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チャーリング・クロス街84番地

84 Charing Cross Road
1986年【米】 上映時間:95分
ドラマロマンス小説の映画化
[チャーリングクロスガイハチジュウヨンバンチ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2007-04-25)【M・R・サイケデリコン】さん


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監督デヴィッド・ジョーンズ[監督]
キャストアン・バンクロフト(女優)
アンソニー・ホプキンス(男優)
ジュディ・デンチ(女優)
モーリス・デナム(男優)
マーセデス・ルール(女優)
イアン・マクニース(男優)
トニー・トッド〔男優・1954年生〕(男優)
音楽ジョージ・フェントン
撮影ブライアン・ウェスト〔撮影〕
製作コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮メル・ブルックス
美術グレッチェン・ラウ
その他ジョージ・フェントン(指揮)
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【クチコミ・感想】

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11.なんと素敵な作品であることよ。私は残念ながらあまり文芸作品に親しんでこなかったのだが、そのような甘美な後悔を思い起こさせる。
いいよねぇ、本の話ができるって。

ネトフリだかアマプラだかのサムネイルにアンソニー・ホプキンスがひょいと顔を出していたので、何の気なしに見始めた。そのようなきっかけがなかったら、この愛すべき小品に出会うこともなかっただろう。VODに感謝。 麦酒男爵さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-01-05 11:14:12)

10.アン・バンクロフト、アンソニー・ホプキンス夢の共演。見つめ合い、唇を重ね・・・妄想でワクワクしながらの鑑賞。20年に亘る誠実な店員と満足する顧客との関係に於いて劇的な事は何一つ起きなかった。にもかかわらず私の安っぽい期待を超える感慨を覚えた夢の共演でした。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2017-09-26 00:24:34)

9.《ネタバレ》 ああ、しみじみと人生というものが凝縮したような良い話でした。ついに彼女がロンドンを訪れた時は相手はもういないし、店も看板を下ろしている。人生ってこんなものだ。大切なことは必ずしもタイミングが合わないまま、いつのまにか手から零れ落ちる。でも確かに存在した、その意味の大きいこと。
「大切にする世界観が一緒」なので20年も続いたアメリカ女とイギリス男の交流。恋ではなく、友情ともちょっと違う。現実生活のほんの数パーセントを占める出来事だけど、心を完全に預けられる相手。互いがそう認識する関係はなかなか稀有だ。夫婦でもそうはいかない。
主張のはっきりした、いかにもウーマン・リブ創成期の女性像のアンと、物静かで見識の深いアンソニーは好対照な二人でした。
戦時の世相も織り込んだエピソードは興味深いし、書店員が脇でちょこちょこと現われてはいなくなったりして時の流れを感じさせる脚本も巧みです。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-08-23 00:34:42)

8.20年以上に渡るNYの作家の女とロンドンの古本屋の男との心温まる文通の軌跡。手紙のやり取りと、NYとロンドン、2人のそれぞれの日常と人間模様が淡々と綴られる100分に満たない小品。手紙のやり取りに急展開があるわけでもなく、会いたい思いが募り飛行機に飛び乗る劇的な展開があるわけでもなく実にゆったりと淡々としている。最初はただの書籍の注文と納品のやり取りから始まり、気が付けば文通相手になっていた。遠く離れているけれど互いを思いやり合う手紙の内容と二人の関係に心が温まる。友情のような愛情のような。そんな二人を演じる主演二人の繊細な演技が見事です。ドラマチックな出会いもうっとりするようなキスシーンも無いけれど素敵なロマンスでした。大戦終了から60年代末までの各時代背景や英米の文化の違いが垣間見える手紙の文面とそれぞれの日常の描き方、そこに挿入されるユーモアも素晴らしい日本未公開作品。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-16 11:47:19)

7.永年米英間、文通をしてきた作家志望の女性と古本屋の男性。愛情とも油状ともつかない深い絆。
HRM36さん [DVD(字幕)] 10点(2010-07-07 19:24:29)

6.ホプキンズとバンクロフトの2人が直接絡むシーン無しで、ここまで印象深い作品に仕上がるとは、やはり2大俳優の力量ということでしょう。ラブ・ストーリーというよりも、人間が生きていく中で、他者と関わることの重要性を改めて気付かせてくれるドラマという感じです。ただ、イギリス文学や聖書、あるいは古書に関するある程度の知識がないと、少しきついような気もします。そっち方面は、全く門外漢なので手紙のやり取りも内容が良く分かりませんでした(笑)。逆にそれが新鮮だったりすると、案外楽しめるかも…。 鳥居甲斐守さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-13 21:35:41)

5.アン・バンクロフトとアンソニー・ホプキンスの二大名優の競演だけあって、演技は申し分なく、それを観ているだけでも満足はいきます。ただストーリーにイマイチ面白みを感じられず。悪くはないけど、今ひとつピンとこない。多少でも劇中に出てくる本に対する知識があまりないことも影響しているのかも。 MARK25さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-18 22:35:22)

4.アン・バンクロフトの熱演もあり、心温まるいい話。ただ、個人的にはもう少し印象に残るシーンが欲しかったかな。最後のシーンは感動させられますね。 ゆたKINGさん 6点(2003-03-12 10:21:27)


3.ロンドンの古書店員にイギリス男優アントニー・ホプキンズ(アンソニーに非ず)、ニューヨークのマイナーな女流劇作家にアメリカ女優アン・バンクロフトを配したキャスティングがまず見事。終戦直後から60年代後半あたりまでの風俗を巧みに織り込みながら、二人の心の交流を描く技法もうまい。最後に作家が古書店員の思い出に浸りながらイギリス文学を称えるシーンには、涙を抑えることができなかった。ただ、本好き、イギリス文学好きでない人には、どのように受けとめられるか? アチオさん 9点(2002-11-04 00:25:24)

2.『日の名残り』を見てこれこそサー・アンソニーの演技だよ、と思われた方はこの映画もお勧めです。淡々と進む手紙のやり取り。でもそこに人と人との温かい想いがあって、それが積み重ねられて、最後の方は心がほんわかします。ラストのアン・バンクロフトの台詞にはニッコリしてしまいました。こういう映画は好きですね~。 フォックスさん 7点(2002-08-07 23:04:59)

1.短くコンパクトなのに緻密で、上品なユーモアに包まれた、全く愛すべき先品 らすてのさん 10点(2001-10-18 19:18:11)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 7.82点
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6327.27% line
719.09% line
8436.36% line
919.09% line
10218.18% line

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