに回想形式になってる訳ですが、それが回想の中の回想というタブーを生んでしまったりして、今回はツッコミどころも増えたねぇ、って。

 その定番っぷりを楽しめるかどうかがカギって事で、私は残念ながら結構ダレました。この一作で全部完結させるか、せめて一作一作を2時間以内に収めて欲しかったところです。まー長い長い。

 相変わらずケイト・ブランシェットは良かったですけどね。 あにやん‍🌈さん [試写会(字幕)] 6点(2012-12-02 00:21:23)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 58人
平均点数 6.36点
000.00% line
100.00% line
211.72% line
311.72% line
423.45% line
5813.79% line
62034.48% line
71424.14% line
81017.24% line
923.45% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review4人
5 感泣評価 4.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
美術賞ダン・ヘナ候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

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