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MEMORIA メモリア

MEMORIA
2021年【コロンビア・メキシコ・仏・英・タイ・独・中・スイス】 上映時間:136分
ドラマファンタジー
[メモリア]
新規登録(2022-08-03)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2022-08-09)【Cinecdocke】さん
公開開始日(2022-03-04)


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監督アピチャッポン・ウィーラセタクン
キャストティルダ・スウィントン(女優)
ジャンヌ・バリバール(女優)
脚本アピチャッポン・ウィーラセタクン
製作アピチャッポン・ウィーラセタクン
製作総指揮ティルダ・スウィントン
配給ファインフィルムズ
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 全体的に長回しが多くて、総カット数は少ない。だけどカメラがめまぐるしく人の動きを追うことはなくて、あくまで固定ショットとゆっくりとした移動ショットが主体。 舞台は南米のコロンビアですが、あえて観光名所的なところは外していて、どこか怪奇現象ドキュメンタリーのようなところがある。 ジェシカ (ティルダ・スウィントン) の風貌がどこかオカルト風なのも、うまいキャスティングではないだろうか。 そして、映画を包み込むような静寂の中において、ジェシカの脳内に響き渡る怪音、無機質な機械音、人間による楽器の演奏、、ありとあらゆる「音」だけが異彩を放ち、映画にリズムを与えているような節がある。 あの「音」が何に聞こえるかもそうだが、個人的には、この映画自体が「心理テスト」のようなものと思っていて、観た人それぞれの心が感じたもの、それが答えでいいと思ってる。例えば私なら、この心理テストから浮かんだのは、これはジェシカにまつわる輪廻転生と、その既視感 (デジャヴ) の物語。これは音によって導かれた、ジェシカの前世を巡る旅、と考えている。もしかしたら、ジェシカは、頭蓋骨に穴の空いた太古の少女の生まれ変わりなのかもしれない。だから、あの「怪音」は少女の頭蓋骨に風穴を空ける音か、あるいは、この化石を発掘した掘削機の音である、と私は勝手に想像するが、全ては憶測の域を出ない。(だが、そう考えることによって、この得体のしれないストーリーは、つじつまが合う気がしている) 魚の鱗を取る男のエピソードはこれから考えるとして、飛び立つ宇宙船の遊び心にはジャ・ジャンクー監督「長江哀歌」へのオマージュを感じた。 この世には、化学では説明のできない "何か" が存在すると思うし、そういう知的探究心のある方には強くオススメしたい映画ではあると思う。 タケノコさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-02-05 11:08:53)


2.《ネタバレ》 アピチャッポン監督、初鑑賞。
ヘルツォークを思い出させるような文明批判映画と感じた。

人類の記憶の中に、西欧文明だけでは不可侵な分野がある、そういうメッセージを受けた。
あのラストの宇宙船が、その象徴だろう。

幻聴のする女性と、石の声が聞こえる男性。
この二人の邂逅に物語は大きく盛り上がる。
そして聞こえてきたのが・・
砂浜での箱の中に主人公が閉じこめられていて、それをハンマーか何かで、
叩いて、箱をこじ開けようとする声だ。

これが宇宙船なのか(放射線とか言ってる)、彼女を殺そうとした別のなにかがあったのかは分からない。
(ただ素直に考えると、この女性は宇宙から来た人じゃないか?と思えるのだが・・)
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2023-01-28 20:55:50)

1.頭内爆発音症候群に罹った監督の実体験を元にしているという。

固定カメラによる常軌を逸した長回し撮影に、眠気と共にハッとさせられる"音"の数々が挿入され、
夢か現か彷徨い歩く超自然的な感覚と同化する。

本作を撮ったのは、かつてカンヌで最高賞を受賞したアピチャッポン・ウィーラセタクン。
母国タイでの制作環境の改善のなさから海外に拠点を移した初の外国語映画だ。
『ブンミおじさんの森』で撃沈した自分にとって、久々の監督作視聴となったが、
やはり既存の映画文法から外れた対極的な作りであるため、
本当にそういう風に割り切らないといけない。

お酒を飲んで、照明も外界の環境音もシャットアウトした視聴環境で、
人間をダメにするソファに埋もれながら見ることをおススメする。
無意識に委ね、何度も反芻して初めて、本作が傑作だという結論に辿り着くのかもしれない。
(再視聴次第では評価が変動する可能性あり)。 Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-09-02 23:59:39)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.33点
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