みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 あまり馴染みのないイラン映画。しかも政治的に難しいものを抱えるアフガニスタンが舞台ということで、観る前は構えていた。しかし演技というにはあまりにも自然な子供の表情、お涙頂戴的な演出が一切無い、このふたつに心の壁は簡単に突き崩された。ほのぼの系なのかな、と、無防備になった精神にラストの「自由になるには死ぬしかない」というメッセージが突き刺さる。失礼しました。そんなに甘いもんじゃないんだね。救いのない物語のわりには後味がそれほど悪くないのは、暴力も子供のゴッコ遊びの範囲を決して出ない上品さ故だろうか。原題の元になった言葉が「仏陀は破壊されたのではない。恥辱のあまり自ら崩れ落ちたのだ」であることは押さえておいていいと思う。それにしても10代の女性がこれを監督したという事実には驚いた。 【皮マン】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-12-08 15:33:00) 3.ハナ監督の前作が素晴らしかっただけに、この作品には期待していました。 アフガニスタンの状況など伝わってくるのですが・・・ 私の正直な感想は、ちょっと残念だったと言うことです。 監督は若さも才能もおありなので、次回作に期待します。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-07-07 21:41:33) 2.《ネタバレ》 1人の少女の視点から見つめたアフガニスタンの現状。学校に行くために必要なノートすら買う事が出来ない少女。家にあった卵を売り、ようやくノートを買う事が出来た時の嬉しそうな表情がとても印象に残ります。学校に行きたくて、勉強したくて仕方が無いのにその機会が与えられず、ようやく手にしたノートを見つめる表情は学ぶ事への喜びに満ち溢れていた。一方、学校に行くこともノートを買う事も当たり前、嫌々勉強していた自分の子供の頃やお受験で子供の頃から親の意思で勉強をする日本の今の子供と比較した時、この少女の嬉しそうな表情がなおさら胸に迫るものがあった。そしてそのノートを持って学校に行く途中、タリバンによって破壊された仏像の前で学校にも行かず大勢の少年達が興じるのは「タリバンごっこ」。そしてこの少年達によってやっと手に入れたノートが無残に引きちぎられていく。それを黙って見ているしかない少女。この国の現状への痛烈な批判に受け取れた。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-03 11:53:23) 1.《ネタバレ》 ダンサーインザダークの不快さごとき、これに比べればママゴトである・・というような 評論家の感想を読んで俄然興味がわいて行ってきました。 結論としてはそれほど不快でもなかったです。一言で言うと、イラン版初めてのお使い。 但し、日本のそれは平和の中での初めてのお使いなんですが、 こっちは戦争というものが子供にまで浸透してるという世界でのお使い。 ぐっとくるとこもあったが・・・いいたいことはわかるが、やはり掘り下げ不足。 もっと非情に残酷でもいいと思いました。 やはり監督の若さとやさしさがでてしまった作品。 点数にするとイマイチになってしまいますが、見過ごせない佳作です。 映画館まで見に行けとはいいませんが、DVDで出たなら一度は見ておくべき作品だと思いました。 【うさぎ】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-05-03 01:50:22)
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