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偽りの花園

The Little Foxes
1941年【米】 上映時間:116分
ドラマサスペンスモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
[イツワリノハナゾノ]
新規登録(2003-08-24)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-08-02)【にじばぶ】さん
公開開始日(1954-08-23)


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監督ウィリアム・ワイラー
キャストベティ・デイヴィス(女優)レジーナ・ギデンズ
テレサ・ライト(女優)アレクサンドラ・ギデンズ
ダン・デュリエ(男優)レオ・ハバード
ハーバート・マーシャル〔男優〕(男優)ホレース・ギデンズ
チャールズ・ディングル(男優)ベン・ハバード
リチャード・カールソン(男優)デヴィッド・ヒューイット
パトリシア・コリンジ(女優)バーディ・ハバード
原作リリアン・ヘルマン「小さな狐たち」
脚本リリアン・ヘルマン
音楽メレディス・ウィルソン
撮影グレッグ・トーランド
製作サミュエル・ゴールドウィン
配給大映(大映洋画部)
美術ハワード・ブリストル(セット)
衣装オリー=ケリー
ヘアメイクパーク・ウェストモア(メイクアップ)
編集ダニエル・マンデル(編集)
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【クチコミ・感想】

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9.《ネタバレ》 悪い女性を演じさせたらベティ・デイヴィスの右に出る者はいないのではないだろうか。
それくらい凄まじい演技、というか演技ではなく素のベティ・デイヴィスなのではないかと思うほどに凄い。

本作の優れているところは、単にベティ・デイヴィスの一人勝ちとするのではなく、夫を見殺しにしたという十字架を背負い、いずれ娘から正義の鉄槌を喰らわせられると暗示させたところ。
雨の中、恋人と歩き去る頼もしい娘を窓から眺めるベティ・デイヴィスが何とも言えない奥深い余韻を残す。 にじばぶさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-02 20:21:19)

8.《ネタバレ》 金銭欲が隔てる悪人組と善人組が織りなす一族愛憎劇。ベティ・デイヴィス、ハーバート・マーシャルの終盤頂上決戦が圧巻。心臓を抉るような口撃で発作に追い込み薬瓶が割れる。片や「このまま死ねばいいわ、早く逝って」片や「ああ、もうダメかもしれない」鬼気迫る演技(リプレイタイム)に両手握り拳。悪人組の泣きっ面が見れなかった結末がちょっと悔しい(-1点)ながらも見応え満点の秀作です。 The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-26 16:35:43)


7.《ネタバレ》 「黒蘭の女」と共にベティ・デイヴィスが魅力的かつ怖いワイラーの傑作。
デイヴィスにとっても「イヴの総て」や「情熱の航路」「何がジェーンに起ったか?」等に並ぶ最高傑作の一つ。

本当に「ローマの休日」以前のワイラーのメロドラマは面白い。リリアン・ヘルマンの容赦の無いシナリオも凄すぎてドン引きしちゃうくらい。

とにかく、思わず葉巻をへし折るくらい女が怖い。ここまでくるとホラーだ。どうしてデイヴィス主演の映画はデイヴィスが並みの殺人鬼よりも恐ろしい作品が多いのだろうか

劇中のベティ・デイヴィスは黒いドレスから胸元がはだける若い貴婦人にも見えるし、年増のイジワルというか極悪な母親にも見える。彼女が階段を昇り降りするだけでもゾッとしてしまう。

彼女もまた「女相続人」におけるオリヴィエ・デ・ハヴィランドのごとく、放置プレイで男を“黙殺”してしまう。
直接手を下すよりも、より残酷な手段で男が抱えた“爆弾”の起爆を見届けるだけで良いのだから。
そんな彼女も、同時に夫を愛した過去の自分を“押し殺して”まで欲望に狂っていく様は何処か憎めないというか、悲しい。

そのデイヴィスに耐えられなくなったテレサ・ライトも、デイヴィスを、家を“見捨てる”瞬間の悲しさが何ともいえない。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-18 11:01:39)

6.なんといっても金の為なら夫の死を待つというベティ・デイビスの悪女っぷり。しかも冷酷無比の中にも、ほんの少し良心の呵責を垣間見せる緻密な芝居。娘のアレグザンドラは母に似ず純情だが、父を鑑と仰ぎ、母を反面教師としたのだろう。かなり見応えあった。 丹羽飄逸さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-11 00:44:02)

5.《ネタバレ》 ベティ・デイビス、当時33歳くらい?嘘でしょ?って思うくらいのド迫力。やはり凄い女優さんです!良くも悪くも印象的なシーンが本当に多い、見応え充分の作品です。個人的には汽車で積極的に人に話しかけるようアドバイスされた後、汽車が動き出し前の座席の人を見るテレサ・ライトの戸惑いの表情。これはもう、たまりません!
よし坊さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-01 23:51:13)

4.《ネタバレ》 あの時代の映画にしてはよくできていると思いましたが、悪い人がとことん悪く、善良な人がとことん善良である点がちょっと物足りなく感じました。悪人だけどかわいそうな人とか、悪から善に転じる人がいるともう少し物語に厚みが出ると思います。レジーナの娘が、善良を絵に描いたような人物だった点が特に不満です。あの母親に育てられてあのように善良に育つか疑問です。ホレスは妻がああいう行動に出ることを予想して、あの家を脱出すべきだったと思いますが、彼は善良ですから、悪人の行動を予測できなかったのでしょう。教訓は、「配偶者は慎重に選べ」ということでしょうか。 チョコレクターさん 7点(2004-10-31 21:33:51)(良:1票)

3.ベティ・ディヴィス扮するレジーナが夫を見殺しにするシーン、凄い迫力です。このシーンだけでも観る価値有り。正に鬼気迫るという以外表現のしようがない。うーん、ワイラー監督は階段を使った画面構成がうまいっす!テレサ・ライトの可憐さが胃もたれしそうなアクの強いストーリーを救ってます。後年、エリザベス・テイラーが舞台でこのレジーナ役を演じたそうだが・・・土台演技の格が違いすぎ、無謀としか言いようがない。 放浪紳士チャーリーさん 8点(2004-04-25 11:26:56)

2.《ネタバレ》 お母さんが強烈。とっても怖いんですが、ラストでは可哀想になってしまいました。結局、彼女は何を求めていたのでしょう。ブドウ畑をめちゃくちゃにする“悪戯キツネ”一家の末娘として育った彼女は、本当は家族愛に飢えた淋しい子どもだったのかもしれません。きっと愛が欲しかったんだと思います。でも愛というものがどういうものなのかわからず、満たされない心を持て余してモノやカネに走り、結果として夫と娘を失ってしまった。心臓発作をおこした夫を見殺しにする場面はかなり怖いものがありますが、彼女が悪人であるとは、どうしても思えないんです。 元みかんさん 7点(2003-10-31 09:20:52)

1.いやぁ、ベティ・デイビスがすごく恐い悪女なんですね。その恐い顔を鏡に映して見せるシーンがあるんですが、にこりともしないで強欲で冷血な女ぶり。で、弟に「笑って見せろよ、女の笑顔は男の心を動かす・・」みたいなことを言われてにっこり笑ってみせる。でもその笑顔でさえ冷たく見える。この前に「愛の勝利」という若い頃の作品を見ていて、彼女がとっても可愛くてキュートだったので驚きました。(この作品の面白いのはレーガン元大統領がちょい役で出ている。H・ボガードも)娘役のテレサ・ライトが最後に自立していくので救われます。欲深な人間たちに対して、父親が「もう十分お金はあるから(金儲けは)もういい」というのが印象的だった。 キリコさん 7点(2003-09-09 12:39:49)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.33点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1941年 14回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞ベティ・デイヴィス候補(ノミネート) 
助演女優賞パトリシア・コリンジ候補(ノミネート) 
助演女優賞テレサ・ライト候補(ノミネート) 
監督賞ウィリアム・ワイラー候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)メレディス・ウィルソン候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)ハワード・ブリストル候補(ノミネート)装置
脚色賞リリアン・ヘルマン候補(ノミネート) 
編集賞ダニエル・マンデル(編集)候補(ノミネート) 

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