みんなのシネマレビュー

左きゝの拳銃

The Left Handed Gun
(左ききの拳銃)
1958年【米】 上映時間:102分
ドラマウエスタンモノクロ映画伝記もの
[ヒダリキキノケンジュウ]
新規登録(2006-08-24)【青観】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん


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監督アーサー・ペン
キャストポール・ニューマン(男優)
川合伸旺(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小原乃梨子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
市川治(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲村秀生(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中康郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
清川元夢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ゴア・ヴィダル
音楽アレクサンダー・カレッジ
撮影J・ペヴァレル・マーレイ
製作フレッド・コー
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
衣装マージョリー・ベスト
編集フォルマー・ブラングステッド
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【クチコミ・感想】

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9.《ネタバレ》 ○親分が殺されるまでの本題に入る早さはすごい。○主人公の内側も割と描かれており、ポール・ニューマンが演じただけあった。 TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-06-11 20:56:56)

8.《ネタバレ》 ビリー・ザ・キッドの生涯を描いた伝記作品だというから、何かあったら即逆切れ、不気味な笑みを浮かべながら次から次へと発砲と乱射を繰り返す、という光景を勝手に想像していたら、意外に地味で堅実な内容でした。導入部分からして弱々しさ全開ですし、この辺で覚醒して大暴走開始か?というシーンでも、あっさり逃げたり捕まったりしています。それはそれでなかなか興味深い描写の手法なのですが、それならばむしろ知名度の影に隠れたもろさや小ささという点をしっかり描いてほしいところでした。これならその辺の使いっぱの兄ちゃんとあまり変わりありません。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-06-10 01:05:05)

7.《ネタバレ》 これがアーサー・ペン監督のデビュー作なんですか?すごい。最初からちゃんとしたクオリティですね。
私はポール・ニューマン好きなので、ひたすら彼の魅力を堪能しておりました。
まだ若き日の、屈託のない笑顔と、ふとした時のあの眼光。そしてほとばしる色気。さすがは名優です。
ビリー・ザ・キッドの人柄はどのようなものであったのかは推測するしかないのですが、
人情を大切にする、とっても性格のいい側面と、ものすごく強烈な衝動性、その二つが見て取れますね。
無軌道に突っ走っちゃう、大人らしく振る舞うことがほぼ不可能な奴で、これでは遅かれ早かれ破滅してしまうでしょう。
でも、根はいい奴だからこそ、後に引く切なさがある映画になってます。
うちの敷地では面倒は起こすなよと言われてからの、最後の一人をやっちゃうシーンがなかなか緊迫感ありました。 あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-06 23:28:36)

6.《ネタバレ》 几帳面というよりは神経質なまでのカメラの切り返しや場面転換、かなり張り切って撮ってるなあ、という印象を受ける、アーサー・ペン監督の劇場デビュー作。赤丸急上昇中の(←どういう意味なんだろう)ポール・ニューマンを主役に据え、ビリー・ザ・キッドの生涯を描く訳ですが、そういう手堅い演出の中に、意外性のある構図が光ります。写真撮影中で首を動かせないビリー(この写真は昨年オークションにかけられ、230万ドルで落札されたそうな)と仇の男との緊迫したやりとり。斃れた男の横に立ち続けるブーツのユーモラスな残酷さ。ラストにおけるビリーと対峙するギャレット。はたまたポール・ニューマンも活き活きとビリー役を演じ切っており(こういう「過剰さ」には賛否両論もあるでしょうが)、本作を観ていると、『俺たちに明日はない』のペン監督、ここにあり、という感じもいたします(後付けの印象やろ、と言われりゃ、ま、そうなんですけど)。ただ、後半、ビリーが破れかぶれになっていくに従い、映画自体が破れかぶれというかゴチャゴチャした印象になってしまうのは、ちょっと残念でもあるのですが・・・。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-15 09:22:10)

5.《ネタバレ》 21世紀の日本人がこの映画から見て取れる教訓は2つ。

(1) 暴力に暴力で対抗すると、どちらかが全滅するまで暴力が続く。
(2) 思慮のない者に拳銃のような強力な武器を与えるのは危険である。

序盤はビリー・ザ・キッドに少々同情の余地もありますが、あまりにも短絡的で後半まで続きません。周囲の人間を次々と不幸にする、疫病神でしかない。当時の人からも、疫病神扱いされたのでしょうか。 アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-05 21:12:48)

4.《ネタバレ》 2012.04/12 2回目鑑賞。監督、主演、題名から観たい作品だったが、観たときもうひとつだった記憶あり。特に4人に射殺されるシーン、2人との決闘シーン、家を放火されるシーン、いずれも納得できない。これではキッドが善人でポリスと市民が悪人、この脚本が話題になったのだろうか?-1点。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-13 08:02:55)

3.ビリー・ザ・キッドものはこれ以外には『ヤングガン』とペキンパーの『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯 』ぐらいしか見ていないが、ビリーの人物像はこの作品のビリーが最も納得のいくもので、作り手もおそらく一番重要視したのはリアルなビリー像だったんじゃないだろうか。復讐の影で多くの人に迷惑をかけ、多くの命をないがしろにすることに気付かない血気盛んでいて浅はかにすぎる青年をニューマンが熱演。粗野な一方で教養の無さをコンプレックスに思う子供っぽさがニューマンのファニーフェイスとまたしっくり合う。パット・ギャレットがえらくかっこよく描かれているが、ビリーのおそらくは史実であろうエピソードに時間を使いすぎて出番が少ないのがもったいない。アーサー・ペンのデビュー作らしいが、銃撃戦の合間やラストのギャレットと対峙するまでの沈黙の時間がなるほどアーサー・ペンらしいと思った。 R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-12 14:11:03)

2.ビリー・ザ・キッドの死までを追った映画。もっとも史実に近いらしい「ビリーザキッド21歳の生涯」と大筋は似ているが、こっちの方が概ねテンポが良いので肩に力を入れずに楽しめる。テンポがいいだけに若干端折りすぎで行動に説得力を欠くところもあるが、ビリー自体に興味がそれほどない身としては、逆にこのくらいの方が丁度良かった。ポール・ニューマンという配役は人のよさそうな笑顔と衝動的なキャラクターとの共存がイメージとしてのビリーに良くあっていたように思う。精神的に熟成していない衝動性をもった子供として描かれている点も、個人的イメージのビリーに合っていた。 MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-14 17:29:44)

1.テレビで二度鑑賞している。白黒映画。観賞後ずいぶんと時間が経っているので、断片的な記憶しかないが、面白く見た。ニューマン演じるビリー・ザ・キッドが正義感溢れる若者に描かれていたように思う。他のキッド作品と比較してみると楽しい。 ジャッカルの目さん [地上波(吹替)] 6点(2007-02-04 21:54:24)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.11点
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5222.22% line
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7111.11% line
8111.11% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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