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ミュージック・オブ・ハート

music of the heart
1999年【米】 上映時間:123分
ドラマ学園もの実話もの音楽もの
[ミュージックオブハート]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-15)【Olias】さん
公開開始日(2000-09-09)


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監督ウェス・クレイヴン
助監督ニコラス・マスタンドレア
キャストメリル・ストリープ(女優)ロベルタ・ガスパーリ
アンジェラ・バセット(女優)ジャネット校長
エイダン・クイン(男優)ブライアン・ターナー
クロリス・リーチマン(女優)アスンタ・ガスパーリ
キーラン・カルキン(男優)レキシー(15歳)
ジェイ・O・サンダース(男優)ダン
マイケル・アンガラノ(男優)
グロリア・エステファン(女優)イザベル・ヴァスケス
アイザック・スターン(男優)本人
塩田朋子ロベルタ・ガスパーリ(日本語吹き替え版)
山像かおりイザベル・ヴァスケス(日本語吹き替え版)
原康義ブライアン・ターナー(日本語吹き替え版)
高山みなみレキシー(15歳)(日本語吹き替え版)
麻生美代子アスンタ・ガスパーリ(日本語吹き替え版)
川島得愛(日本語吹き替え版)
くまいもとこ(日本語吹き替え版)
根本泰彦(日本語吹き替え版)
さとうあい(日本語吹き替え版)
大川透(日本語吹き替え版)
伊藤栄次(日本語吹き替え版)
音楽メイソン・ダーリング
作詞ダイアン・ウォーレン"Music of My Heart"
作曲ダイアン・ウォーレン"Music of My Heart"
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕
挿入曲ジェニファー・ロペス"Baila"
アリーヤ"Turn the Page"
撮影ピーター・デミング
製作メリル・ポスター(共同製作)
ニコラス・マスタンドレア(製作補)
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
配給アスミック・エース
美術ブルース・アラン・ミラー(プロダクション・デザイン)
ジョージ・デ・ティッタ・Jr(セット装飾)
ロバート・ドーソン[タイトル](タイトル・デザイン)
衣装スーザン・ライアル
編集パトリック・ルシエ
字幕翻訳戸田奈津子
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【クチコミ・感想】

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113.《ネタバレ》 「実話だから凄い」と言ってしまえばそれまでかもしれないが、この映画や元になったドキュメンタリー「Small Wonders」について調べてみれば、その凄さも半端でないことがわかる。
その凄さは冒頭から現れる。引っ越しの荷物が何とヴァイオリン50艇、いくらヴァイオリンを教える音楽家といえど簡単ではないだろう。そして息子二人を使って自らを音楽教師として売り込み、子どもたちを熱心にかつ厳しく指導していく。
この主人公ロベルタを演じているメリルが何と言ってもすばらしい。DVD特典の中で、実在のロベルタさんがメリルを「私の歩き方から話し方まで何もかもまねて、私自身になりきっている」と絶賛しているほどだ。
またこの映画がすばらしいのは、ロベルタと子どもたちの物語に終わることなく、芸術としての音楽が学校教育にいかに大切かを知らせていることだと思う。
日本でもそうだが、主要科目(受験科目)から遠い存在とされ、音楽はあってもなくてもよいもののように考えられることもある。そしてそれが予算削減の対象にもなってくる。
この映画では、ロベルタの考えに多くの音楽家たちが賛同し、子どもたちと一緒に出演するという快挙までやってのけたのだ。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-22 15:15:23)(良:2票)

112.なんというんでしょうか。エピソード的に短すぎるんですよねー連続ドラマとかでやった方がいいような題材と思います。家庭的な事情から先生になって、その後の子供たちとの向き合い方の変化とか子供に対する愛情みたいなものが伝わってこないんだもの。 f takaさん 5点(2001-10-23 01:48:04)(良:2票)

111.《ネタバレ》  学校・教育を舞台とした実話ベースのサクセスストーリー。てっきり、あるヒーロー像を映画化したよくあるパターンかと思いきや、ちょっと趣きが違いますね。主役の女性教師はどちらかと言えばよくいるタイプのスパルタ教師。感情の起伏が激しいし、『先生の資質』は普通のほうだと思います。ストーリーの大半は、生徒や親、家族や同僚に助けられているという側面が大きいです。ですが、これはこれで悪くないですね。
 バイオリンを忘れたり、練習をしてこなかったりした生徒に厳しくあたりますが、その理由がわかった後では素直に謝る姿勢に、人としての暖かさを感じます。この辺りの強弱のつけ方、魅せかたが凄く良い。なんと言っても、この作品は人と人との支えあいをリアルに感じられるので、見ていて心癒されるものがあります。
 ただ、プライベートなエピソードのほうが感情的かつ感傷的なシーンが多いため、相対的に学校でのメインのストーリーのほうが殊更淡々とすすんでいるように感じます。更には実話ベースになっているだけあって、いろいろなエピソードを次々とほうりこんでくるので、一つのエピソードの掘り下げはほとんどありません。伝記的なストーリーですから、中盤から終盤にかけては事実を並べただけになっています。ジャスティンの死もそう。隣の女の子からバイオリンを渡されるのもそうです。小さなトラブルやハードルくらいだったら時間の経過とともに自然に解決もしくは自然消滅しちゃっているので、もの足りなさを感じてしまうところはあります。ただ、そのぶん最後まで大団円で突き進むので安心してみていられるのも良さと言えば良さか。感動はしきれないですが、ハッピーな気分になれるし元気はもらえますね。 たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-04-02 06:15:50)(良:1票)

110.《ネタバレ》 ヒステリックな中年女は大の苦手。
でも、この情熱には動かされる。
演じるメリル・ストリープもさすがに巧い。
熱血教師もの、音楽ものは好きなジャンル。
調子よくテンポはいいが、深みがないのが惜しい。
実話に基づいた物語のせいか、障害を克服するのがあまりにアッサリとしていて、挫折や葛藤が少ない。
そのため感動も控えめに。 飛鳥さん [地上波(吹替)] 5点(2015-03-22 00:29:27)(良:1票)

109.《ネタバレ》 途中まではメリル演じるバイオリンの先生の私生活の問題と学校でのバイオリンの指導、この並行して進む2つの物語の軸がうまく機能していないように感じられました。しかしバイオリンのクラスが存続の危機に立たされて以降は先生の情熱が周りにいる人々の心を動かし、その支援の輪が少しずつ広がっていってカーネギーホールの感動的なラストを迎える終盤の展開には素直に感動しました。メリル演じる先生のちょっときつい人物像はあまり好きになれなかったですが、この先生役を通して人間が心の中に併せ持つ強さも弱さも見事に演じたメリルの演技力の凄さをあらためて実感する作品でもありました。 とらやさん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-29 22:13:21)(良:1票)

108.先日観た、ヒラリー・スワンク主演「フリーダム・ライターズ」(6点)を観た際、プロットが似ているこの作品の事を不意に思い出し10年ぶりに再見。実話の映画化という事で、良く言えば感動一直線、悪く言えば美談めいた予定調和的なものになりそうな、この映画の出来を底上げしたのは、ひとえにメリル・ストリープという女優の硬軟自由自在な演技力のおかげだと思います。彼女の魅力が作品の印象をよりクリーンなものにしていますね。ここ数年の、メリル・ストリープ出演作をずっと観ていますが、やはり彼女ほど、演じる役柄に対し真摯に取り組んでいる役者っていうのはハリウッドではなかなかいないんじゃないかな。年を経る毎に役柄が狭められいく女優という職業で、彼女だけは数年後までオファーが途切れないっていうのも納得出来ます。今年のアカデミー賞授賞式で、ケイト・ウィンスレットに「自分を含め、他の候補者4人もメリルと同じ土俵に立っているなんて信じられないと思う」と敬意を払ったスピーチをされるのもむべなるかな。DVD特典未公開シーン、ロベリタ・ガズバーリご本人のインタビューも興味深かった。 放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-19 12:52:50)(良:1票)

107.はっきり言って本作で取り上げられた話は、確かに「心温まる出来事」ではありますが、全く大した問題じゃありません。情操教育等に貢献してるとは思うものの、ヴァイオリンのクラスが無くなったって大勢に影響はない。スポーツ・クラスでも美術クラスでも、他にいくらでも代替は利く(むしろ教育予算をカットしなければならないほど逼迫した市の財政状況の方が緊急の課題)。そんな題材をそこそこの感動作に仕上げてある脚本は、中々上手かったと思います。また最近の伝記映画らしく、本作の主人公も聖人君子ではなく、ヒステリックでかなりの強情っ張りとして描かれてます。この意固地さがあったからこそ、彼女はカーネギーホールまで辿り着けたのでしょう。それにしても、何でまたウェス・クレイヴンなんだ…? 6点献上。 sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-03 00:03:35)(良:1票)

106.メリルストリープの厳しい教師ぶり、抵抗なく見れました。
安易に生徒に歩み寄るのではなく厳しい中に優しさ・暖かさがあり、人一倍抱いている音楽への愛情と情熱が生徒に伝わって慕われるっていうのが、イイ。
最後は、大成功を収められて良かったな。実話なので感動もひとしお。 Cloe.さん [DVD(字幕)] 8点(2004-06-17 09:11:12)(良:1票)

105.《ネタバレ》 臨時講師が音楽の授業を通して学校(クラス)を救うって、物凄く『天使にラヴ・ソングを2』な展開ですがこれはあくまで実話。天使~よりもノリ的には少し上品になっているため、面白くないという意見も当然出るとは思いますが、あちらは笑いと様々なジャンルの音楽でで音楽の楽しさを教えてくれたのに対し、こちらはヴァイオリンで、しかもバッハなどのクラシック・ミュージックで音楽の素晴らしさを教えてくれる正統派ではないかと思います。まあ、その前に正統派も何もない気がするんですが…。しかし主人公の先生は決して善意でやってるのではなく、ただ自分と子供を養うために音楽を教えるという、必要以上に美化されていない設定が決め手だと思います。ラストのカーネギー・ホールでのコンサートは本当に素晴らしいですし、かつての教え子たちや有名な演奏家たちがクラスの危機を救うために参加してくれるといった、まるで『陽のあたる教室』のような展開や人間ドラマも見逃せません。改めて、音楽はここまで人の心を動かせるものなんだなと認識させられました。 クリムゾン・キングさん 8点(2004-06-03 19:03:03)(良:1票)

104.メリルの演技は安心して見てられる。
ちょっとヒステリックで厳しい音楽教師を
うまく演じていた。

途中のエピソードが中途半端に終わってしまって
違和感を感じるところがある。
感動して思わず泣くというシーンもなかった。

でも実在の著名音楽家も参加した
最後のカーネギーホールでの演奏シーンは圧巻。
虎鉄さん 5点(2004-01-31 14:18:31)(良:1票)

103.《ネタバレ》  一緒に練習した仲間が死んだり、家庭の事情でやめなければならなくなったり、それから、旦那のことだったり、そういうものをラストの成功で全部放り出してしまっているのは、なかなかリアルだと思う。のだけれど、そこに至るまで、軌道に乗り始めたら希望一色で塗りつぶされてしまっていて、実話なのにご都合主義の匂いがしたのは否めない。メリル・ストリープ演じる先生のキャラクターにそれほど感情移入できなかったからかもしれないが。それと、編集の荒さが少し目立った。ただ、全員ちゃんと楽器を演奏していたのがいい。演奏は当てレコかもしれないが、手と音が合っているから、見ていて気持が良かった。 アイカワさん 6点(2004-01-31 06:54:48)(良:1票)

102.《ネタバレ》 へへへ、ウェス・クレイヴンがこんないかにも「感動作」ってなジャンルに手を出して、どうしたのよ~と思って観てたら・・・何と、グァルネリQのアーノルド・スタインハートを始めとして、数々の著名演奏家が本人役で登場するという仕掛け、こりゃヤラレタ! しかも、大御所中の大御所、今は亡きアイザック・スターンに至っては、セリフ付きでメリル・ストリープとぶつかりあう、異種格闘技ぶり。本人を登場させちゃうなんてこりゃまるで、ホラー映画でたとえれば、殺人シーンで本当に人殺しするようなもんだ。いくらクレイヴンでもそこまでやった事は無い(と思う。多分)ので、それまでのホラー作品を超えるギミックを投入していた訳です。参りました。ところでこの映画を2度目に観てた時にふと気づいたんですが、観ている自分の視線、自然にストリープへと引き付けられてるんですよね。やっぱりこの人、華があるなあ、と思ったのですが、後で考えると、単に感情の起伏をやたら大袈裟に表現しているからか、という気も。まあつまり、この起伏の激しい主人公のキャラが、本作の求心力(唯一の?)で、映画を面白くさせている魅力ですね。 鱗歌さん 8点(2003-12-30 23:50:35)(良:1票)

101.なんか先生がひたすらヒステリックでさ・・・子供達の(実子も含め)信頼を得るに足る「何か」が全然見えてこなかったよ。なんか時制もよく分かんなかったし。まあ実話だって事で、いい話だし、5点くらい付けとこう。ところでグロリア・エステファンは何しに出てきてたのかな?どうせならエンディングテーマ歌えばよかったのに。 C-14219さん 5点(2003-09-06 04:09:51)(良:1票)

100.《ネタバレ》 前半は主人公と子供たちのコミュニケーションの変化が面白くて集中して見ましたが、最後の方は人間のドラマではなく単なるイベント実行ドラマになってしまったのがちょっと残念でした。ただし、人の心が持つ希望とか前向きな意欲といったものをきちんと正面から称賛してみせた制作者のスタンスは評価したい。最後のメリルの笑顔もいいですね。 Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2003-03-27 00:26:16)(良:1票)

99. 「映画っていいな」としみじみ思った。子供達がキュートで音楽も温かい。ストーリーとか関係なく楽しめた。 個人的には、引っ越して行ったレイチェルとか、死んじゃったジャスティスとかを掘り下げる必要は無いと思う。「私にはどうにもできない」っていう無力さを感じるのが教師だし、それでも残った子供達は舞台に立つ、ということに励まされる。 関係無いけど、どうしてNHKの名画劇場は終っちゃったの?大好きだったのに。 Riverさん 10点(2003-03-24 00:39:52)(良:1票)

98.《ネタバレ》 皆言ってますけど、「天使にラブソング」のヴァイオリン版かと思いながら、
観てました。

どの頃からだろう・・もう泣けて泣けて・・
ラストの音楽家たちの友情にも泣けて・・

それにしてもメリルストリープがカーネギーに負けない貫禄だったなぁ・・ トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2020-04-25 11:51:55)

97.天使にラブソングをの二番煎じのような内容ではあるが、
実話である分こちらの方が元ネタなのかもしれない。

物語は主人公の女性の生活パートと教師パートの構成ではあるが、
このあたりの描き方が基本的に整理がついていないためにいいシーンの効果が薄れてしまっている。
一本線では厚みが足りないとの判断であろうが、中途半端なのでむしろマイナスの効用しかない。
生徒や家族のキャラクターをうまく活かすなり教師としての成長を描くなり、
選択肢が多かったわりにはエピソードの貧弱さが寂しい結果を産んでいる。
多分、実際のこんな事もあったのよ。という伝聞をそのまま入れただけなのでしょう。

しかし、なぜに監督がウェス・クレイブン。
音楽はやはりよいので5点 病気の犬さん [地上波(吹替)] 5点(2015-12-18 17:28:54)

96.《ネタバレ》 最初の方にまとまりが無いのは実話をベースにしているからだろうか。
でも、やはり最後のコンサートシーン(に向かっていくところとか)は感動的である。観終わった後にはごく普通の映画の感覚になるが、それもいいと思う。 simpleさん [地上波(吹替)] 7点(2015-01-12 21:09:31)

95.とってもとっても普通の映画 aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-04 00:33:27)

94.実話ベースだからかどうか、平凡の域を出ない作品でした。 Kさん [DVD(吹替)] 5点(2014-01-02 11:41:23)

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【点数情報】

Review人数 113人
平均点数 6.75点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
343.54% line
443.54% line
51412.39% line
62421.24% line
73530.97% line
81815.93% line
987.08% line
1065.31% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review4人
4 音楽評価 8.25点 Review4人
5 感泣評価 9.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
主演女優賞メリル・ストリープ候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌ダイアン・ウォーレン候補(ノミネート)"Music of My Heart"

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
主演女優賞(ドラマ部門)メリル・ストリープ候補(ノミネート) 

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