みんなのシネマレビュー

パスト ライブス/再会

Past Lives
2023年【米・韓】 上映時間:106分
ドラマラブストーリーロマンス
[パストライブスサイカイ]
新規登録(2024-04-22)【ころりさん】さん
タイトル情報更新(2024-04-30)【Cinecdocke】さん
公開開始日(2024-04-05)


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キャストグレタ・リー(女優)ノラ
ユ・テオ(男優)へソン
ジョン・マガロ(男優)アーサー
配給ハピネットファントム・スタジオ
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 恋人もちゃんといたはずのヘソンは、やっぱりノラが一番好きなんだって気づいたのか、それとも気まぐれでニューヨークへ行ったのか。
人生のちょっとした隙間に、かつて愛した人のことを思い出すのは理解できる。
愛し合っていたならなおさらそうだろうけど、本作の場合は、恋すら始まっていなかった幼馴染を忘れられない設定。
それは大いなる勘違いで独りよがりだよと言ってやりたい気もするが、なにせヘソンがいい奴過ぎて、まあやるだけやってみろよと背中を押したくなってしまう。
そしてノラの夫のアーサーも底抜けにいい奴で、最初から白旗上げて二人の再会を見守るって、なんだか切ないけど、でもきっと自分でもそうしてしまうだろうなと思わされてしまった。
ニューヨークでの再会は、心の距離が近づくにつれてカメラも二人に近づいて、お互いの表情が読み取れるようになるのは憎い演出。
ラストの「その時にまた会おう」は、最近の映画のセリフの中で一番ぐっときたかな。
いや、佳作。 roadster316さん [映画館(字幕)] 8点(2024-05-03 13:21:21)★《新規》★

2.《ネタバレ》 見終わるといくつかのシーンが頭から離れない。本当に美しい106分間でした。

主人公のノラは小学校時代にソウルからカナダに移住し、いまは家族とも離れて作家としてニューヨーク暮らし。ノラの小学校時代の(両想いの)幼なじみヘソンは、途中で兵役や上海に留学した期間もあったけど、基本的にはソウルにとどまっている。NYで自分のキャリアを追求してどんどん前へ進んでいくノラと、ソウルでなんとか暮らしながら、いつも同じメンバーの男友達と焼き肉屋でのやりとりを繰り返すヘソンの描き方は、とても対照的。二人は10年前にSkypeを介して遠距離でやりとりするも、結局会えないまま。そして現在のNY、結婚したノラのもとにヘソンが尋ねてくる。24年ぶりの再会は果たして・・・というストーリー。

広告や予告編のイメージでは、コリアン・アメリカンの女性がかつて恋人だった一途なイケメン韓国男性とNYで再会、というキラキラ恋愛ストーリー風だったのだけれど、実際見てみたら全然違ってた。たしかにヘソンは一見イケメンではあるのですが、NYに降り立った彼の野暮ったさ。今どき英語も片言でいつも自信なさげ。それでも、ノラと時間を過ごすうちに、彼の迷いや気持ちが、台詞というよりも佇まいや表情、語っている言葉の裏側から少しずつ見えてくる。その過程が、とても自然で、リンクレイター監督のカップル再会ものの傑作『ビフォア・サンセット』を思わせる、自然な会話と態度の変化が、雨のニューヨークを舞台に丁寧に描かれていました。

そして象徴的な場面の数々。冒頭のノラと夫のアーサーそしてヘソンの3人の並び。子ども時代のノラとヘソンが別れる「分かれ道」。そして、ラストのウーバー車を待つノラとヘソン。どれも台詞はほとんどないのですが、空間の切り取り方と間の取り方がすばらしく、どれも脳裏に焼き付いています。とくに、ラストのノラのアパートを出て歩くシーンは、「無言であることに悶絶する」屈指の名場面です。これを映画館で味わえたのが一番の幸福だったかもしれません。やっぱり大作以外は配信に偏りがちな映画鑑賞習慣を見直さなきゃと思いました。

結局、ノラとヘソンは、子ども時代の「分かれ道」で言えなかったことを言うために、24年間かけてきたわけですが、「あの時こうしていたら、ありえたかもしれない二人の姿」を思いながらも、「いま」を抱きしめるラスト。こんなド直球な大人の恋愛映画、本当に久しぶりでした。冷静にみれば、アーサーもヘソンも「いい人」過ぎて、ちょっと主人公にとって都合良すぎな感じもありますが、それを補って余りある美しいシーンの数々と自然な会話の脚本をぜひ堪能してもらいたい。

蛇足ですが、FacebookやSkype(とくに着信音)が、ひと昔前のノスタルジックな感情をかき立てる小道具としてとっても効果的だったのには、時の流れを感じました。 ころりさんさん [映画館(字幕)] 9点(2024-04-25 07:52:19)

1.好き嫌いや相性って人それぞれなのは理解していますが…
自分には魅力的なヒロイン像として感じ取れなかったので、なんでそんなに彼女に未練タラタラなのっていう思いが先行してしまいます。
このような理性的で寛容な人生とは無縁と自覚していますが、観終わってしばらく抑制的な緊張感と切なさの余韻に浸っている自分が意外でした。 ProPaceさん [映画館(字幕)] 7点(2024-04-23 16:52:54)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
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7133.33% line
8133.33% line
9133.33% line
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【アカデミー賞 情報】

2023年 96回
作品賞 候補(ノミネート) 
脚本賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2023年 81回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)グレタ・リー候補(ノミネート) 
外国語映画賞 候補(ノミネート) 
監督賞 候補(ノミネート) 
脚本賞 候補(ノミネート) 

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