香華

1964年【日】 上映時間：201分

（ ドラマ・モノクロ映画・小説の映画化）

[コウゲ]
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監督	木下恵介
キャスト	岡田茉莉子(女優)	朋子
	乙羽信子(女優)	郁代
	田中絹代(女優)	つな
	加藤剛(男優)	江崎
	北村和夫(男優)	敬助
	岩崎加根子(女優)	安子
	菅原文太(男優)	杉浦
	内藤武敏(男優)	村田
	奈良岡朋子(女優)	江崎の妻
	柳永二郎(男優)	叶楼々主
	村上冬樹(男優)	大叔父
	桂小金治(男優)	呉服屋の番頭
	宇佐美淳也(男優)	神波
	三木のり平(男優)	八郎
	田中晋二(男優)	八郎（少年時代）
	岡田英次(男優)	野沢
	杉村春子(女優)	太郎丸
	田村正和(男優)	江崎の息子
	長山藍子(女優)
	野々村潔(男優)
	浜村純(男優)
	稲葉義男(男優)
	宇治みさ子(女優)
原作	有吉佐和子	「香華」
脚本	木下恵介
音楽	木下忠司
撮影	楠田浩之
製作	木下恵介
	白井昌夫
配給	松竹
美術	梅田千代夫
	伊藤熹朔
編集	杉原よ志
録音	大野久男
照明	豊島良三

【クチコミ・感想】

1．木下恵介における母は、親としての母よりも、家族の軸としての母としてより重要だった。「二十四の瞳」の生徒と女先生もそのヴァリエーションだったわけ。でも本作では、あくまで娘と母との関係が中心。家なしでやっていこうとした娘（岡田茉莉子）と母（乙羽信子）との葛藤の話。家族の軸になろうなんてこれっぽっちも思っていない母をめぐって、家という枠から脱した一代記ものドラマがドロドロと展開するところが、木下としてはかなり異色作である。家から浮いてしまった女性だから、あれまで墓に固執したということで、家のモチーフは底に潜んではいるのだけれど。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点（2008-02-06 12:16:44）

【点数情報】

Review人数			1人
平均点数			6.00点
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