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エノケンの頑張り戦術

1939年【日】 上映時間:74分
ドラマコメディモノクロ映画
[エノケンノガンバリセンジュツ]
新規登録(2004-11-27)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2009-03-04)【イニシャルK】さん


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監督中川信夫
キャスト榎本健一(男優)稲田
音羽久米子(女優)芸妓菊龍
柳田貞一(男優)会社の課長
宏川光子(女優)文子
如月寛多(男優)三田
原作小国英雄
脚本小国英雄
音楽栗原重一
撮影伊藤武夫
製作氷室徹平
配給東宝
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【クチコミ・感想】

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2.エノケンは別に好きではないので、それほど面白くはなかったが、主演二人のもの凄いアクションシーンに圧倒された。

頸を捻るシーンは、これがほんとに頚椎がやられちゃうんじゃないか、と観ているこっちが心配になるくらい無理に捻るのだ。

按摩のシーン→頸を捻る→取っ組み合い→寝技→ボクシング

、とアクションは流れるように展開され、この作品がコメディであることを忘れさせるほど、スピーディで、ど派手なアクションシーンであった。

これほど危険なアクションシーンはかつて観たことがない。
ハリウッドのどんなに有名なアクション映画でも、この二人のアクションには到底及ばないであろう。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-09-05 08:46:04)

1.怪談映画のイメージが強い中川信夫の初期のエノケンものです。エノケンと如月寛多はお互い意地と見得を張り合う会社のライバルでしかも家が隣同士、ということから頑張り戦術となるわけです。オープニングからその二人が揃って家を出る線対称な画面は、その後も列車の中、会社の食堂、温泉・・・と引き継がれ、その対称ぶりは、テニスの試合を見る観客のように右へ左へ慌しくカメラがパンすることにより二人のライバル関係の滑稽ぶりをこれでもかと増幅していきます。小国英雄さんのオリジナル脚本は「弥次喜多道中記」で笠の取り違えを生かしたようにここでも、防弾チョッキと浮き袋チョッキの取り違えが生かされ、按摩に扮したエノケンのナンセンスなアクションがこれでもかと炸裂し、怒涛のコメディ作品に昇華しております。妻の宏川光子の背中で赤ちゃんに扮するエノケンは、宏川の表情が真面目なだけに大笑いしました。最後の最後まで強情っ張りな二人のオチも決まって、エノケンワールドは幕を閉じていくのでありました。めでたしめでたし~。 彦馬さん 8点(2005-03-08 23:05:10)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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