みんなのシネマレビュー

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る

2012年【日】 上映時間:121分
ドキュメンタリーシリーズもの音楽ものアイドルもの
[ドキュメンタリーオブエーケービーフォーティーエイトショウマストゴーオンショウジョタチハキズツキナガラユメヲミル]
新規登録(2011-12-30)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2023-08-21)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-01-27)


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監督高橋栄樹
能登麻美子ナレーション
出演AKB48
作詞秋元康「ファースト・ラビット」
主題歌AKB48「ファースト・ラビット」
製作東宝
NHKエンタープライズ
企画秋元康
配給東宝(東宝映像事業部)
編集伊藤潤一
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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8.《ネタバレ》 ラジオが好きで良く聴いてるけど、いろんな局でいろんなパーソナリティーが絶賛してる本作。まったくAKBに興味の無い自分でも、「そんなにスゲェのか!」と半信半疑で見に行きました。うん、スゲエ!面白かったです。悔しいかな、今年映画見た映画の中でもかなり上位に入る作品でした。やはりライブ裏舞台の修羅場が見せ場でしょうか。舞台裏からメンバーが飛び出していく様は、塹壕から飛び出し突撃していく兵士たちのようです。出番が終わり、メンバーが途切れること無く階段をドカドカ下りて戻ってくる場面は、おかしな夢を見てるようでした。高橋みなみに支えられながら、前田敦子が笑顔で踊りだす瞬間は鳥肌もので、「AKBってこんなにカッコイイ人たちなのか~」と思わず感動しました。しかし、感動はしましたが、引いてみて見ると、「こいつらって、結局良くも悪くも『一流を超えた二流』なんじゃないの」と思ってしまう。「凄い素人」って感じ。浅瀬で溺れてジタバタしてるように見えちゃうんですね。落ち着いて普通に立てよと。それじゃつまんないのかな?良くも悪くも、プロの仕事とは思えない舞台裏でした。ちなみに自分はこの映画を見て「華麗なるヒコーキ野郎」という映画を思い出しました。あの映画も、ヒコーキ野郎たちの夢を描きつつ、エンターテイメントの恐ろしさも描いている映画だったと思います。このドキュメンタリーの「オレたちの戦いはこれからだ」的なラスト。華麗なるアイドル野郎(?)たちですねー。 ゆうろうさん [映画館(邦画)] 9点(2012-03-20 16:23:46)(良:1票)

7.《ネタバレ》 huluに4つくらいあったDocumentary of AKB48のうちの、一番評判の良かったこれを見てみることにしました。
内容としては震災のあった2011年の復興応援と、前田敦子が1位に返り咲いた一番ワイドショーが盛り上がった年のAKB総選挙があった年ということで、
その裏舞台とインタビューがメインになっており、充実の内容といえるかと思いますが、逆に、他の3本の内容が気になってしまう。
2011年は内容が濃かったからよいが、他の年は間が持たないだろうと想像がつくだけに・・・
でもまあ、アイドルという仕事も端から見ると楽に金の稼げる商売に見えるのだが、大変だということがわかった。
過密スケージュールと極度の緊張から、または狭いスペースの舞台裏でバタバタから熱中症など、さまざまな悪条件で過呼吸に陥ったり、疲労困憊で倒れたりしても、
舞台に立つ時はアイドルとして、何事もなかったようにニコニコ笑顔を振りまかなければいけない。
もしも、私の娘がアイドルになりたいなんて言い出したら、まずはこの映画を見ろといいたいと思った。ちなみに、娘はいないが(笑)
アイドルという仕事のドキュメンタリーとしてなら7点。AKB48の歌が聞きたい人には歌のシーンは少なめで物足りないかもしれない。 シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-06-16 14:18:32)

6.AKBより完成度の高いK-POPほうが好きで、未熟さが目に付くAKBにはまったく興味はなかった。
ところが、このドキュメンタリーにはAKBの魅力が詰まっている。
AKBファンでなくても結構楽しめるものに仕上がっている。
秋元康は音楽としての完成度より、ドラマ性を重視してプロデュースしているのがよくわかる。
苛酷な試練を与えて追い込むことで、少女たちに何かしらのドラマが生まれる。
そのドラマ性に多くの人が魅了されるのだろう。 飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 6点(2013-05-28 19:03:51)

5.《ネタバレ》 ああ、嫌いだ。本当に、全くもって、嫌な作品だった。心の底から、この映画は嫌いだ。しかしそれも仕方の無いことだと思います。AKBに、正しく言うとアイドルに特に思い入れも無い私が興味本位に手に取ったことが間違いだったのでしょう。
私はスタジオジブリのドキュメンタリー作品『もののけ姫はこうして生まれた』が大好きなのですが、無茶苦茶な作画枚数に忙殺され私生活を犠牲にしてもアニメの完成に命をかけるアニメーターの姿は非常に格好いいものです。本作でも少女たちが過密なライブスケジュールに翻弄され過呼吸を起こしながらも舞台に立つ姿が魅力的であるのは分かります。しかし「フライングゲット」なる曲の曲調やダンスに一切の魅力を感じなかった私には何の感動もありませんでした。大変なんだろうけどその結果生まれる曲がこれなのねっていう。別にアイドルソングをどーだこーだいう気はないですが。それよりも「良くこんな劣悪な状況で頑張れるなあ。反抗したりしないんだろうか」という疑問を強く感じました。まあ反抗なんかしたら辞めさせられるんですかね?
もっと意地を悪く言うと、プロはどんな状況でも完璧であるものです。それがプロです。パフォーマンスが下手なら解雇されるし、失敗は基本的に許されないもの。過呼吸でバタバタ倒れていきそれでも立ち上がる彼女たちを感動的に撮っていますが、個人的には只のNG集&少女虐待のような気がします。まだプロになるには精神的にも肉体的にも未熟であるからだと思うんですが。但し彼女たちはそれでも満足なんでしょう。傷つきながら夢をみるのですから。
この言葉は映画自体を全否定しているようで絶対に使いたく無かったのですが、この映画にだけは言わせてもらいます。”私が見るべき作品では無かった。” 民朗さん [DVD(邦画)] 0点(2013-02-14 22:55:47)

4.前作より遥かに見応えがありました。ただ、皆様のように熱く語る言葉を持ち合わせません。ですから一言だけ。河西智美さん、元気そうで何よりです。 目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-11-18 20:28:54)

3.すべてを観終えて、「少女たちは傷つきながら、夢を見る」というタイトルが痛烈に突き刺さった。
“彼女たち”は、自らの夢を追い、それを達成するために必要な「喪失」に対する「覚悟」が半端ないと思えた。
文字通り「身を削りながら」彼女たちは、ステージに立ち続け、笑顔を見せ続けているということを、このドキュメンタリー映画は想定を超える濃密さで、ファンであるかどうかなど全く関係ない次元で、観ている者にぶつけてくる。

今をときめくアイドル達の等身大の姿、なんて言い回しが非常に生温く思える。
そこに映し出されていたのは、"アイドル”という人生を生きる少女たちの「生身」の姿だった。
ドキュメント映像の大部分において彼女たちは笑っていない。慟哭し、怒り、憔悴している様が延々と羅列される。

前田敦子は払拭できない孤独感の中で倒れ、大島優子は凛とした立ち振る舞いのすぐ裏側で打ちひしがれ、髙橋みなみは次々に倒れていく仲間たちすべてを引っぱり満身創痍で突っ走る。
華やかな大ステージの舞台裏は、「戦場」という比喩が決して大げさではないほど悲愴感と混沌が渦巻いていた。

“アイドル”という「綺麗事」を大衆に売る彼女たちが、もっともその生き方が「綺麗事」ではないことを知っている。
汗にまみれ、涙にまみれ、世間のおびただしい視線にまみれ、どのようなスタンスで、どのようなプロセスを経たとしても、“センター”に立つ者が「正義」であるということを、全員が本質的に理解している。

汗も涙も悲しみも怒りも、時にはスキャンダルまでもが自分自身の「売り」になるということも、
震災で荒れた被災地を巡ることも“大人たち”の戦略の一部だということも、
自分たちの存在のすべてが“つくられたもの”だということも、
そしていつかはそれに終わりがくることも、
すべて、彼女たちは知っている。

そんな「リアル」さえ、彼女たちは踏み越えて堂々とステージに立ち続けているのだ。
大人たちの思惑や、世間の蔑みや批判なんてどうでもいい。
訪れた被災地の子供たちが、一瞬であれ悲しみを忘れ、心から喜び熱狂している。
彼女たちにとって、その“事実”以上に価値あるものなどきっとない。 鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 9点(2012-09-21 23:24:22)

2.《ネタバレ》 これは凄いドキュメンタリー。面白い!壮絶!泣ける!
最初の5分くらいの被災地でのちっちゃいコンサートのシーンでいきなりグっと来てしまった。被災地の観客が満面の笑顔で歓迎するんだもの。身一つで、あれだけの人を喜ばせられるんだもの。行く方も相当なプレッシャーがあったろうし。やっぱアイドルって凄い!
前作は岩井俊二絡みのこともあって、とにかくアイドルを綺麗に撮ろうという事が先行していて、まるっきり中身のない作品に見えた。しかし、本作は180度違う!例えブサイクな姿であろうとアイドルの生の感情、表情をバシバシとスクリーンに映しだす。こんなアイドル映画が今までにあっただろうか。こんな姿を見せちゃえるところが、AKBの強みなのかもしれない。
こんな姿すら売り物してしまうのがAKBであり、秋元氏なのである。
鬼 畜 め !
こんな若い娘に人気の序列をつけるって恐ろしい事よ。選抜で1位になった前田敦子、2位になった大島優子の二人の複雑な感情を描くシーンは素晴らしく、泣きそうになった。
本作は傑作であると賛辞を送りたい。
そして、もう一度秋元氏に言いたい
鬼 畜 め ! すべからさん [映画館(邦画)] 9点(2012-07-17 23:55:34)

1.《ネタバレ》  
AKB48とは”少女らが傷つきながらも夢に向かう「人間劇場」である”…それが、この映画に捧げる評です。
正直、自分はAKBが好きです。だから客観的じゃない事や、マニアにしか分からない評価も多分に有ると思う。けど、そういった見方をするのも間違いではないと考えるようになった。
…エンターティンメントとして受け皿の大きい映画もあれば、一部のマニアにしか分からない映画も嫌と言うほど有る。
例えるならSF映画として作るのに「誰でも楽しめ(理解でき)る映画」を必須のコンセプトにする必要はない。
SFマニアにしか分からない映画は、それで意味があると思うから。
ただ、前回よりも初見の人でもそれなりに楽しめるのではないだろうか?
理由として2つ。
1つめの理由として、単純に去年よりも(好き嫌いは別として)AKBの知名度が上がったため「この人ら誰?」とはならない抜群の知名度が完成している。
言うなれば「覚える気がなくても覚えてしまう」と、これを体現できてるアイドルは現代の情報過多時代において他に類を見ないだろう。
2つ目の理由…それは今回は「震災復興」、そして「スキャンダルを起こしたメンバー」の両軸、そして国民から注目を浴びたAKB総選挙の視点で、普通のTVメディアでの”綺麗ごと”を排除し、如何に栄光(復興)に向かってもがき、立ち上がるかを描いているところ。
復興の手段においては、専門家や興味のない人間にとって稚拙に映るかもしれないし、確かにもっといい戦略はあるかもしれない。
けども、確実に嘘ではない熱を持って立ち向かっている事に胸を打ち、何らかのメッセージを感じ取れると思うので、食わず嫌いの見地からでも観てほしい。
故にAKB好きの人間にしか分からない映画にした事に大いなる意味を感じ、今回のレビューとしたい。

個人的に総選挙2位になり、バックステージで泣いていた大島優子が胸を打った。
AKB全体を考え、1位の前田敦子を心から祝福したのも本当の彼女。
けど、はやり芸能で生きる者として悔しくない訳がない。
1位に返り咲いた前田敦子にメンバーの祝福が集まる中…
そんな大島優子に無言で笑顔を見せる篠田麻里子と小嶋陽菜。
2人を見た瞬間…初めて大声で子供のように号泣する優子。
そら、俺も泣くわ。(汗) 映画の奴隷さん [映画館(邦画)] 8点(2012-02-14 01:03:45)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.75点
0112.50% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
6225.00% line
7112.50% line
8112.50% line
9337.50% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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