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フミ子の告白

2009年【日】 上映時間:2分
コメディアニメ青春ものショート(短編映画)
[フミコノコクハク]
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監督石田祐康
作画石田祐康
美術石田祐康(背景)
編集石田祐康
録音石田祐康
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【クチコミ・感想】

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1.後に『ペンギン・ハイウェイ』を手掛ける監督が大学在学中に手掛けた自主制作で、
そのクオリティの高さから当時のアニメーション界を騒がせた。

片想いの男子にフラれたフミ子が帰り道に、ふとしたハプニングから坂を大きく下りまくるだけだが、
一途な想いを代弁させるような圧倒的な疾走感と、それに付随するカバレフスキーの「道化師のギャロップ」が加わり、
実写活劇を思わせるカメラワークとありえないアクシデントが作品の魅力を引き出していく。

作品のほとんどを占めるサービスシーンはお構いなしにとにかく"勢い"が大切で、
若き才能の情熱が炸裂しているかのよう。
わずか2分半の長さながら、青春だなぁと思わせる爽快感が詰まっていた。

監督の他作品でも言えるが、別にカットしても問題がないのに、あえてサービスシーンを貫くあたり、
宮崎駿や細田守に近い性癖を感じる。
ストーリーを組み立てるのが得意ではないことも共通しており、今後のキャリアは脚本次第だろう。
Cinecdockeさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-10-15 22:01:11)

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Review人数 1人
平均点数 7.00点
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