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MAROKO/麿子

1990年【日】 上映時間:90分
ドラマコメディアニメファミリー
[マロコ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2011-10-02)【イニシャルK】さん


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監督押井守
勝生真沙子四方田麿子
古川登志夫四方田犬丸
玄田哲章室戸文明
山寺宏一多々羅伴内
立木文彦カラオケ男
紗ゆり
緒方賢一四方田甲子国
鷲尾真知子四方田多美子
永井一郎ナレーター
原作押井守
脚本押井守
音楽川井憲次
作曲川井憲次「御先祖様万々歳!」/「立ち食いの歌」/「時の番犬」/「興信所は愛を信じない」
編曲川井憲次「御先祖様万々歳!」/「立ち食いの歌」/「時の番犬」/「興信所は愛を信じない」
挿入曲古川登志夫「立ち食いの歌」
玄田哲章「時の番犬」
山寺宏一「興信所は愛を信じない」
鷲尾真知子「興信所は愛を信じない」(コーラス)
製作布川ゆうじ
編集森田清次
録音千葉繁(録音監督)
若林和弘(助手)
あらすじ
息子一人と両親で構成される四方田家。彼等が住まう都心のマンションに、ある日突然「息子の孫」と名乗る少女が現れた。少女の名は麿子。息子と同じ17歳の孫――という非現実的な存在の処遇を巡って家族は対立し、徐々に崩壊を始めてゆく。果たして、麿子の正体とは?

ヨグ】さん(2006-04-24)
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【クチコミ・感想】

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8.劇場用に編集されたアニメ作品でよくあるパターンだけど、重要なシーンがカットされてるので、面白さは半減してると感じる。
本編の御先祖様万々歳!は30分が6話分なので、ちょっと長い映画だと思えば、一気に見られなくもないのにね。
舞台演劇のような不条理コメディをアニメでやるというのが斬新で、超一流の声優陣が饒舌に台詞を畳み掛けてくるのが楽しい作品。
タイムパラドックスの考察でつい妄想してしまうことではあるけど、倫理的に問題のある非常識な物語である。
直接的な描写は無いものの、R15指定くらいの際どいテーマではあると思います。
問題のシーンをカットしたのも倫理的な配慮をしたということなのかも知れない。
本編がNHKで放送された際に急遽放送中止になったらしいけど、その辺りが倫理規定に引っ掛かったのだろうか?
編集なしの3時間の映画だったなら、もっと点数を付けたくなるような問題作です。 もとやさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-06-12 17:14:34)

7.両親と息子という典型的核家族に未来から来たという息子の孫がやってくる、というシチュエーションを与えて、後は延々とアドリブで展開させてるような内容。
まあ、所詮家族なんて観念的なものでしかなく、記憶によって繋がっているのみなんだ、と指摘したかっただけなんだろね。
何も考える機会を得ず「家族」というものを受け入れている人には意味あるものになるかもしれない。

台詞の洪水は次第に快感にもなります。 カラバ侯爵さん [DVD(邦画)] 3点(2007-11-09 14:09:54)

6.押井監督が売上とか世間の人気とか、そういった物を度外視し自分の趣味だけで創り上げた作品。
以後「押井に、監督と脚本を同時にやらせるな」と囁かれる様になったとか。

非現実的な存在を招き入れた家族が崩壊してゆく様を描いた悲劇的喜劇だが、押井独特の台詞回しが非常に面白い。
舞台劇を模した画面は何処までも淡々としているものの、場を盛り上げる川井憲次の音楽は場違いな程に格好良い。
個人的に数ある押井作品の中では最も好きな作品なので、無条件で10点献上したい……のだが、本作は合計三時間になるOVA「御先祖様万々歳!」を劇場向けに再編集した物で、その影響によって一部重要なシーンが省かれてしまっている。
その為、麿子や文明の正体が中途半端なまま終わってしまっているのが、何とも残念で仕方がない。
故に2点を差し引き8点とさせて頂きます。
可能で有れば、OVA版を観る事をお奨めする。 ヨグさん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-24 11:55:38)

5.演劇に近いものって、これ、二昔以上前の小劇場演劇を模倣しただけですよ。一幕一場・六幕ものの不条理劇をアニメで再現しようという発想は面白い。しかし、最も表現に制約の無いアニメという媒体で、最も制約のある舞台劇を再現することに意味があったんでしょうか? 枷を嵌めることで新しい表現に挑戦したなんて言わせません。だって、ここには新しい表現どころか、単なるパロディしか存在してないんですもん。確かに一幕目は目新しさもあって興味を引きましたけど、以降は代り映えのしない場面と聞いたことのある様な台詞ばかりで、流石に飽きちゃいました、4点献上。 sayzinさん 4点(2004-09-21 00:07:58)

4.やたら説明的な台詞が多い(これがわずらわしいどころか凄く笑える)くせに、実際一番肝心な、というか一番知りたいところを全く説明しない理不尽さに拍手。話はこじんまりしたものですが、なぜかスケールが大きく見えてしまう。特筆すべきは映画全編に渡る独特の「間」。これは見てもらわないと説明しにくいけど、アニメではなく演劇に近いものがあります。なにが面白いと言われると困るけど、異様に自分のツボにはまってしまったのが事実。家族の絆をエスエフチックに描いてる所も好きかな。あとギャグも。絵は癖があるので好き嫌いの基準になってしまうかも(自分は大好きです)。この手のアニメはよくアニメとしての利点を問われる事が多いですが、それは止めていただきたい。映画を作る方法として、4次元と2次元がある、ただそれだけの事で、2次元ならではのなんとか~を求めるのは無意味に思います。ただこういうテーマの作品をアニメという手法で作ったとい事だけなのだから。  - @さん 9点(2003-10-03 02:09:22)

3.アニメーションの奥の深さが味わえる。まだまだ、可能性の広い分野である事も気付かせてくれる。個人的にはOVAの方が好き。 sirou92さん 6点(2003-08-13 04:13:59)

2.このアニメは、家族の不安定さをブラック的なジョークで描きつつも、その「絆」に関して僅かながらも考えさせられた。ラストシーンでは、「家族を求める悲しい姿」というものを見た気がする。OVAで、また違う見方があるのだろうが、残念ながらそちらの方は見たことがない。そちらの方も見てみたいと思わされた。そちらの方ではどのような展開、そして終末があるのだろうか…? ballさん 9点(2002-04-08 04:48:34)

1.この監督にありがちないつもの意味不明で中途半端なラストは惜しい(?)と思ったが、冒頭から始まる屁理屈な台詞回しは最高!常連の古川登志夫氏もノリに乗っていて良い!キャラクターは決して可愛い類のものではないが、個人的には及第点です。 イマジンさん 8点(2001-11-12 12:12:46)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.75点
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100.00% line
200.00% line
3112.50% line
4112.50% line
500.00% line
6112.50% line
7112.50% line
8225.00% line
9225.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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